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JR高松駅周辺、2時間だけ空いたら何する?やっぱりうどんのハシゴ!? 旅先での過ごし方ベスト3

こんにちは!旅人ワンダラーユウコ(@moana_blueです。
ゲストハウスの取材を兼ねつつ、海外だけでなく国内もあちこち旅しまくっています。今回は、取材だけでなく、個人的にも「住んでみようかな」と思ったこともある香川県高松市、高松駅周辺での楽しい時間の過ごし方をご提案します!

高松駅近くで2時間の自由時間、さて何する?

高速バスやJRの特急、はたまた島へ渡る前にちょっと時間が空いたけどどうしよう?
そんなときって結構ありますよね。

そこで、わたしだったらこうするな〜という過ごし方をお教えします!

1. もちろんうどん店のはしご、ですよね?

香川といえばうどん。県自ら「うどん県」と名乗る位ですから、相当プライドと気合が入っています。

さぬきうどんは、コシが命。だしで食べるうどんもいいですが、できればここはしょうゆうどんや釜揚げうどんのようなシンプルな食べ方をしてもらいたい!冷やしたものと、温かいものもありますので、1杯目は冷で、2杯目は温で、とかいろいろ工夫してはしごうどんを楽しむのはいかがでしょうか?

というわけで、はしごしてでも食べたい駅から比較的近いうどん屋さんをご紹介します。

わたしは基本四国では「ぶっかけ」中心

高松駅近く!朝5時から営業:味庄

早朝からやってる!ってだけでポイント高い。しかも駅の裏手なので行きやすい。まずは普通においしいさぬきうどんを食べたいってときに。最近は全国どこでもセルフスタイルのうどん屋さんあるので、ぶっかけとか温や冷の違いなどみなさんわかっているかと思いますが、個人的にはコシを味わうなら「冷」ですね。トッピングにしょうがを多めにかけるのも忘れずに!

独自路線!地元人の支持厚し:手打十段うどんバカ一代

ここは店名もそうですけど、ちょっと変わったカルボナーラパスタのようなうどんがあるのでおもしろいです。わりと住宅街というかわかりにくい立地にあるんですが、駐車場もたくさんあって、ホントに地元に愛されてるんだなーというのがわかるお店。他とはちょっと違う特徴がある(&もちろん美味しい)ので「また行きたいな」って思えるお店ですね。

ちなみにこのうどん屋の近くにあるゲストハウス若葉屋さんもとてもキレイで、ふんだんに観光情報があり、ベッドまわりもしっかりしていて、オーナーファミリーは押し付けがましくなくしかし親切という、個人的にはTHE模範!なゲストハウスなのでオススメですよ。

肉うどん+卵かな?

 

ひそやかにうまい:さか枝

香川県庁の奥あたりにあるうどん屋さんです。
ここもたぶん2回くらい行ってるんですが、ものすごく印象には残ってないものの、平均レベルを越えた「ふつうにおいしい」うどん屋さんだった気がする。商店街からは逆方向ですが、駅からお散歩がてら歩ける場所にはあります。空港からのリムジンバスの降車場所を「県庁通り・中央公園前」にして、そこから歩いて行くのがスマートかな。

値段が・・・インフレ一切なし!昭和で止まっている

「だし汁」が入っていて蛇口から出てくる。結構衝撃!当然セルフで自分で!

 

セルフのトッピングが評判:竹清

香川のうどん屋さんは必ず「揚げ物」をトッピングに載せます。
その揚げ物の質もまた、うどんとの美味しさのハーモニーを語る上では切っても切れない関係。ここは「半熟卵」の揚げたものが有名で、それをトッピングに乗せて食べると一粒で二度美味しい的な感じ。

個人的には揚げ物載せるとき「ちくわ」「かしわ(鶏肉ですね)」「野菜のかき揚げ(だいたいすごく大きい)」あたりをお皿に入れて、適宜うどんに乗せて食べるのが好きです。釜玉とかもいいですけどね!

これはちくわ+なす&レンコンの野菜コンビ

営業時間に注意!(夕方〜夜はやってないお店も多いよ)

香川ではうどんは「朝か昼に食べるもの」。農作業の合間にちょちょっと食べるような感じでセルフうどんの店も発展したようです。どのお店も3時までとか、夜はやっていないところが多いので、営業時間は要確認です。逆に夜だけやってるうどん+居酒屋みたいなところもあるので、そういうところでは上品なお出汁タイプとか、カレーうどんとかそういうセルフスタイルでは食べることが少ないうどんを選んで食べるのがオススメです。

2. 意外といい!栗林公園の庭園

栗林公園(りつりんこうえん)は、江戸時代の庭の様式が今も守られている国の特別名勝公園です。公園っていうと遊具があって、というイメージですが公園というよりは「庭園」と言ったほうがわかりやすい。金沢の兼六園、岡山の後楽園などと似たような感覚で訪れるといいかと思います。

 

国の特別名勝に指定されている文化財庭園の中で、最大の広さを持つ栗林公園は、高松藩主松平家の別邸として、歴代藩主が修築を重ね300年近く前に完成しました。緑深い紫雲山を背景に6つの池と13の築山を巧みに配し、江戸初期の回遊式庭園として、すぐれた地割り、石組みを有し、木石の雅趣に富んでいます。
春夏秋冬と四季折々の風物にも恵まれ、ここに咲く花々は、一千本もの見事な手入れ松とともに一歩一景といわれる変化に富んだ美しさを醸し出します。ーうどん旅ネット説明より

 

盆栽スタイルで刈り取られた松や岩が配置された池やお茶屋など、日本の伝統的なお庭の雰囲気が楽しめます。

 

 

大きな池の周りに起伏に富んだ地形で山や谷を表現し、池の周りを散策できるように造られた大名庭園は、広い園内を回りながら様々な景色を楽しむのが最大の魅力です。広大な敷地に6つの池、13の築山を有する栗林公園は、江戸時代初期の大名庭園として優れた地割り石組みを有する南庭、明治以降に近代的な公園として整備された北庭にわかれており、それぞれの多彩な景色をぜひ堪能してください。

 

最近はミシュラン・ガイドに3つ星紹介されたため、外国人観光客の姿も多く見られるようになりました。ただわたしが訪れた3年前の段階では、いろんな展示されている館や看板の説明が日本語ONLYのものがほとんどで、また字も小さく見づらかったので、これはもっと改善したほうがいいのにな、と思いました。今はそのあたりだいぶ改善してるといいな。

北側の池は和風じゃなくなんとも幻想的な雰囲気でこれはこれでよかった

こんなお茶屋さんでも「うどん」あり

栗林公園の庭園とうどんコンボもありですよね。公園に行ったあと(または前)にうどん屋に行く、と。

 

3. 北浜alleyのナイスなお店巡り

こちらはオシャレ女子向け。アート好きな方におすすめのプラン。食事もいいけどインスタ撮りたい!とか、アートに触れたいの!という人はぜひ北浜アリーと呼ばれるエリアへどうぞ。

駅やフェリー乗り場からちょっと離れている(徒歩15分くらい)&交通の便もよくないのですが、北浜アリーにはすごくおもしろい店が密集しています。
その中でも、Cafe UMIEと BOOK MARTEさんは行っておきたいお店のひとつ。本屋さんのほうはまだ行ったことがないのですがチャンスがあれば次回ーと思っています。なんというかかなり都会っぽいカルチャーシーンがここには息づいている感じがします。

 

その他、ショッピングでいうと、高松が誇るアーケード街、高松丸亀町商店街の中にあるまちのシューレ 963は、衣食住のセレクトショップ。ここもなんというかとても都会の匂いがするというか、全国の「これぞ」という商品たちが集められている&近隣地域のよいものを発掘・紹介しているお店です。

数年前に行ったときは、平日だったからというのもあるし、そもそも店の規模が大きいので、すごく空いてて、「こんなにいい店なのに大変だな〜」なんて思った記憶があるんですが、今もあるのがうれしい。今後は高松、インバウンド需要ももっと増えるはずなので、がんばってもらいたいなーと密かに応援しております!

豪華ドームの設備よりも、その下で行われている地道なマルシェやフェアがすばらしい

 

番外:ことでんに乗って仏生山温泉に入る

2時間しかないときはたぶん時間的に難しいですが、もし自由になる時間が3〜4時間あって温泉好きなら、ことでん(琴平電鉄)に乗って、仏生山温泉に入るプランはいかがでしょう?

ここは、一応日帰り温泉ということになってますが、もともと仏生山を拠点に活動されているデザイナーの岡昇平さんのご実家だったそうで、いわゆる大型の大衆的なスーパー銭湯スタイルではなく、かなりスタイリッシュなライブラリー&食堂がついた日帰り温泉。

ここがすごいのは、施設のカッコよさだけではなくて、結構「泉質もいい」こと!あとお風呂のつくりがかなり珍しい。中庭があるようなスタイルで、すごくゆっくりできます。

さらに、この温泉ができた影響もあるのか、この界隈におもしろい人が集まってきて、ユニークなお店が少しずつ増えてきています。まちぐるみ旅館というプロジェクトも少しずつ拡大して進んでおり、楽しいエリアなので、1日このあたりをうろうろ楽しむのも、高松リピーターの方にはよいかと思います。

▶コロカルに蓮蕾された岡さんによるまちぐるみ旅館の解説
高松市ののどかな郊外で、始まったこと。仏生山まちぐるみ旅館

夜の仏生山温泉エントランス

仏生山の駅ちかくにあるローカルうどん屋(「そば始めました」が個人的にツボ)

半日あるなら島巡りをオススメします!

瀬戸内(せとうち)は、小さな島が本当にたくさんポコポコとあり、それらの島々をアイランドホッピングのように巡るのはとても楽しいです。が、しかし!そこは島。渡るためには船の時刻を気にする必要があり、車でパーッと観光するのとは違い、かなり時間に余裕をみて、船のスケジュールに合わせ、予定を詰め込みすぎない必要があります。

瀬戸内国際芸術祭の期間中はフェリーが増便されたり、島内をめぐるバスなどが周回することもあります。展示作品を全部見たい!と欲張りたい気持ちもよくわかりますが、あまり詰め込みすぎずのんびり数点の展示を見られたらラッキー♪くらいの気持ちで臨むと幸せ気分が高まります。

女木島の港

なので空き時間2時間くらいじゃ島に渡らないほうがいい!
けれど、半日あるなら高松港からすぐの女木島・男木島などに渡ってほのぼの島じかんを楽しむのもおすすめです。特に直島や豊島は高松からは少し時間がかかるので、女木島・男木島・大島あたりが無難かな。

男木島の猫

男木島から直島方向を見る

高松港近くからみた夕焼け空

うどん県旅ネット(なかなかよくできてます)

地方自治体、県や市町村、または観光協会がつくるWebサイトって、特に個人旅やドライブ旅行でない場合、あまり使い勝手がよくないことが残念ながら多いのですが、こちらは各場所へのアクセス方法(電車やバスを使う場合)もくわしく説明されており、また新しいサイトのため字が大きくて見やすい(スマホフレンドリー)なのもポイント高いですね。

うどん旅ネット

香川・金比羅宮/日本の里山と自然は奥深いーその2 
冬の関空から常夏のタイへーWanderer’s Travel Vlog #008

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