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大豆からはじまる中東フードの旅ーピタパンを焼いてみる

大豆からはじまる中東への妄想

青森県産の大豆は全国生産8位とそんなに多いわけではないけれど、流れで仕入れることになった大豆2.5kgの消化を考えているうちに、いろいろ想像が広がり、料理が思いもかけない方向に。

青森から届いた大豆を調理する

大豆のフムス、ファラフェルと中近東を思い出す料理でもうひとつなくてはならない食材が「ピタパン」。これは大豆とは関係ない素朴なインドのチャパティのような小麦粉でできたパンで、半分に切ると中が空洞になっていて、そこにフムスやきゅうり、鶏肉などを挟んで食べるサンドイッチが美味しいんです。

 

ピタパンをつくってみよう!

ネットで見かけたレシピを参考に、全粒粉入りのピタパンをつくってみることにしました。パンだけど発酵時間もそんなに長くないし、家にいて原稿仕事などしながら合間合間でつくれそうな感じ。ピタパンの中が空洞になってるのは、なにか工夫があるのかと思いきや、粉の配合で焼くとそういうふうになるらしい…?

最近購入したフードプロセッサが大活躍

パンやお菓子づくりの大変なのは、材料の計量をしっかりしなくちゃいけないところ(数グラムの差で失敗したりする)と、捏ねの部分が面倒&労力がかかるところ。発酵時間をチェックしたりとか、二次発酵したりだとか、手間ひまがかかることに対して「効率が悪くて面倒」と思ったら絶対できない。

わたしはひと手間かけていろいろ手づくりするのは好きだけど、あまりにも面倒なのは省略したいというハイブリッド派。たまには自分の手でこねこねするのもいいけれど、サクッと機械に任せられるならそうしたい。

先日(モーター焼けちゃって壊れたけど)イタリアのパン、フォカッチャを焼いたときに、家にあった小さなフードプロセッサーで、普通のブレードで捏ねの部分をやらせてみたら、あっという間に生地が完成して感動しました。

フォカッチャも自家製で!

なので、これは捏ね機能があるフープロを買うしかない、といろいろ検討を重ね、今まで聞いたこともない国産メーカー山本電気というマイナーブランドのフードプロセッサーを買ってみることにしました。

YAMAMOTO マルチスピードミキサーMaster Cut

また別途これについては記事書きたいけど、このチョイスがかなりよかった!料理の鉄人道場六三郎さんモデルなんてのもあるらしく、いろいろよくできてる。大きさも小さすぎず大き過ぎずで絶妙。ヨーグルトメーカーの横でいい感じに鎮座しております。

 

発酵は楽しい!

フープロであっという間に捏ねて(2分くらい)丸めた生地をジップロックに入れて、少し明るい場所に置いておいたらあら不思議w、あっという間に生地が2倍近くに膨れ上がっている。この変化がなんとも愛おしいんだなあ。なんだろう生命の不思議っていうの?(笑)

それを6等分して軽く延ばして鋳鉄のスキレットで焼けばあっという間にピタパンの出来上がり。発酵の待ち時間が必要だから、捏ね始めてから出来上がりまで2時間くらいはかかるけど、作業自体はらくらく簡単なのがうれしい。

 

ピタパンの中がうまく膨らまない問題

いい感じに焼けたピタパンなんだけど、どうも中が全部は膨らまず、カットしてもナンみたいな分厚い生地になっているものも数枚ありました。原因は何かな〜?と思ってたんですが、もしかしたら単純にドライイーストの量が少しだけ少なかったのかもしれない。

と思って今、念のためググってみたら、そう簡単なものでもなさそう。意外とピタパンふくらませるのムズいのかも。

これさえ押さえればピタパンが確実に膨らむ2つのポイント!

ピタパンは薄く伸ばした生地を高温で焼くと中に空洞ができるのだそう。あまり生地が分厚すぎてもいけない。下火が弱いと膨らまない、この2つがポイントみたい。うーむ修行は続く…。

フムスとともにピタパンを食べる

 

最終目標は大豆のフムスと
ファラフェルを挟んだピタパンサンド

とりあえず今フムスとピタパンはできたので、あとはファラフェルを作れば、中東3大フード?は制覇できそう。このあたりの食べ物はヨーグルトもよく使われるので、ヨーグルトメーカーで作った自家製ヨーグルトも活躍できるし最高。

ピタパンにピクルスとレタス、フムスを挟んで食べる

青森から届いた大豆を調理する
【ヨーグルトメーカー活用】1日で出来る自家製白味噌の作り方

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