1.5-20 関東甲信越 2.6-1 Outdoor  アウトドア

今年初にして最後のスキーはガーラ湯沢で大満喫。

新幹線スキーで知られているガーラ湯沢に行ってきました!

新潟遠征の仕上げはこちら!今年初にして最後のスキーをしにガーラ湯沢にやってきました。

駅直結JRが経営するスキーリゾート

こちらは言わずとしれたJRが経営している新幹線の駅直結スノーリゾート。もちろん以前からその存在は知っていたのですが、神奈川在住時は「そのうちいつでもいける」車もあったので「他のスキー場でも車で行けるし」と思っているうちに結局一度も家からスキーに行くという行為をしないまま、(大きなスキー場が少ない)関西エリアに戻ってきてしまいました。

こちらは最近、インバウンド(海外からの訪問客)がすごく増えているという話も聞いていて、駅直結の手ぶらスキーってのがどういう感じなのかも知りたかったので、ちょっとだけそういう調査の目線も入りつつ向かったのでした。

英語表記に加え、中国語韓国語表記もある駅からのシャトルバスの案内

手ぶらでスキースノボ。ソリの貸しだしもあり

新幹線駅を降りてすぐのところに大規模なレンタルスポットやロッカー&着替えルームがありました。

到着したのがお昼ごろということもあり、比較的空いていましたが、それでもレンタル手続きをしている人はそれなりにいました。スキー・スノボだけじゃなくウェアや長靴・そりのレンタルなどもあるようです。

レンタルの受付受け渡しスポット

広いロッカールームで荷物を預け、ゴンドラに乗ってゲレンデへ

リフト券やレンタルなどはカード決済できましたが(事前予約すると安いがレンタル申し込みは3日前に締め切られるなどあまり使い勝手はよくない)すべてノーキャッシュでいけるかというと、ロッカーだけは現金のみ(1000円)。それもちょっとわかりにくいところに支払いの自動販売機があったりして、ロッカーの出し入れに困っている外国人の方はそこそこ見受けられました。

わたしはウェアや小物は持ってきていたので、スキー一式を借りてゴンドラへ。ここはゴンドラに乗って到着したところからスキー場がはじまる、という仕組みになっています。

午後券を買っていざゲレンデへ!久しぶり(4年ほど前に札幌で滑ったきり)の雪山にテンションも上がります。

海外からの利用者はほとんどが「見学」または初心者ゲレンデ利用

ゴンドラの先にまた4人乗りのリフトがあります。驚いたのがここに「徒歩専用」のリフトのりばがあったこと。そう、アジアからのお客さまはスキーとかスノボとかせずに、ただ雪景色を見たいから頂上にいきたい!というニーズがすごくあるようなのです。

台湾の人も言ってたけど「雪というのをみたことがない」という人が大多数の国民性なので、スポーツ以前にこの白い世界だけでも「うわーーーっ」ってなるわけですね。こないだ知床行ったときにも、台湾から来た御一行があまりの銀世界に感激して、テンション上がりすぎて雪合戦はじめてしまい、本気で投げた雪玉がひとりの女の子の目に当たって一歩間違えれば大惨事みたいなことがあったりしたもんなあ。

昨日の春の新雪が積もりゲレンデは真っ白、天気も最高

でもこんな青い空、新雪を見たらそりゃ誰だってテンション上がりますよね。わたしは昔はスキーが好きだったんですが、スキーそのものがというよりは、自然と一体化するような雪山世界にリフトという装置を使って一気に行けるということが好きだったんですね。

学生時代にカナダのウィスラーというスノーリゾートに行ってからは、もう国内のスキー場(ユーミンが流れてマズいゲレ食にリフト待ちな時代)には興味を失ってしまい、それからはあまり国内のスキー場に行くこと、最終的にスキーに行く行為自体が減っていってしまいました。ガンガン滑りたかったから、日本の窮屈で人工的なゲレンデ構成とかも魅力的には思えなくて。

ゴンドラでぐんぐん上へ!

とはいえ、時は過ぎ、あるとき久しぶりにスキーをしてみたら、もう体力が全然保たないことに気づいたわけで。何回か中級コースくらいを滑ってきたらもう満足、あー休憩休憩!みたいな軟弱スキーヤーになっており。もう今やゲレンデの規模とかコースの構成とか関係なく「天気がよかったらもうなんでもOK」に。

展望台がある頂上付近に到着!

今日はその天気がよかったらの最上級だったので、とにかくリフトに乗りながらまわりの景色をキョロキョロ。リフトの上にある展望台があるところにやってきました。

展望エリア到着!

ここからは山麓にある湯沢の温泉街や谷川岳などの向かいの山々もよーく見ることができます。基本上越信越のスキー場にほぼ縁がなかったので、こうした景色を見るのも新鮮!

白い絶景!美しい〜

信濃川を挟んで群馬の県境にある山々が延々と連なっているのが見えます。こんなにくっきりと見えるのは地元の人に聞いてもあまりないのだそう。前日の季節外れの雪がさらに景色を美しく見せてくれています。(と書いてる今日4月9日も降ったらしいけど)

どこまでも続く山並み

どどーん!と

ひとりではしゃいで自撮りしてたら驚きの出来事が

今回ひとりでやってきたので、お決まりのiPhoneで自撮りをしてたら、それを横でさりげなく見ていた外国人の人がわたしに何やら話しかけてきました。

ん?なんだろうと思って見ると、どうやら(スキーウェアを着ている日本人の)私と一緒に写ってほしいというリクエスト。ええっ!なになに?と思ったけど、まあ記念になるならと思い、タイ人のかわいい女子と一緒にピース!ってやったら、また別の仲間から「わたしも俺も」ってなって、急に妙な人気者に(笑)。

ひととおり終わったときに、じゃあ私も!ということでそこらにいたグループ仲間を全員集めてセルフィーと相成りました。

その中でも一番ITに強そうな若いおにいさんとその場でAirDropで写真を渡して国際交流DONE。いやーびっくりした! 春節と呼ばれる2月半ばまでは中国系の人が多かったようですが、わたしが行った3月末はタイ・マレーシアっぽい人が多かったです。印象としては6割くらいが海外からの人だったかなー。

つかのまの国際交流\(^o^)/ きっとバンコクの人だろうから連絡先くらい聞けばよかったかしら

天気最高、雪バッチリ。ゲレンデは空いていて最高

そんなわけで、海外勢はソリ遊びとか展望台とかで大満足で、スキー・スノボのゲレンデには出てこない&平日月曜日だったため、春休みで遊びに来てる大学生っぽい若者ぐらいで、ゲレンデはいい感じに人がいるけど空いていて最高に気持ちがよく。

上級者ゾーンは新雪だっただろうに前日まででクローズ・・残念

今回小さいコンデジとiPhone、さらにクリップをつけたGoProで動画も撮る練習も兼ねていたので、リフトに乗っているときにも写真を撮ったりなんだりしてなかなか忙しい。

  

動画はまだ編集できてないんですが、撮ってて気づいたのが「ストックが邪魔」ということ。スノボだったら手が自由だから自撮り棒も持って滑れるけど、ストックあるとそうもいかず。何回か緩斜面ではストック(あれ今ポールって言うのかな)を片手に持って、片手にGoProで滑りましたが、やや滑りにくかったので、次やるときはショートスキーがいいかなあなんて思ったり。

リフトでしか行けないレストハウスも独占状態

レストランも麓のセンターとゴンドラ駅近くのところは避けて、人があまりいなさそうなところに行ってみたら、まさかの独占状態。ランチ時は過ぎていたのでちょうどそもそも人が少ない時間帯だったんですが、それにしても! 当然オーダー取るスタッフの人たちも暇なので、ちょっとビールをおまけして売ってくれたりして超ラッキー!

レストハウス前に外でくつろげるテーブル・イスもあっていい感じ

ゲレ食といえばもちろんこれです

ゲレ食(ゲレンデ食堂の略)の定番といえばカツカレー。というのが20年前の定番でしたが、今もそれはあまり変わっていないようで。昔はスキー場でアルコールなんて酔っちゃうし滑れなくなるって思っていたから全然惹かれなかったけど、時は過ぎ完全にレジャースキーヤーな今は「ま、1杯くらいそりゃいくよね」という感じに。

そしてどんなにマズい食堂でも、さすがにこれはめったに外さないというのがこのカツカレー。うどんとかなんとか丼とかだと、たまに「マジか」と怒り狂いたくなるような食事を出してたのがバブルな頃。あの頃からしっかりまともに顧客満足度を考えた経営してたら日本のスキー場がこんなことにならなくて済んだのでは、と今でも思いますがそれはまあ置いといて。

スキー場の食事の定番王道のカツカレー!

思った以上に滑って大満喫でクローズ時間ギリギリまで滞在

レストハウスで休憩した時間も長かったけれど、結局クローズ前の4時半頃まで午後はそこそこ滑り、下山コースの開放時間を過ぎてしまったのでそのままゴンドラでベースまで降りてきました。

スキーのレンタルもサロモンで統一されていて、確かにウェアもダサダサじゃなくてそこそこ悪くない感じで、そのあたりはなかなか工夫されてるなと思いました。

着替え室は混んでるときは狭いだろうなと思いましたが、ロッカーやパウダールームも充実していますし、新幹線を待つ間はお土産ショップで買い物できるような作り込みをしているのはさすが。あ、あと全施設でSuicaが使えるのはよかった。(JRの施設だから当たり前かもしれないけど)レストハウスでカード決済は不可だったけどSuicaは使えたので。

新幹線はガーラ発4両編成、連結して東京まで走ります

ちゃんとみどりの窓口と自販機もあって、始発なのでほぼ座れる(土日はどうかわかりませんが)。お手軽な雪体験っていうよりは、ゲレンデも思ったよりは滑るところも多く、その気になれば石打丸山スキー場などの共通券もあって行き来できるので、スキー場単品としても楽しめるなあと思いました。

なにせやっぱり駅直結は楽チン!この日は夕方の新幹線で大宮まで出て(1時間弱)そこからまた次の目的地に向かうというミッションが待っているのでした。

楽しかった!車がなくてもこれならアリ。

というわけで楽しかったガーラ湯沢。なぜ関東在住時にもっと行かなかったのか・・・。調べたら平日とかなら東京往復+リフト券つきで7900円とかのセットまであって超オトク。まあでもこういうのっていつでも行けると思うと行かないもんなんですよね〜。JRの肩を持つわけではありませんが関東圏に住んでる人で、たまには家族やひとりででも滑りたい!でも車がないよーってな方はほんとこれおすすめだなと思いました。行かなかったけど駅直結で温泉&プールみたいな施設もあるしね。最近ここがまた人気っていうのも納得、なガーラ体験でした。

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