ユネスコ世界文化遺産アンコールワット
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夜明け前に遺跡に向かう。
見上げると星がまだ少し見える。
少しずつ東の空が明るくなる。
遺跡の入口近くに陣取り、夜が明けるのを待つ。
思ったよりも人が少なくてほっとする。
2時間近くゆっくり日が上るのを鑑賞したあと
第一回廊と呼ばれるアンコールワットの内部に入る。
精細なレリーフの数々。
見飽きることのない彫刻たち
ほんとうにありとあらゆる場所に装飾が施されている。
それらが今も残されていることの奇跡を思うと
感動もひとしお。
ふと誰もいなくなった瞬間、
タイムスリップしたみたいに、
初めてここに来たずいぶん前のことを思い出す。
まちはびっくりするくらい変化したけれど
遺跡はなにも変わらない。
人の多さとわたしの年齢だけは
変化してしまっているけれど。