
もうすぐ夕陽が対岸に沈む。秋谷海岸
多拠点居住への試み。
今、わたしには高知市土佐山地区(山の中の集落)の一軒家シェアハウスにひと部屋、実家がある大阪市内のマンションにひと部屋、既に荷物を入れ始めて拠点化し始めている場所があります。 大阪の実家に戻るのは、家族の事情というのも少しはあるのですが、考えてみたら大阪市内ど真ん中、地下鉄の駅から歩いて1分という自宅環境を使わない手はないぞ、荷物しか入ってない空いてる部屋だってあるのに!と、自分の身の回りの資源を見なおしていたら、活用しないほうがもったいない!と思うようになったから。
実家が一番都会だという・・・。大阪市内の夜景。ここも西向きで夕陽が楽しめます。ひと昔より高層マンションが増えた!

飛行機は窓側に限る!小さく富士山を眺めながら大阪ー東京のフライト。
一軒家をシェアして暮らす。初体験かと思いきや・・・
高知・土佐山のシェアハウスの部屋に入居したときに、「わ〜今流行りのシェア!初めての体験!」と一瞬思ったのですが、よく考えたらハワイ島でのマッサージ学校留学時代、数回引越しましたが、全部シェア生活だったことを思い出しました。 個人的に、アメリカの文化が10年遅れて日本に入って定着するのだな、という感覚があるので、10年前、当たり前だったアメリカのシェア文化(ヨガとかセラピーとかマッサージの技術も)が、今ようやく日本にも取り入れられつつあるのかもしれませんね。
ハワイ島在住時に撮影。おそらくホナウナウ(地名)の水中。
「所有」から「共有」の時代を実感中。
わたしの今回のパターンは、シェアハウスに住むのではなく、自分の家だったところを一部屋空けて、友人に住んでもらってシェア化するので、厳密にはシェアハウスとは言わないと思うのですが、どちらにせよ、これからの時代、なんでもひとりで「所有」じゃなくて、みんなで「シェア・共有」するほうが幸せ、という感覚に変わりつつあるのだろうな、ということは感じています。 不思議なことに、こういう流れは伝染するのか?海好きでずっと隣町・葉山に都内から通っていた友人が、今日葉山に引っ越してきました。購入した都内のマンションを売却して!の転居。でも全く悲壮感とか都落ち感はなく、むしろ「なんでも手作り、みんなで持ち寄り、楽しい!」と言っている。この感覚って、「豪華ホテルも体験したけど、やっぱりキャンプが楽しいよね!」って感覚に近いのかな?なんてこないだ友人とそんな話になりました。本当に今って、個人的な実感としても、もう少し広い視野で時代を捉えても、確実にそういう流れが来ている。
ハワイ島時代に住んでいた家のラナイ(ベランダ)。こういう風景を見ながら学校の課題をしていました。

こちらは秋谷海岸、光る海。窓辺から見える景色はこんな風ではないけれど、歩いて1分でこれがあるのはやっぱり幸せなこと。