1.05.2 Cuba キューバ

古き良きアメリカが奇しくも残るハバナの街【キューバの旅18】

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キューバ・ハバナ旧市街PHOTOその4【キューバの旅17】

キューバの旅17から続きます

レストランにはバー必須?

キューバで入ったレストラン。いわゆる屋台的な安ごはん処というのが少ないので、選択肢が少ないのがちょっとだけ苦労した点でした。なので重要なのは宿のお兄さんへの聞き取り!宿の近くにあったこちらのレストランもそうして教えてもらったところでした。

入りにくいのは、外からだとどんな料理を出してるのか?メニューがわかりづらいところ。 

この国旗?はどこのだろう・・・

キューバのレストランには必ずこういうバーがついてるのか?

レストランによるのかもしれないけど、だいたいこういうお酒を飲むところがついてて、昼からやってる。昼が夜みたいなのは、逆に健康的でいいのか、それともやっぱり夜も飲むから不健康なのか。
でも、街にいわゆる酔っぱらいアル中みたいな感じの人は見かけなかったし、お酒というものに対するイメージが日本人が持ってるそれとは違うのかもしれないです。

ということでここでも頼みました、モヒート

キューバは豚肉文化?

キューバで食べた肉料理はほぼ全部豚肉だった気がします。鶏肉がほとんどメニューに出てこなかったような。実際、ポークソテーとご飯というのがキューバ料理の定番っぽい。どこにでもこれはメニューにあったような。

ライスとポークソテーの組み合わせ

豆のソースをかけていただきます

こっちはライスが炊き込みごはん系?ガーリックチップがうまい

音楽の都

キューバの歴史については、革命があって昔はアメリカの傀儡だったのに今は共産主義国になったんだよな、というくらいの知識しかありませんでした。

時代的な背景を改めて調べてみると(参考)、1959〜62年に起こったのがキューバ革命。日本で言うと昭和30年代前半。で、それまではアメリカの大企業がキューバの大半の農地を持っていて、地理的にもフロリダ半島が目と鼻の先という関係性。

なので、1950年代までのアメリカがそのまま凍結されている冷凍保存されているような感じなのですね。(その後の時代は経済封鎖もあり、物資は困窮)当時のレコードなどが売られている店がありました。 

写真中のナット・キング・コールのレコードとか、もしかしたら実はすごく査定したらお高いのかもしれない。

こういうレコードを探して世界中旅してまわる(Digるっていうのね)人とかいるらしいけど、80年代後半世界革命!みたいにCDが出てきた時代を知っている自分としては、まさかドーナツ盤が今また復刻する世の中になるとは思わなかった。キューバが経済困窮時代にやってきた農業や医療のあり方が、今世界で注目されているなど、時代の変化ってわからないもんだなあと改めて思います。

天然のウォールアート

こういう古いものがかっこいい、と思うその思想自体も、おそらく日本においても30年以上前には考えられなかったかもしれないな。

キューバの人たちの、なんでも修繕して楽しんでやろうという精神。「モノがない」ことに対してなんというか卑屈になってないところが特に感銘を受けました。

オールディーズスタイルの建物

建物も、とにかく建て直す資材がないからそのままとにかく使う、と。で、結果的に1940年〜60年くらいに建てられたであろうビルがそのまま残っていて、それがまたかっこいい。

きっとこの通りなんて、昔はブロードウェイみたいな?すごく輝いていた時代があったんだろうなと思える豪華さ。昔はもっと劇場とかも多かったのではないだろうか。左手にあるエメラルドグリーンの壁面の場所も、今はそういう華やかな場所ではなくなっていたけれど、でもそれが残っていること自体が歴史、というか。

ヨーロッパの、何百年も続く建物が残されていることと、たかが数十年前の建物。もしかしたら歴史的に考えると最近の時代に建てられた近代遺産と言われるものこそ、なかなか保存されないだろうなと思いました。日本でも1960〜70年代に建てられた、前の東京オリンピック時代の建物が耐震性などを理由に結構壊されたりしてるものね…。

キューバの旅19へ続く

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