1-Travel 旅 1.02 Asia アジア 1.02.10 Macau マカオ

25年ぶりのマカオ上陸

マカオ経由でタイへ

2024年11月、去年に続いて今年もチェンマイ最大のお祭りロイクラトーン(ランタン祭り)直後の航空券代金が下がる時期を狙って、タイ・チェンマイへタイのハーブ温熱療法の技術を学びに行ったセラピー修行旅。と、その前に。

ただチェンマイ往復のチケットを安く買うという目的もありつつも、毎回同じルートだと飽きてしまう旅好きの性で、「なんかおもしろいルートないかな」と探してみつけたのがマカオ航空で行くマカオ経由のバンコク便だった。

マカオ航空は、LCCでなくマカオ(中国でありながらも、香港同様いちおう独立国家的な立ち位置)ナショナルキャリアなので、荷物預けや機内食なども普通にあるのがうれしい。

マカオ航空MX861 成田ーマカオ便

成田(NRT)15:30発 ー マカオ(MFM) 20:05着のフライトでまずはマカオに向かう。家がある神奈川県大磯から成田までは軽く2時間半はかかるので、空港に着くまでも旅気分。

成田空港第二ターミナルに早めに着いて、少し前に手に入れた楽天プレミアムカードの「プライオリティ・パス」を使って、ぼてじゅう系列の鉄板焼屋でステーキセットを食べたり、ラウンジ冷やかしたりして時間を有効に使う。

ラウンジのご飯もいいけど、フードコート内にあるプライオリティ・パスの専用メニューはお得感めちゃくちゃあり。お好み焼きセットも選べて、それも美味しい。

LCCじゃないから深夜早朝に動かなくていい、というのも、もうまったく若くないアラフィフなわたしにとっては大きなアドバンテージ。時間とラクさをお金で買っている感。

成田から東京湾上空をフライト
遠くに富士山も見えた

マカオまでは約6時間のフライト。いったいどんなふうに変わっているのか?観光客が激増し、カジノもガンガンできて、ものすごく変わっているという話は知っているもののいったいどんなふうなのか?ちょっとどきどきしながら夜のマカオに向けて旅立った。

マカオは香港の隣にある中国に返還された元ポルトガル領

マカオといえば「金太の大冒険」(話題が昭和、分かる人だけわかってください)。それはともかく、マカオは、香港の隣にある小さな元ポルトガル領の土地。

1999年、香港から遅れること2年、長年のポルトガル領から中国に返還されたマカオ。
ちょうどわたしは、その返還直後に一度マカオにいったことがある。当時のマカオの旧市街は、ポルトガルの雰囲気(陶器のタイルでできた看板や建物)が残り、中国文化といい感じに交わって、ノスタルジックなすてきな坂の街という印象で、フォトジェニックでとてもいい印象だった。

でも、そのときに見た広大な埋め立て風景。当時はマカオ半島とタイパ島とコロアネ島と2つの島がマカオの領地だったのだけれど、その2つの島の間を全部埋め立てて、1つの島にして空港とカジノをつくる、という計画だというのを知った。

「マジか!中国の考えることはスケールが違う」とぼんやり思ったことを覚えている。

ちなみにもちろん今その2つの島は本当に1つ(コタイ地区)になり、そこに空港ができて、新市街にカジノホテルがガッツリ建てられ、中国本土から(本当にすぐ隣)ガンガン観光客がやってきて、大変な観光公害になっているという話が、最新のわたしのマカオ情報というわけで。

Individual Visit Scheme政策の導入により中国本土の観光客の往来が容易になり、2005年だけでも本土から観光客1000万人が訪れ、これはマカオへの観光客の60%に相当する。マカオのカジノの収入は56億USドルに上る[11]。2005年7月15日、マカオ歴史地区世界文化遺産に登録された。観光業の発展がマカオ経済の急速な発展の主な要因になっている。

Wikipediaマカオ返還より

2000年のマカオの写真が出てきた

ハードディスクを漁っていたら、そのときのマカオの写真が少しだけ出てきた。当時はまだデジカメがやっと出始めた頃で、画素数は低く、まだ携帯にカメラなんぞついていない時代。このときの写真もほとんどがフィルムカメラで撮ったような記憶がある。

マカオタワーが建築中で、埋め立てがはじまったばかりなのかな。
このときはバスであちこち巡って、牛乳プリンやエッグタルトを食べたり、ポルトガル料理のお店に行ってカニみたいなのを食べたりして楽しんだ記憶がある。

マカオ国際空港着

夜のマカオ国際空港に到着。ここから明日の午後までマカオに1泊滞在の予定。マカオ1泊だけだけど、両替はどうする?空港からはどうやって旧市街へ行く?夜、ご飯食べるとこあるかな?など、行ってみないとわからないところもあるけれど、人も多いしなんとかなるだろう、ということでターミナルに降り立ったのだった。

ターミナル内 マカオ航空以外にもいろんな航空会社が乗り入れている
飛行機からはバスでターミナルへ
マカオ国際空港で見た広告看板
圧倒的中国感!
チェンマイ・タイハーブとユーファイを学ぶ旅ー2023年12月
マカオPHOTO GALLELY VOL.1

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