最近は体力不足解消のため、毎日歩くことを日課にするようがんばっているところ。せっかくお散歩するならトリちゃんも見たいよね、ということで小さな双眼鏡と高倍率デジカメも携えて一石二鳥?を狙っています。
平塚市と大磯町の境を流れる金目川(花水川)
自宅から西へ国道1号線沿いに歩いて20分弱でたどり着くのが金目川の下流。そんなに大きい川ではないけれど、川沿いにサイクリングロードや散歩道が整備され、のんびりお散歩したりジョギングする人も多い川です。花水川とも呼ばれていて、どっちやねんと密かに思っていたけれど、どうやらWikipediaさんによると
金目川(かなめがわ)は、神奈川県西部を流れ相模湾に注ぐ二級河川。金目川水系の本流である。平塚市上平塚の渋田川との合流点より下流は花水川と呼ばれる。
Wikipediaー金目川
下流地域を花水川と呼んでいるようす。ちょうどR1が通る橋を花水橋と言って、ここを境に大磯と平塚の夜の暗さがまったく違っていて、毎回驚く場所でもあります。平塚側から橋を渡ったとたんに「今何時ですか」って言いたくなるくらい真っ暗・・・笑。
去年(2021年)は川がいきなり氾濫して、浸水被害があるなど、「暴れ川」としても知られているそうで、大磯に引っ越しきてわりとすぐにこの氾濫が起こり、平塚市内では川沿いのバス停が流されたりしました。山崩れや津波に関してはそこそこ意識していたけれど、洪水については意識していなかったので、かなりびっくりして、その後町が提供するハザードマップをじっくり確認するようになりました。
川辺のサイクリングロードを中心に北上
川沿いにサイクリングロードが整備されています。
といっても、かなり昔の設備のようで、自転車専用!という感じではなく、遊歩道と一緒になっているようなゆるさ。走っている自転車もガチな感じの人はいなくて、まったり〜とした雰囲気です。
少しずつ北上していくと、やがて高麗大橋を通り過ぎ、川の合流定点にやってきました。
小さな支流との分岐から先が、花水川と呼ばれる部分と金目川と称される部分の境のようです。
ここの中州あたりに、たくさんの水鳥が羽を休めていました。
季節ごとに見られる野鳥が変わっていく
カモは冬にたくさん飛来しますが、このカルガモだけは留鳥(りゅうちょう)といって、一年中日本で過ごす鳥。カルガモは、くちばしの先が黄色いのが特徴で、他のカモと見分けるのに役立ちます。
カワウとサギ類がたくさん
中洲付近には黒い鳥がたくさんいました。
その正体はカラスとカワウ。とくにカワウは大きくてたまに羽を広げて濡れた羽を乾かしている仕草が見られるのがおもしろいです。
川にいる白い水鳥はだいたいが「サギ」類。サギにもいろんな種類がいて、白いサギはダイサギ・チュウサギ・コサギの3種類が主な分布。大きさと脚の色などで判別できるというけれど、なかなか最初はむずかしい。。
カッコいいアオサギの飛翔
川辺や田んぼなどで見かける鳥のなかでかなり大きい部類に入るのが、アオサギ。アオサギという名前ですが、グレーっぽい色をしているサギです。
川べりをバッサバッサと飛んでいるアオサギを見つけました。
このポーズは #セーフ鳥 というジャンルでTwitterに写真を上げてる人もいますね〜笑
野鳥のなかでも、サギ類は川の中であまり動かず、姿が捉えやすい上に大きいので、写真が撮りやすいという利点?があります。小鳥なんかはまず見つけるのが難しい上に、ちょこちょこ動いたりして、カメラのファインダーになかなか収まってくれない!
その難しさゆえに、少しずついろんなことをマスターしていって、鳥を見つけたり撮ったりする楽しみも増すというところもあるかもしれません。
カラスの行水は案外長い
カワウとともに、ものすごく大量にいる黒い鳥がカラス。カラスにも種類があって、主にくちばしの太さで区別がつく、ハシブトガラスとハシホソガラスというのがいます。ゴミ箱とか漁ってるのはだいたい「ハシブトガラス」のほう。
よく電線などに留まってカーカーと鳴いているアイツ。どちらかというと厄介者扱いではありますが、よくみると羽が紫がかっていてキレイだったりもします。
川の中にもカラスがたくさんいました。水浴びをしているようです。
カラスの行水ってことわざは早風呂の代名詞、だけれど、彼ら?の行水シーンをみてみると、割と長い時間バチャバチャやってることがわかりました。少なくとも5秒で去る、みたいなことはない。数分間はバチャバチャしているような感じです。この日は秋にしては日差しも強くて暖かかったので、カラスにとっても水浴びが気持ちよかったのかもしれませんね。
あちこちでカラスの行水シーンが見られて、貴重な時間でした。
金目川サイクリングロード
金目川サイクリングコースは、総距離が約13km、日本で最初に開通した自転車道だそう。お散歩はこのサイクリングロードの下流沿いを利用することが多いです。今(2022年10月)現在、海に接する最下流地域、花水川橋近辺で治水工事を行っているため、まわり道が設定されています。