1.05.2 Cuba キューバ

2階建てバスHabana Bus Tourで市内観光【キューバの旅08】

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ハバナ旧市街スナップPHOTOその2【キューバの旅07】

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Habana Bus Tourで街の全貌をつかむ

2階建てのオープンバスで市内をぐるりと巡るHabana bus Tour。今気づいたけどこれってHavanaじゃなくてHabanaなんですね。スペイン語だとHabanaと書くみたい。

ハバナ(スペイン語: La Habana[1][la aˈβana] 、英語: Havana /həˈvænə/)は、キューバの首都。キューバ島北西沿岸のフロリダ海峡に接する地点に位置し、カリブ海地域における最大の都市である。人口は約200万人。位置は北緯23度8分、西経82度23分。キューバの公用語であるスペイン語での発音は「ラ・アバーナ」に近いが、日本語では英語音に近い「ハバナ」の名称が広く用いられている。by wikipedia

ハバナの観光バスとも言えるこのバスには2種類のルートがあり、2階建てバスのほうがT1ルートと呼ばれています。約30分に1本、予約なしで乗れて一度乗ったら1日乗り放題。T1 は10CUCで発売されていました。(乗るときにもぎりのおねえさんに支払う)

アナログ手段が超役に立つ! 

こうした情報は、キューバでは現地に行ってネットで調べるという2000年代以降当たり前となった手法がほぼ使えないと思ってよいです。つまり事前準備とアナログ手段が大切。

アナログ手段とは、そう、ガイドブック!
今回、もしかしたら重宝するかもと思って持参した『地球の歩き方キューバ編』がめちゃめちゃ役立ちました。

レストランとかはそんなにたくさんの情報があるわけじゃないけど、主な観光、簡単な地図と距離感、どんなことができるのか?を知るにはやはり信頼が置ける手段。その貴重度は、自分が海外で旅を始めた1990年代を彷彿させます。本の信頼度UPがなんか妙に懐かしかった!

で、そんなガイドブックから情報を得ていたT1バス。無事前日にバス停や時刻表も発見していたので、今日は余裕を持って乗り込むことができました。

二階の先頭を陣取っていざ出発!

午後イチくらいだったので、相当暑い時間帯でしたが、やはりここは一番前の二階だろう!ということでその位置を陣取ります。

出発進行!妙にテンションが上がります

隣には一人で乗り込むお兄さん(帽子なしで頭が暑そうだった)

結構な乗車率でした!

ルートは2種類 市内観光はルート1が便利

ルート1でぐるりと周遊、どこでも降りられるということでしたが、降りる人はほとんどおらず。わたしたちも1ヶ所くらいどこかで降りようかとも思いましたが、とにかく暑くてとてもじゃないけど一歩も歩きたくない気分だったので、そのまま終着までぐるりと巡りました。

まずは海沿いの目指して進みます

途中でガイドさんがスペイン語(もしかしたら英語も)で解説してくれるんだけど(たぶん録音)英語もかなりスペイン語テイストで、上階にいて音がよく聞こえないこともあり、ほとんどBGMにしかなってなかった(笑)

海沿いをぐるっと回ってリゾートホテルがあるエリアに

初日に歩いた海沿いの道を通って新市街、リゾートホテルがあるエリアのほうに向かっていきます。

こういう偉そうな広場と偶像があるのが社会主義っぽい

ハバナ新市街のビル群

キューバの政府関係の建物かな?

新市街にはそれなりに高いビルも

そうそう、この新市街の海沿いの道路沿いにひときわ新しいビルがありました。そしてビルの前には「アメリカ総領事館」の文字が。おお!なるほど!新設したのか〜と妙に感動。

トランプ大統領になってまたちょっとアメリカとの国交は面倒くさい感じになってるそうですが、今後はお互いのよきところを適度に補い合って仲良くしてほしい、と個人的にはおもいます。

ひと昔前はとても賑わってであろうエリア

印象的だったのが、スタジアムなどのスポーツ施設や水族館みたいな公共施設がかなりボロボロだったこと。メンテするお金がないんでしょうかね…。このあたりは1960〜70年代で止まってるようなそんな雰囲気が漂っていました。

これは今も現役の高級リゾートホテル(だけど立地がかなり微妙)

整備いちおうされてるっぽいけど海に観光客はいない

妙にレトロチックな現代的ホテル

政府関連の建物が増えてきました

ルーフトップバスは写真も撮りやすくていい

このかっこいい建物は病院のよう

たぶん何かしらガイドの説明があったんだろうと思うけど、聞いてもさほど理解できない(語学も内容も)のでまあ写真撮って終わりってなるよね(笑)

誰だろう?なんだろうとお思ったりするし、もしかしたら『歩き方』には解説載ってるってこともあるけど、こういうものに基本あまり興味がないなあ。なぜこの天井部分に人がわーっと集まってるのか?とかには興味があるけれど。

有名なオブジェは政府のビルの壁面にあります

でもやはり、キューバに来たら絶対一度はここに来たいと思う、そんな場所のひとつがここ。ゲバラの壁画オブジェ。革命広場の前にある政府の内務省ビルに描かれています。

まさか政府の建物にあるとは想像してなかった!けどよく考えたら、民間企業というのがほぼないんだから、コカ・コーラの宣伝壁画とは違うんだよな・・・。国の英雄だし。

右下に描かれている文字はHasta la victoria siempre.『勝利に向かって、常に』という彼が残した言葉

こちらは革命家カミーロ。書かれているセリフは口癖だった、「Vas bien, Fidel?(いいだろ、フィデル?)」

あまりキューバ革命のことも歴史のことも調べないまま来てしまったけれど、(ヘミングウェイも読んでない)わかっててみるとよりじーんと来たのかも。でもなかなかこの2つはカッコよかったです。そしてビル自体はやはりボロい。その感じもまたキューバ!

ずっと車内から観光

この革命広場で一度降りようか迷ったのですが、バスに乗っていても日差しが強く、暑すぎて歩くのちょっと無理、な状況が続いていたので結局降りずにそのまま旧市街方向へ戻ります。

このあたりが新市街のメイン通りっぽい

ぐるり巡って発着地に戻ります

最初に通った海岸線の道にまた戻ってきました

 
到着!ずっとルーフトップバスの中から見て回るだけだったけど、街の概要がよくわかったし、これは一度は乗るといいなと思いました。東京におけるはとバスみたいなもんか?

ただ、東京やNYなどの大都市は選択肢が山程あるけど、キューバで、現地でネット繋げず調べたりするのも大変な困難が伴うので、こういう選択肢をちゃんと用意してくれてる安心感はそうした都市とは桁違いに大きいです。日本における英語や中国語に特化したツアーなんてのもそういう意味合いがあるのかもしれないなあ。

また次のツアーに向かうバス いってらっしゃ〜い!

キューバの旅09へ続きます

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