1.05.1 Mexico メキシコ

陽気な雨のメキシコシティ【メキシコ・キューバの旅番外編2】

2018年6月にメキシコ東海岸(カンクン〜トゥルム)とキューバを10日間かけて旅しました。
その時の旅を振り返りながらルートや宿情報などをご紹介しています。
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メキシコキューバの旅番外編1から続きます

雨のメキシコシティ。

バスを降りてとりあえず向かった先は国立博物館っぽいところ。
けど、到着時間的に(確かもう夕方7時を過ぎていた)当然もう展示は終わっていて。
ただなぜかすごくたくさん人が集まっていたので、雨宿りを兼ねて行ってみることに。

ただ、行ってみたものの、結局なんでみんな集まってたかの謎は判明せず。もしかしてみんな雨宿りだったのかなあ?と思っていたら、実はここ「ベジャス・アルテス宮殿」といって、メキシコシティ屈指のオペラハウスだったことが後に判明。

ベジャス・アルテス宮殿(ベジャス アルテスきゅうでん、スペイン語:Palacio de Bellas Artes)は、メキシコの首都メキシコシティに位置するオペラハウスメキシコ国立芸術院などとも表記される。

Wikipedia

世界遺産にも選ばれてる由緒正しい建物でした。まちの雰囲気がわからないから夜めっちゃ怖いんじゃないかと思ってたんだけど、そういう荒っぽい雰囲気はまるでなくてちょっとホッとしました。

道路にはパトカーがたくさん止まっていたけれど、どちらかというと治安維持というか(その日サッカーワールドカップのメキシコ戦があったから)メキシコが勝ったこともあり、基本なんとなくニコニコモードな雰囲気で。

荘厳な雰囲気の教会を発見

雨が少し小ぶりになってきたので、建物の向かい側から歩行者天国になっている5月5日通りを歩いてみることにしました。ここがどうやら市内で一番の繁華街的なところのよう。銀座みたいな感じ?

で、通りに入ってすぐに気づいたのが教会のような建物。中に入ってみることにしました。

なんか古くて荘厳な雰囲気!だけどいったいここが何かがわからないままなので、なんというかビックリ玉手箱みたいな市内ウォークになってしまう。でもそれはそれで結構楽しい。

荘厳な雰囲気

わりとみなさん真摯なカトリックが多いのだな〜という印象を持ちました。ラテンアメリカのことがわからなさすぎて全てが新鮮。キューバも社会主義ではあるけれど、結構カトリックなのかキリスト教の影響もあるんだなーと。アメリカはどちらかというと今はプロテスタントのほうが多い印象があるから、スペイン語圏のほうにカトリック系が多いのか。

教会内部から外を眺める

雨も少しずつやんできて、歩きやすくなってきました。

歩行者天国の通りは和やかで平和な雰囲気!

教会を出て外へ。お洋服の店みたいなのは閉まっているけれど、人通りは多くてかなりにぎやかです。
古い建物を利用したショッピングモールなんかもたくさんありました。

知る人ぞ知る世界の名店…迷店?メイソウ発見!店内探検してみる

日本では知られてないけど、世界では「ダイソー」「ユニクロ」よりも店舗が多いかもしれない店、それがこの「メイソウ」です。中身は「無印」「ダイソー」「ユニクロ」を足して3で割った店といわれていて、全然日本と関係ないはずなのに「日本品質」というのがウリです。昔は本社が原宿にあるということになっていた謎の中国企業でしたが(今は銀座が本社ってことになってるようす)、ここ数年は(パチもんというか真似っこ商品が多いものの)結構いろいろ商品展開もがんばっていて、オリジナル度を増し、世界でかなりの店舗数を誇るブランドになっているのでした。

参考記事 :日本企業、のような中国企業メイソウが世界80か国展開達成。なぜ中国企業が成功したのか?日本のイメージをグローバルで活用するには?

数年前にドバイに行ったときもショッピングモール内に入ってて「おお」となったんだけど、ここメキシコシティにも君臨!でもおもしろそうなので入ってみることに。

ユニクロ風ロゴで中身はちょい高めの100均風。服はあまりなかったけどいろいろパクられてます

で、入ってみたらこれが結構よくて。お友達とはしゃいでいろいろ見学。もちろん日本ではライバルも多い業態というかよくある感じだけど、世界的には新鮮だとおもうし、特に新興国と呼ばれるところでこれ出されたら「これが日本か』ってなると思う。JAPANって書いてるし。でも中国企業っていう・・・。

そして、そこでうっかり飛行機の機内で使う枕を余りそうなメキシコペソで買ってしまいました。で、帰ってきてから無印に行ったら、まじでそっくりな似たような首枕が売られていて「おっと!」となりましたw

そろそろ夕食を。

小一時間うろうろしたらだいぶ緊張も取れてきて。そろそろなにか食べないとお腹すいたね、ということで、閉店ギリギリだったカフェレストランみたいなところに入れてもらっていろいろ注文。カツレツとポテトとカフェラテみたいなのと、サンドイッチとそんなラインナップ。あまりメキシコらしさはないかもだけど、ハラペーニョが入ったピクルスはやはりメキシコといったところかしら。

サッカー勝利は神!和やかな雰囲気の夜

そんなわけで、ビビりながら出てきたメキシコシティの夜は、最後まで何のトラブルもなく和やかに楽しくて。こんな感じだったらまた次来たときにはちゃんとお昼間に観光とかしてみたいなと思いました。とにかく「メキシコ=麻薬=騙される」みたいな感覚が刷り込まれてる。NYやロサンゼルスのまちなかは麻薬中毒者がうろうろして怖い、という1980〜90年代のアメリカみたいな感覚がなかなか取れなかったのと似てるかも。

そろそろ探検終了。帰路へ

ご飯を食べ終えるとレストランも営業終了、他のお店もシャッターを閉じようとしていました。そろそろわたしたちのぷち探検も終了。オフラインMAPをダウンロードしていたGoogleさんを頼りに来た道を戻ってバス停へと戻ることにしました。

バスで空港へと戻ります

バス停もちゃんと次がどこ行きかとか、あと何分で来るか?とか英語とスペイン語で案内がされていて、めちゃ便利&安心。エアポートバスにそのまま乗り込み、ターミナルへと戻りました。

そのまますぐに出国手続きして日本へ。10日間のメキシコ&キューバの旅が終わったのでした。

夜のメキシコシティ冒険、たのしかった!

メキシコシティのトランジットは7時間【メキシコ・キューバの旅番外編1】

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