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モロッコ女子ひとり旅。5日間あったらどこ行く?何する?10のマストと3つのおまけ。

モロッコは女子がキュンキュンすることだらけ!

こんにちは!旅人ワンダラーユウコです。
モロッコはアフリカの中でも交通機関や治安の面で旅がしやすく、かつ日本では絶対見られないアラビックな雰囲気が楽しい国。女子が喜ぶ雑貨的な小物やナチュラルコスメなどもあるし、いわゆるインスタ映えしまくる場所だらけでした!そこで今回はわたしがひとりでモロッコを旅した中でここがよかった!これはやっとけ!的な10のMUSTをご紹介します。

ひとりでも歩いてるだけで十分楽しめる

女子ひとり旅で気になるのが治安や旅のしやすさ、衛生面ですが、これもタイなどのアジア諸国の旅ができる人ならまったく問題なし!屋台とかちょっとこわい・・・って感じる人は、少し価格が高めの宿に泊まり、自分の感覚で「いやだな」とか「ダメ」って感じるお店には近寄らないのがいいです。

逆にイメージだけでこわいって思っていても、行ってみて「おもしろそう」とか「楽しそう」って感じるのであればそれは基本的にGO!まわりの状況をよくみつつ、自分で判断する癖をつけていきましょう。

モロッコ人は基本的に気さくだけどそんなにしつこくはなかったです

ちなみに昔はモロッコは「世界で一番客引きがしつこい」とバックパッカーの間では言われている時期がありましたが、最近はホテルなどの客引き行為そのものがなくなってきてるんですよね。なぜなら「みんなネットで先に予約してるから」。

レストランなどで声がかかることはありますが、しつこく言い寄られたり危険な思いをすることは皆無でした。こういうのも「慣れ」ですね。あと友人が「若い頃はしつこかったが今は声もかけてこない」と言っていて、その言葉に安心しわたしもモロッコに行く勇気が出ました。確かにその言葉は当たっているのかもしれん。アラフォーなんて最強の存在!20代のみなさん、今のうちに声かけられまくっておきたまへ!(笑)

マラケシュ中心に10のMUST GO & DOを紹介します

マラケシュには最低2日、できれば4、5日滞在したいところ。どのくらい滞在するかによって変わってきますが、2日あれば以下の10のマストは達成できると思うので、是非参考になさってみてくださいね。

1 ジャマ・エル・フナ広場で生搾りオレンジジュースとエスカルゴ!

何はなくとも旧市街(メディナ)のフナ広場!と、マラケシュに来た人は必ず来る場所。スークと呼ばれる市場はここを起点に広がっています。大道芸人から食べ物屋台、お土産屋、カフェ・・・まあなんでもありますが、多いのが生搾りオレンジジュースの屋台。オレンジ以外もありますが、4ディルハム(40〜50円)で飲めるなんて感動レベル。眼の前で絞ってそのまま出してくれるので、衛生面も全然問題ない。どうしても気になる!って人は氷を入れるシェイク系のオーダーは避けましょう。

もうひとつ有名なのがエスカルゴ。かたつむりちゃんですね。他にもトマトと玉ねぎをきざんだモロッコサラダ、ミントティー、海鮮のフライ、モツ系の煮込み屋、もちろんタジンの無水料理などいろいろあります。ぜひ気になったものにトライしてみてください。ローカルフードを食べたいときは、お客さん層が観光客かそうでないかをよく見ているとだいたい美味しいところがわかります。(ナプキンがない屋台とか、食べこぼしなど荒れてることも多いので、ウェットティッシュ持参がベターです)

2 マラケシュ旧市街(メディナ)のスークを迷い歩く

ありとあらゆるものが売られているスーク(市場)。場所によってこのあたりは皮革製品が多いとか、骨董系とかスパイス、銀製品、陶器、日用品、カーペット系などになんとなーく分かれています。たぶん1週間毎日通っても全部は攻略できないはず。

逆に特定の「ここのこの店」に行きたいときは、地図やGoogle Mapsに頼らず、フナ広場からのたどり着き方を地元の人に聞いたりしてメモしておくとよいです。ガイドブックに住所載っててもなかなか発見しづらいので。

でもここのおもしろいのは買い物よりも散歩。中世の昔からこんなだったのかなーなんて思いながら迷い歩くのが何よりもおもしろい。もちろんあるきやすい靴でね!

3 旅行者向けのカフェで休憩。屋上テラスに上ってChill out

歩くと疲れる。で、フラフラしてるとちょうどいい感じのところに旅行者向けのカフェが出現したりします。人が入っているところは観光地価格ではありますが、法外な値段というわけでもないのでゆっくり休憩しましょう。特に夏場などは暑いので適宜休憩しないと厳しいはず。わたしが行ったのは冬だったので、ポカポカ太陽が当たる屋上テラス(だいたいどこでもある)でランチとお茶をしながら写真のチェックしたりしてました。

4 バブーシュ・タイル・革製品。お気に入りグッズを吟味

基本的に旧市街のスークではほとんど値段がついていません。交渉してなんぼ、の世界。半額から(または自分でこの価格なら買ってもいいという値段)から値段を交渉するのも楽しみのひとつ。それが面倒っていう人は新市街にあるショップに行くのがいいです。わたしは今回タイル以外はスーパーに行ってお買いもの。バブーシュも買いたい気持ちもあったけど、探す気力と交渉する体力気力が残っておらず、写真を撮って満足してしまったけれど。

他にはこんなのもありますよー(人の書いた記事ですが参考まで↓)

マラケシュの人気お土産はこれ!お洒落でかわいいお土産15選!

ミニタジン。宿では小さくカットしたバター入れとして使われてました

5 バイア宮殿・サアード朝墳墓群など歴史建造物にうっとりする

いわゆる観光名所巡りというやつですが、なかなかどうして、マラケシュの名所はいいところが多い!

インテリアとかタイルが多用されてる建物の雰囲気が好きな人は特に!わたしはスペイン・グラナダのアルハンブラ宮殿が大好きなんですが、バイア宮殿はそれに匹敵するくらいの内容で本当に素晴らしかったです。夕方入場時間ギリギリで慌ただしかったけれど人がすごく少なかったのもよかった。

こういう名所的な場所は、何時頃行くか?によっても印象が変わります。なるべく団体客など、人が多く来る時間帯を避けるのがよい。ランチ時間をずらしてその間に行くとか。

6 マジョレル庭園・メナラ庭園・Le Jardin Secretなどの庭園にうっとりする

マラケシュ、うっとりするところだらけ。
外の雑多な市場の喧騒とまったく違う雰囲気なのがまたすばらしいです。

マジョレル庭園は最近すごーーく人気のようなので、(わたしは行ってない)先に書いたように行く時間帯に注意して、作戦を練ってから行くことをオススメします。10人以上の団体さんが入っただけで一気に雰囲気変わってしまうし、入場に並んだなんて口コミもあるので。旧市街の中にあるLe Jardin Secretは入場料がちょっと高いので、逆に人が少なくてめちゃめちゃくつろげました。

7 タジン・タジン!本場のタジンを使った料理を堪能

いやータジンの料理ってちょっと前に日本でも流行りましたが、わたしは全然その流れについていなかったんですよ。

でもモロッコで食べて感動しました!おいしい〜!水が貴重なモロッコにおいて、野菜の水分で煮込むタジンは理にかなってるんですよね。チキンとオリーブ、アプリコットやじゃがいもが入っているタジンが定番のようですが、このドライフルーツが入ってるやつが最高に気に入りました。あーまた食べたい。

チキンと野菜のタジン。ズッキーニ・ナス・パプリカが載ってます

これはミートボールのタジンだったかな

余談ですが、プロパンガスの場合もあったでしょうが、結構な確率で炭火で煮込んでたのも美味しい理由のひとつかも、と思いました。陶器で直火で炭火のトリプルアタック。そりゃうまいわさ。

8 元祖リノベ!旧邸宅を使った美しいリヤドに泊まる

リアドの魅力はもう何度も語っていますが、もうなんと言ってもそのコスパが素晴らしい。日本でこんな宿に8,000円とかで泊まれますか?という。だいたいがフランス人とかイタリア人とかヨーロッパからの人が手を入れてインテリアも凝っているので、そのミクスチャー感覚がまたよいのです。

高級リヤドだと1泊30,000円なんてのもありますが(逆にこういうところに日本の旅行会社が押さえてツアーの人が泊まったりする)5,000円前後の宿でもいいところはいっぱいあります。

ただし口コミなどをよーく調べて人気の宿を選ぶこと、小さい宿が多いので早めの予約が必須です。またはわたしみたいに前日当日にキャンセル空きでラッキーというのを狙うか。

ホステル・ゲストハウスの類ももちろんあります。そうしたところの評判もよさそうなので検討の余地あり。現地では多少英語での交渉がマストになりますが、今は翻訳アプリもあるし、チェックインのときに使う英語なんて決まり文句だけなので、臆さずチャレンジGOGO!精神で。

リヤドは中庭が特徴。涼しげでとてもよかった

9 アルガンオイルはモロッコ名産。ナチュラルコスメをGET

サハラ砂漠のツアーに行ったときにアルガンオイル&ローズウォーターの専門お土産屋などもありましたが、相場がわからないので結局買わずじまい。アルガンオイルって最近流行ってるけどよくわかんね、というスタンスだったのですが、カルフール(スーパー)で1本買って帰国後使ってみたら・・・これはいい!

保水力がアップするオイルとのことで、化粧水などの前に浸透させるオイルとして使うのがよいらしく、実際使ってみたらベタベタしないしその後肌にハリが生まれるような。最近日本でもアルガンオイル専門店みたいのがありますが、100%のはかなり高価なんですよね。現地でもそこまで激安ではなかった気がしますが、(1本2000円くらいだったかな)絶対日本で買うよりはコスパいいはずと思って思いきって買ってよかった!

わたしは行けてないのですが、新市街に大きいショッピングモールもあるので、ナチュラルコスメ系はそういうところで気軽に(交渉せずに)買うのが楽でよいとおもいますー。

市場の奥地にあったカーペット屋密集ゾーン。両替屋があるのがなんとも準備いい

10 ハマムハマーム!スチームサウナとSPA体験 

ハマムとは、トルコなどのイスラム圏にあるスチームサウナのこと。
前から興味あったんですがなかなか思い切ることができずでした。今回は市内の場末ハマムではなく、宿に併設されているSPAゾーンのハマムに入ることにしました。リヤドによってはそういうSPA付きだったり提携してるハマムがあったりするので、ホテルの人に聞いてみるのがよいと思います。

わたしが入ったのはプライベートハマムだったので、サイズは小さくて、3人くらいでマックスみたいな感じ。タイルのような石でできた階段状の場所に座って、スチームを浴び、その後韓国のアカスリおばさんみたいな人がやってきて、全身を洗ってくれます。実際タオルも韓国のやつに似てた。で、その後隣のお部屋で別のおねえさんにマッサージしてもらう流れでしたが、次回は公共ハマムに挑戦してみたい。どんな世界が待っているのやら。

街で見つけたハマム。Free Wi-Fiらしいぞ

ちょい付け足し。3つのおまけ

おまけ1 猫多すぎ!ネコ写真撮れまくり

モロッコはネコ天国。多いって聞いてはいたんですが、ほんとに多くて幸せでした。あまりにネコがいろんなところにいすぎて、珍しさがなくなり、逆にあまり写真を撮らなかったかもしれない。みんな逃げないしそんなに汚い子とかいなかったし市場の風景とあわせて「絵になる」ネコが多かったです。マラケシュだけでなくモロッコ全土だと思うので、猫好きさんは是非☆

おまけ2 新市街には大きなスーパーもあってお土産にGOOD

アルガンオイルのとこで書いたけど、気がねなくお買い物するには新市街が便利。

旧市街からすぐ出たところに小さいカルフールがありましたが、本当に小さくてあまり食料品以外のセレクションがなかったので、食品以外のものを見たり買ったりしたい人は、駅近くのショッピングモールに大きいカルフールが入っているそうなのでそういうところに行くとよいと思います。いわゆるセレクトショップ的なのも新市街にはあるので、ちゃんとしたニセモノじゃないミントティー用のポットとか買いたい人は店のセレクトも慎重に。

  

おまけ3 現地の出会いを臆せず楽しむ!

最後に!モロッコの人はほんとにみんなやさしかった!子どもも人なつっこいし、喋れないのにおばさまはお茶とか誘ってくるし。ツーリスト向けに営業トークで迫ってくるおにいさんやおじさんはともかく、たまたま偶然隣り合わせた人とかとこうやって仲良くなれるのが旅の醍醐味。言葉ができなくても笑顔があればなんとかなる!

モロッコはカタコト英語も通じない場合もたまにあるので(フランス語とアラビア語がメイン)久しぶりに「まったく言葉が通じない」経験もしましたが、だからこそ、お互い必死でコミュニケーションをとって、かえって楽しい時間になりました。みなさんもぜひそうした偶然があったら楽しんでみてくださいね。ひとり女子はそういう意味でチャンスに溢れていますので!

 

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