タイでハーブを学ぶ意味
ユーファイ(タイ伝統医療のなかでも女性のためのケアに特化したもの)を学びはじめて2年。去年も現地のスクールで学んだけれど、今年もまた11月下旬に行くことにしました。
どうして現地で学ぶ必要があるか?というと、やっぱり現地でどんなふうにケアしているのか知りたい、というのと、自分でそのケアをもっと体感したいというのも動機のひとつ。それに、研修という名の下にチェンマイへ旅したいというのももちろんありました。
マカオからチェンマイへ
ただチェンマイに直行するだけじゃおもしろくない、と考えるのはバックパッカーの性なのか。去年はベトジェットエアの関空ーチェンマイ直行便を利用したけれど、今回はマカオ航空で、マカオ経由のバンコクーチェンマイという遠回りルートを敢えて利用。
行きはマカオで1泊して、バンコク(個人的に懐かしのドンムアン空港)からLCC(タイ・エアアジア)でチェンマイへ。

チェンマイで2日間、ハーブボールを学ぶ
チェンマイで2日間、ハーブボールというタイハーブを蒸してつくったボール状の布を押し当てる施術を学びます。
授業自体は1日だけだけど、次の日にまったく同じ授業を復習として受けることに。タイのマッサージスクールは、このリテイクの仕組みをよく採用していて、一度受講した授業は無料で何度も受けられたり、半額とかそれ以下の価格で受けることができたりします。
正直やり方を一度学んだだけでは、身についたとはなかなか言えないので、せめて2日間連続で同じことを練習すれば、より身につくのではないかな、という考えでした。

チェンマイでハーブを学ぶ理由って?
なぜチェンマイでハーブボールの授業を受けるか?
それは、なんといっても「本場の生ハーブ」を使ってハーブボールを体験できるから。
ハーブボールの中身は、当たり前だけどタイでよく採れるものたち。日本ではなかなか生のものが手に入りづらく、ほとんどが乾燥したハーブを利用することになる。けれど、ここタイでは当たり前だけど正直ハーブなんて「そこらへんの草」状態に生えてたりするものもある。
もちろん、日本では日本で採れるハーブを使ったものでアレンジできるけれど、それぞれのハーブには薬効があり、まずはどんな効果があって、それらがどんなところで栽培されていて、使われるのか?を知ることは、とても大事だと思うし、何より自分が見てみたかったんです。

チェンマイの宿に到着
チェンマイにはお堀の内側にある旧市街と呼ばれるエリアとそれ以外のエリアがあるけれど、最近は旧市街の堀のすぐ外側エリアに滞在することが多い。
今回は旧市街のお堀の四角形の右下あたり、ターペー門から徒歩7〜8分のところにある評判のよいゲストハウスを予約。決め手は値段+眺望のよさ。小さなベランダがあるのがいいなあと思ったから。

階段をよいしょよいしょと上がって(荷物は宿のお兄さんが運んでくれてラッキーだった)お部屋へ。シャワーとトイレは昔ながらの瞬間湯沸かし器仕様だったけど、広くて快適で居心地よかった。

夕食を食べにチェンマイ門市場へ
ゲストハウスを出て、夕食を食べにでかけます。
21時過ぎだったか、少し遅めの時間だったので軽く食べるだけでいいかなと思って徒歩10分くらいのチェンマイ門市場あたりへ。たくさん屋台が出ているものの、どこもめちゃくちゃ混んでいる!
ちょうどこの頃は、チェンマイ一番のお祭りロイクラトンの直後だったため、どこも大混雑のようでした。
うろうろと市場周辺を歩いているうちに少しピークを過ぎてきたようで、座れるところも見えてきて。ただ、人気のお店は早々と売り切れたのか店じまいもしはじめていて。
慌ててとりあえずサクッと食べられそうなパッタイ屋さんで食べることに。

屋台といっても、ちゃんと中華鍋でガス火で炒めてつくるものなので、地元の人がそれなりに食べてるようなお店のものは、そんなにハズレがない。
パッタイはタイの焼きそばで、甘辛いオイスターソースみたいな味で炒めた米麺の炒麺。あまり辛くないので辛いの苦手な欧米人にも人気。わたしもエビ入りのパッタイを食べて、まずはチェンマイ初日の夜をしみじみ味わうのでした。

いよいよ明日の朝から、チェンマイのタイマッサージスクールで、ハーブボール修行です!