ホステルからお散歩がてら青年路をまっすぐ歩く
台南で予約していたホステルの佇まいが予約サイトの写真や評価に違わず素晴らしく感動しきりでしたが、ずっと宿にいても仕方なく。移動に思ったよりも時間がかかって気がつけば夕暮れ前。のんびりとお散歩がてら青年路をまっすぐ駅の反対方向、国立台湾文学館方面へと歩いていくことにしました。
台南は古都、古い建物が残され活用されているらしい
台南がなかなかよい、という話はどこで聞いたのが最初だったか忘れてしまったのですが、一番記憶に残っているのが、機内誌かカード情報紙のどちらかの特集で、林百貨店という名前で復活を遂げたショッピングビルが、15年位使われてなく半ば廃墟と化したビルを大きくリノベーションし、最先端のリノベーションスポットとして復活を遂げたという記事でした。また、そのビルだけでなく、台南は台北よりも経済発展が遅れたお陰で、古い建物が保存されて残っているそう。
最近、そんな建物をうまくリノベーションして工夫してオシャレに使う若者が増え、また台南の観光局もの古い建物や細い路地などを整備しています。
全然関係ないけど、台湾から帰ってきて今、この人のブログ見たのだけれど、台南の素敵なカフェやら小吃がめちゃめちゃいっぱいレポートしてあって、全然行ってないところだらけでうらやましい。次回の宿題にとっておこう。
The little star dweller 台南カフェリスト
今日の夕食候補を探しつつ・・・
小腹が空いたので、来る前からチェックしてあったレストランがあるエリアにじわじわ近づきつつ歩いていきます。
台南はロータリーが多く、円を中心に道が6つも7つも分岐しているところもあって、めちゃめちゃわかりづらい!
GoogleMAPの現在地把握機能がなければ路頭に迷ってたかもしれません。
日本統治時代の建物が数多く。なんとなく懐かしい気分
台南公會堂
元台南測候所
国立台湾文学館(旧台南州庁)
呉園芸文中心におもしろそうなショップ発見!
18時閉店だったのでもう中には入れなかったのですが、公民館の横、裏手が公園になっているところにあったのが十八卯茶屋というところ。茶芸館と小物などを販売しているショップのようでした。雰囲気とか佇まいがいい感じだったな〜
林百貨店はリノベーション建築のクライマックス
ご飯を食べてうろうろ歩いていたら、行ってみたかった林百貨店にたどり着きました。
林百貨店は、2014年に新しくコンセプトを変え内装や外装もやりなおしてスタートしたショッピング施設。もともとは1930年、戦前日本統治時代に林さんという山口県出身の実業家が開業したものの、戦争激化のため廃業。その後は台湾の政府関連の施設となっていたが、1998年に台南市指定の史跡となり、2013年から修復工事を開始、その後ショッピング施設として2014年開業から81年ぶりに復活を遂げました。
参考:林百貨公式サイト
写真映えする美しい建物!
店内は屋上に神社があって(鳥居の上のほうがおそらく爆撃でなくなっている)展望台みたいになっています。
台湾ギフトのセレクトショップ的役割
全館気の利いたお土産屋さんみたいになっていて、文房具(今台湾でめちゃ流行ってるらしい)から伝統的な乾物や調味料をかっこよくリデザインした商品や、革のハンドメイド小物など、いろいろ売られていました。
林百貨店へのアクセス
台北ナビのこちらのページに内容の詳細も含めて案内されています。
バス:台鉄「台南」駅より市営バス1番、7番で「林百貨(中正路)」下車、または紅幹線バス安平工業区行きで「林百貨」下車、または藍幹線バス安平工業区行きで「忠義路(忠義国小)」下車。
徒歩:台鉄「台南」駅より中山路を直進、湯德章紀念公園ロータリーを右折、中正路沿いを歩くと左手に見えます。約1.2k、15~20分。
タクシー:台鉄「台南」駅より約6分。80元ほど。
全館気の利いたお土産屋さんみたいになっていて、文房具(今台湾でめちゃ流行ってるらしい)から伝統的な乾物や調味料をかっこよくリデザインした商品や、革のハンドメイド小物など、いろいろ売られていました。