ハノイの旧市街周辺を歩いてみた
ハノイ旧市街にあるブティックホテルにチェックインし、少し休憩した後、近くをお散歩。9月のハノイは雨季でも雨がことさら多いようで、傘と羽織ものを持ってお出かけします。

ホテルの周辺だけでも楽しい
宿泊したホテルはGolden legend Hotelという小さなブティックホテル。小さなビルを1棟をホテルにしていて、小さなバルコニーもついていました。そこから向かいのビルや家屋の植木や生活道具が置かれていて、庶民の日々の生活の様子がかいま見られるのがなんだかよかった。



場所も車通りの多い道から1本入った路地にあって、ところどころに木々の緑もあるので雰囲気がよく、気に入りました。
眼の前と隣のレトロな建物が有名カフェのようで、オシャレな若者たちがたくさんいました。前のカフェは有名バリスタもいるような美味しいコーヒーロースターのようで、行ってみたかったけど、今回は時間的にうまくタイミングあわず。

人だかりができていた聖ヨセフ大聖堂
Grabでホテルに向かう際に「なんだこれは」と驚いた大きな教会風の建物は「聖ヨセフ大聖堂」というところでした。通常「ハノイ大聖堂」と呼ばれていているそう。この前でとにかく記念撮影する人がたくさん!


なんだかおめかしした人がたくさんいるなあと思ったら、近くで白いバラを売っている人などもいて、それを買ってセルフィーとかするのが流行り?みたい。結構な売れ行きでした。




オシャレなカフェも屋台メシも
オシャレなカフェでキレイなワンピ着て写真撮ったりする若者も多いけど、屋台というかテイクアウトのバインミー(ベトナムサンドイッチ)屋さんで、プラスチックな屋台椅子でもぐもぐ食べるのも人気。




若くてエネルギッシュでパワフル
この日はベトナムの独立記念日につづく4連休だったようで、とにかく人がすごかった!ホワンキエム湖近くの広場にはものすごい人。おそらくいつも以上に出店なども出ていて、賑わっていました。



交通ルール?なにそれおいしいの的な
昔よりは減ったのかもしれないけど、ベトナムはまだまだバイク天国。カブは減っているようにみえたけど、スクーターに2人乗り、3人乗りは当たり前。雨でも当然カッパを着て乗ってます。
いわゆるレインコートではなくて、上から被って荷物も保護する大きいポンチョ型がよく使われてる様子。


そしてみなさん、交通ルールを守らない方がとても多い。車はさすがにだけど、バイクの信号無視は当たり前、クラクション鳴らしまくり。なんというかエネルギッシュではあるんだが、うかうかしてると轢かれるという危機感を持って歩いてないといけない、という感じで。
静けさ、落ち着き、路上の美しさよ…
そして、路上に落ちてるゴミや紙くず。それぞれお店の人が掃除したりはしてるのだろうけれど、まったくマナーが追いついてないというか、街路樹のまわりにゴミが散乱してたりするのは普通の光景で。
パワフルで、エネルギッシュで、うるさくて。それが今の日本にはないワクワク感を生み出しているから、「ああ、アジアにきたなー。そうそう、こういう感じだよね」って思う反面、特に旧市街のあたりは、道も狭くて落ち着きはないし、洗練という言葉からは遠く。その猥雑さみたいなものがめちゃくちゃいいと思う一方で、日本って静かだよな…と思ったり。


訪日外国人の気持ちがちょっとわかった
日本にくる外国の人の感想に「organized」整理整頓されている、きちっとしている「clean 」清潔、キレイ、ゴミ箱ないのにゴミない みたいなのをよく聞いていて、「まあそりゃそうだけど、そんなに強調するほどか?」と思っていたのだけれど、特にアジア各国からやってきた人は、「静か」「規律正しい」っていうのを実感するだろうなー、ちょっとそんなこと言う気持ちもわかるなと思ったのでした。

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