梅仕事
梅雨というのは、その時期に梅の実がなるから、という話は聞いたことがあった気がするけれど、今年ほどその由来を実感する年はなかったんじゃないかな。
大磯に越してきて驚いたのは、5月頃からスーパーや産直の目立つ場所にビニール袋にもりもり入った梅が売り出されていたこと。しかもその梅はかなりの確率で地元産。大磯・二宮・小田原あたりから採ってきた地物がほとんど。
西湘地域は梅の産地
小田原や大磯の北側にあたる秦野あたりは有名な梅林もあるけれど、その梅林と「産直で地元産の梅が売ってる」ってことは梅仕事ー梅干しとか梅酒とかをつくるーのに最適ということ。
とはいえ、うちはお酒をほとんど飲まない家なので、梅酒つくってもな・・・と最初はなかなか手が出せないでいた。けれど、シロップならもしかしたらうまく使えるかもと思い、まずはチャレンジしてみることに。
梅シロップをつくるのは簡単だった
必要なのは密封できるビンと氷砂糖、梅、以上!
まるごとの梅を買ってきたら、水で洗って、軸を爪楊枝みたいなので取って乾かすというその作業がちょっと面倒といえば面倒だけど、なんとなく「ていねいな暮らし」感を勝手に感じたりして、わたしには楽しい作業でした。
何パターンかつくったけど、写真のは新生姜のスライスも入れた「梅ジンジャーシロップバージョン」。
梅シロップは炭酸水で割るのがおすすめ
出来上がった梅シロップは、ホットでもアイスでも楽しめるけど、夏の間に大活躍したのは炭酸水割り。飲む人はハイボールに入れてもきっと美味しい。炭酸水で割った梅ソーダはさっぱりした風味で、特に真夏には大活躍しました。
そしてその後、残った梅をジャムにすることにしたのですが、そこから秋まで怒涛のジャム制作まつりがはじまったのです。そんな話はまた次回・・・。