真夏に海水を飲みにやってくる山の鳥・アオバト
大磯の夏は、アオバトからはじまる。なんてのはよほどの野鳥好きでしか知られていないことなのですが、夏は野鳥が高山に行ってしまってあまりいないため、「ここに来ればほぼ確実に見られる」という照ヶ崎海岸のアオバトは、夏のバードウォッチャーの聖地みたいなところがあります。
2022年8月に投稿した記事でどんな鳥か?はぜひ見てみてください!↓
アオバト観察には朝がよいとされているけれど、夕方にもそこそこ飛来します。仕事が終わってホッとした時間に、お散歩がてらカメラを持って行ってみることにしました。
いないなーと思ってぼんやり砂浜で待っていると、どこからともなく集団でアオバトがやってきます。
太陽の光が羽に当たらないと黄色く見えないんですが、ドバトはあまり集団で飛ばないし海の上にはやってこないので、アオバトだとすぐわかります。
がんばって超望遠で撮ってみた1枚。光量が足りないのでちょっとザラザラしちゃってますが…。
照ヶ崎海岸に少しだけ残る自然の岩礁に、アオバトたちがやってきます。波を被りそうになってもゴクゴクと海水を飲む姿はなかなかけなげでかわいい。
せいいっぱい寄って撮ってみた図。派手な色目がオス、地味なのがメスなのはどの鳥もだいたい同じですよね。
どういう秩序があるのかわかりませんが、一定の時間海水を飲むと、また飛び去って戻る、ということを繰り返しているようです。この日はいませんでしたが、タカなどに襲われることもあるので、そういう用心のためなのかもしれません。
アオバト以外の鳥も発見
だいぶ薄暗くなって、海岸から帰路について歩いていたら、防波堤の上でなにやら鳥の声が。どうやらプールのほうからチチチという声が聞こえているよう。探してみると、ハクセキレイの幼鳥たちのようだった。
よくコンビニの駐車場なんかにもいる、ぴょんぴょん飛んで歩いてるかわいらしい白い鳥だけど、幼鳥は少し黄色みがあって小さい。2,3羽いてちょこまかと飛び回っていてかわいかったな〜!