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どうしてそんなに旅するの?わたしが感じる5つの効果とメリット。

旅が好きな理由を考えてみました

こんにちは。旅人ワンダラーユウコです。わたしはもともと子ども時代から旅やキャンプといった外遊びが大好きだったので、なぜ自分が旅をするのか?なんてことはあまり考えたことがありませんし、旅にはメリットだらけでデメリットなんてない、と思っているのですが、改めて旅のこうしたブログ記事を書くにあたって、ちょっと論理的に考えてみることにしました。

 

そこにメリットを感じるから、出かけているはず。

人間の心理の普遍的な原理として「痛みを避けて、快楽を得る」ために人は動くというのがあります。その人にとっての「痛み」と「快楽」はそれぞれ違っています。

例えば禁煙したい人の「痛み」とは、「タバコを吸えなくてイライラする」こと、「快楽」は、「タバコを吸ってニコチンを体内に入れたときの爽快感」なわけです。だから、イライラしたくないし、爽快感という快感を得たいと思うからなかなかやめられない。
けれど、タバコなんて絶対吸いたくないと思っている人の「痛み」と「快楽」は、「タバコの煙を吸って自分の健康を害する可能性がある」のが「痛み」で、逆に「タバコの煙のない空気を思い切り吸ってより健康的に爽やかな気分を感じる」のがその人にとっての「快楽」。

同じタバコという問題における痛みと快楽にもこれだけ差があります。(真逆ですよね)
この論理で考えると、旅をしたい、旅が大好きな人のメリットと、旅に特に魅力を感じない人の旅に対するメリット・デメリットは全然感覚が違うはずです。真逆の可能性も当然ある。

ということで、旅が大好きという立場で、わたしなりに旅(ここでは海外への個人旅行を想定)のメリットを挙げてみます。

モロッコ・カスバ街道のオアシス

わたしが考える旅の効果とメリット

1.自分の世界(人脈・知識・視野)が広がる

いつも見ている風景、いつも会う人、いつもする会話。朝起きて、通勤して会社で仕事して帰ってくる、といった生活リズムが一定の場合、その中での人間関係や得られる知識や視野ってどうしても限られてきます。

それが、旅に出て、いつもの風景と違うものを見る。目の前の景色が変わると、(ほぼ自動的に)考えていることも変わるのです。人間の脳というのは結構単純で、同じ刺激を受けると同じ反応をする。目に入る景色が同じだと同じ刺激。違う刺激を受けると、何も努力しなくても、勝手に違う思考が働くようになるわけです。

そうすると、視野が変わり、そこで感じることが自分の世界を広げていく。それを意識して旅をすると、さらにその効果は倍増するはず。

UAE・ドバイの空と観光ツアーバス

2.世界が広がると、自分の価値観が変化する

さらに、見ている世界がどんどん広がると、自分の持っていた価値観というものが、「みんな」がそう言うから、とか、「社会の常識」というものが、国や地域によって全然違うということを目の当たりにしたりします。これはみんなテレビや本やネットなどで、知識としては知っているはずなんですが、その場で「体感」するのはまた全く別の話。

よく腑に落ちるということわざがありますが、「日本人は時間に正確」という知識や、「遅刻してはいけない」という日本でかなり重要視される社会常識が、外国では「時刻表なんてあてになるわけがない」「電車は遅れるもの」とか、「パーティーに時間通りに行ったら失礼に当たる。少し遅れていくのが常識」っていうのを体験すると、えええっ!!ってなりますが、自分が絶対だと思っている観念も、全然そんなことないんだな、ということが身をもってわかるのです。

考えたり感じることがかわると、今までの自分の価値観も当然変わってきます。自分の価値観がどんどんフレキシブルになって、いろんなことが許せるようになる。そうすると世界はもっとやさしく、生きやすくなるはずです。

UAEアブダビ シェイク・ザイード・グランド・モスク

3.悩みや迷いがどうでもよくなる

人は、いつも「こうあるべき」「こうしないとダメ」とどこかで人としてよくありたい、と思うあまり、いろんな制約を無意識に自分に課しています。けれど、世界を旅すると、世界中みんなたくましく生きてる人が多い。「今日を生きる」ということに必死な人たちも見たりするし、大自然のものすごい大きさを見るだけでも、自分の迷いや悩みがどうでもよくなってくる。

毎日、「明日どうしよう?何しよう?何食べよう?」人生はシンプル、毎日楽しいこと考える、それでOKじゃないか。仏教用語における「空」の概念を少しだけ理解できる・・・かもしれない。

モロッコ・サハラ砂漠 満点の星空

4.行った旅先や出会った人や国を大好きになり、ニュースが身近になる

そして、旅の絶大な効果はもうひとつ。行った旅先が必ず身近な場所になるんです。行った国やそこで知り合った人たちのことを知るだけで。どうしても「他人事」ではなくなる。例えば、アメリカ西海岸で山火事や洪水で大変というニュースを見ても、「へえー大変だね」なんて一瞬気に留めるだけのが普通ですが、そこがもし自分が行ったことがある場所なら、友達が住んでいたら。

前に行ったあの森が焼けたらしい。あの施設も燃えてしまったらしい。お友達は家を出て避難してる。そうなるともっと違うアクションを起こしたくなったりもする。日本国内でも同じ。災害大国の日本なので、あらゆるところで地震があったり土砂災害などがある。そこに行ったことがあるかどうか、で想像力の及び方も、その後の行動も変わってくる気がします。

災害だけじゃなく、戦争や紛争なんてものもそうだし、明るい話でいうと、例えばワインとかオリーブオイルの産地。行ったことがある場所だと「ああ、あのあたりで採れるんだ」とか、より親近感も湧くし、行ったことがある場所のものを食べたくなったりもする。つくった人の顔が見えたり、食べものからその国の文化に想いを馳せることもできるのです。

モロッコ・マラケシュの陽気なジュース屋台のおにいさんたち

5. 自分の力で解決する能力が上がる(特にひとり旅において)

ツアーに乗っかってホホイのホイ、だと違うけど(それはそれで楽しいし楽ちんだけど)自分でどこ行くか考えて、航空券手配して、宿どうするか決めて、予算の中でやりくりして・・ってやると、自活能力、つまり自分の力でなんとか問題を解決していく能力が上がります。今の時代、自分に自信がなくていろんなことをひとりで決められなくて、うまくいかないと人のせいにしたりとか流されてるうちににっちもさっちも行かなくなる人もいます。

が、ひとりで知らない国へ旅に出かけたら、いきなり外国がビビる人は、ひとりでどこか地方のゲストハウスに泊まりにいけば、そこに至るまでのルート、チェックインからチェックアウトまでの宿の人とのやりとり、自由な時間をどこで何をして楽しめばよいか?自分の好みは何か?を否応なしに知ることになります。

経済成長著しいUAE バスから見た夕暮れのシルエット

それこそが、旅の醍醐味。その、一瞬めんどくさい大変そうな部分を積極的に楽しむようになることができたら、人生の岐路においても、「自分が何をしたいのか」がちゃんとわかるようになる。自分の力でものごとを解決する能力が上がっていくのだとわたしは思うのです。
 

他にもまだまだ旅のメリットなんてありすぎて5個なんかじゃ足りない、と思うけれど、こうした効果をわたしは感じて、また新たな場所に行きたくなってしまいます。世界平和のためには、みんな旅をするのがいい!と本気で思う。人に強要しても仕方ないので(笑)とにかくわたしは、そんな気持ちで、出来る限りいろんな場所に移動して、軽やかに旅を続けていきたいですね。 

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