2020年1月カンボジアシェムリアップ旅ー関連記事一覧
シェムリアップのホテル選びは選択肢が豊富
こんにちは!旅人ワンダラーユウコ(@moana_blue)です。
18年ぶりに訪れたカンボジア・シェムリアップ。いろんなことが変わりすぎていて、遺跡以外はもはや過去の記憶を辿ることが難しくなっています。なかでも一番の変化はホテルの多さ!激安コスパ高のホステルから中級高級ホテル、まちを少し離れた郊外には超高級ホテルも数多くあります。
まちは変化する。ホテルエリアも周囲に拡大
まちを歩いていると、まちの規模のが昔より数倍拡大していることに加え、栄えているエリアもどんどん移動しているなというのを感じました。今はナイトマーケット、パブストリートがあるオールドマーケット周辺が一番賑やかで、新しくできる宿はどんどんアンコールワットから逆側のシェムリアップ川の向こう側に移ってきているようでした。
Booking.comで高評価+立地のよさで候補を絞る
わたしの旅先での宿泊施設の決め方は複数の要素を複合して複数の候補を抽出、その後それらを比較検討し、最終的に決定するというプロセスを踏んでいます。そういうのが面倒という人もいると思うのですが、わたしはこの旅の計画段階が、旅そのものと同じくらい好きなんですよね。放っておいたらずっと旅行の計画立てて1日過ごしててもいい、というくらいです。
自分の滞在先選びにおける複数の要素を分解してみると、
1 旅スタイルの決定(あとで詳しく)
2 滞在先のホテル・ホステルをBooking.com・TripAdvisorの両方で検索
3 高評価の宿を予算に応じて複数ピックアップ
4 各宿の立地をGoogle Mapでチェックし、周囲の環境をみる(ついでに口コミもチェック)
5 宿の決定、予約。
というプロセスを踏んでいることがわかりました。
どんな旅スタイルかによって、滞在先の選び方も変化する
旅スタイルとは何か?
それは、自分が心地よいと思え、その時に味わいたい気分やムード、旅の時間をどう過ごしたいか?によって決める旅の全体イメージ像といえます。
たとえば、「のんびりホテルでくつろいで癒やされたい」とか「絶景をホテルの部屋の窓から眺めたい」といったホテル滞在環境重視スタイル、「ホテルの部屋の中は気になるけど、景色までは求めない」「日中は歩きまわるから寝るだけでOK」というまち歩き重視スタイル、「まちへ出やすく歩きまわりたいけどSPAやレストランなども併設されたホテルがいい」という中庸スタイル、そして当然「予算重視!安ホテルやホステルでOK」というパターンもあります。
基本的には1泊にかけられるコストからおおよその旅スタイルが決まってきますが、それでもこの旅スタイルの違いによって、自分にフィットした滞在先の選び方も大きく変わってきます。
ホテル環境環境重視派は、立地よりもホテル内部を要チェック
たとえばビーチリゾートに滞在する場合などはこれに該当することが多いかもしれません。
外食もせずホテル内部のレストランに滞在し、ビーチやホテルのプールでとにかくのんびりしたい。まちや遺跡などを巡るのは滞在中1回くらいでよくて、あとはとにかくのんびり派の人は、予約サイトの写真や口コミをくまなくチェックして、ホテルのことだけ考えて予約すればOK。
まち歩きもしたい人は立地を確認!
しかし、だいたいの日本人は、意外とこのホテル内部だけでのんびりができない観光重視派が多い。ついついスケジュールをパンパンにしてしまう派。個人旅行の場合、スケジュールも全部自分で決められるのに、どうしても予定をパツパツにしてしまう人も多いと思います。わたしは最近は旅先でショッピングというのをほとんどしなくなってしまったのですが、でもまちの様子を見たり感じたり、写真を撮ったりしたいので、やっぱり利便性を重視することが多いです。1週間以上滞在するなら別ですが、時は金なりでステイ先からぶらぶら歩いていろいろなところに行ける、というのは、やっぱり便利なんですよね。
カフェやレストラン、遺跡や観光名所、お土産屋さん巡りなどもしたい人は、よさげなホテルをみつけたら、Googleマップやガイドブックなどで、それがどんなエリアにあるのか?を確認しておくと、現地で「いい感じのエリア」にたどり着く確率が格段に上がります。
今回のシェムリアップでの旅スタイルは、立地を優先+ホテル内部環境を重視
わたしの今回の旅は、いつもの安宿ひとり旅ではなく、元気だけど高齢の母を連れての慰安旅行。東南アジア自体が初めて、昔よく行っていた海外旅行はすべてスケジュールの決まった団体パックツアーでした。なので、今回は「アジアの雰囲気をまち歩きで感じつつ」「滞在にストレスが溜まらないやや高級めなホテル滞在」を旅スタイルのベースとし、連泊して疲れを貯めず、たまにはSPAでゆっくり(わたしが)しつつ、母希望の「アンコールワット遺跡をじっくり巡る」を実現させるスケジュールを考えました。
ホテル内部は、プールがあるのはシェムリアップの必須アイテムとして(ホステルにさえあること多し)部屋からの眺望は求めず、部屋にベッドが2つあること(いい部屋はキングベッド1台のみのことも多い)、ホテルの規模は大きすぎず小さすぎず、ホテル内にレストランなどの施設もあることを条件として候補を絞っていきます。
候補に上がった4つのホテル
今回最終的に候補に残ったのがこの4つのホテル。すべて 予約サイトの口コミが9点以上、日本人からの口コミもある中規模程度のホテルです。ブティックホテルとも呼ばれる、内装にこだわった小さめのホテルが、今世界中で増えています。日本にはこの手のホテルがまだまだ少なく、味気ないビジネスホテルしかないのが悲しいところ。シェムリアップは観光地ですが、カンボジア自体の国力が(昔に比べれば相当上がったにせよ)まだ人件費等が安いため、かなり安い価格でレベルの高いホテルに宿泊することが可能です。
ザ アヴィアリー ホテル(The Aviary Hotel)
ゴールデン テンプル ホテル(Golden Temple Hotel)
ハリ レジデンス & スパ(HARI Residence & Spa)
コスパのよさ(1泊1室8,000円台)と、往復送迎付きサービスがあること、連泊すると無料ディナーがついてくる、ルーフトップ(屋上)のプールとレストランの眺望がすごくよさそう、賑わうエリアからやや離れてるためうるさくなさそう、とはいえマーケットレストラン多いエリアまで歩いていけそう、ベッド2台の選択肢がある。
一番下のビロースホテルも相当よさそうだったのですが、(ここだけ少しホテル価格帯が他より高め)そこまで高級路線じゃなくても充分かな、と思ってやめました。高級とはいえ今の時期だと1泊1室16,000円前後なので一人あたま8,000円と思えば全然安いんですけどね。こちら、ブッキングコムの口コミ評価が驚異の9.8最高をもらっている宿なので、いつかまたチャンスがあれば泊まってみたい気も。