ヘリタンス・ネコンボホテルを出てお散歩がてらお土産探し
スリランカの旅も最終日を迎え、まちの様子を見学しながらちょっとお土産モノ的なものを買いたいなと思って、海岸沿いの通りを歩いてみることにした。
ヘリタンス・ネコンボの広いエントランスを抜け、ホテルのゲートを出ると、すぐにそこにはココナッツの実ジュースを売る人がいた。買わなかったけど、こうしてフレッシュなジュースが飲めるのは、南国ならではの贅沢だなと思う。
てくてく歩くと、すぐに2日前までの我が家?であるホテル、ジェットウィング・アーユルヴェーダパビリオンズの入口も見えた。ここは入り口は非常に慎ましやかで、あまり目立たないけれど、奥行きはかなりあって静かな雰囲気なのがとてもよい。センスがよいというのはこういうことをいうのだろう、と思う。
ホテルを通り過ぎて歩いていくと、道の両サイドにずらりとレストランやショップが並んでいる。どこもそれほど大きくはないが、クレカ使えるよとか、クーラー効いてますよ!を全面アピールしたガラス扉が多く、なんというか微笑ましい気持ちになる。
寿司バーというのもまたあった。ここは海鮮が穫れる漁港が近いから、もしかしたらもしかして美味しいのかもしれないけれど、やっぱり異国で寿司はハードルが高い。
そうこうしているうちに、2年前にコロンボで見かけてセンスのよいお土産物などを売っていたOPELというブランドのショップを見つけたので入ってみることにした。
ここは、お土産物というよりは、それらも含む水着やTシャツ、文具やカバンなどをセレクトして売っているお店で、おそらく現地のおしゃれブランドという位置づけなんだろうと思われる。
前はここで象の描かれたいい感じのTシャツを購入したのだけれど、今回はあまりピンと来たものがなく、見学しつつ涼んだだけで外に出る。
雨期でもなんでも、ここは基本熱帯の国、歩いているとかなり暑い。
ネコンボの海岸沿いは外国人も多いエリアなので、それ用にアレンジされたちょっと高級感のあるお店が並んでいる。次に見つけて入ったのが、Dilmah(ディルマ)というこちらではかなり有名なリプトン的な紅茶ブランドがやっているTというカフェ&ショップ。ディルマは日本でも時々見かけるブランドで、こちらではスーパーマーケットで売られる廉価茶葉から高級なものまでさまざまなラインナップがあるようだった。
休憩もかねて入り、自分用のお土産として缶に入った紅茶を数種類購入する。基本、わたしは(もはや毎年何回も海外に行きまくるので)人に渡すバラマキ土産的なものは、ずいぶん前から廃止していて、買うのは基本自分が使うものだけにしている。以前はスーパーマーケットなどに行くとそれでもスパイス類や現地の食品、日用品などをデザインと物珍しさで買い込んでいたけれど、最近はそれも減ってきた。
そんななか、スリランカならではのお土産で、すごくいいなと思っているのがスパセイロンという高級アーユルヴェーダサロンのオリジナルオイルやジェルなどの商品。
ちょうど近くにあったジェットウィングブルーというホテルの中に小さなショップが併設されていたので、中を覗いてみることにした。
ここの商品は前回スプレー式のオイルを購入し、そのオリエンタルな香りと効果がすごくよくてお気に入りになった。今回はチューブ式の肩・首用のクリームを購入。このブランドは日本でも一応取扱いをしているようだけど、ごく限られた百貨店などでしか買えず、しかも現地よりは確実に高いので、ここで買えたのはうれしかった。(でも現地でもわりといいお値段します)
それにしても暑い。
ホテルのラウンジで軽いランチを食べて休息を取る。ビーチとつながっている開放感のあるレストランだけれど、そのためエアコンは効いていないので日陰にいてもそれなりに暑さは感じるほど。ビーチに寝そべる野良犬もちらっと私のほうを一瞥すると、すぐにまたゴロンと横になり死んだように寝てしまった。
まあ、そりゃそうだよね・・・日本ではもう野良犬なんて見なくなったよな・・・なんて思いながら、アーユルヴェーダホテルでは飲めなかったセイロンティーを飲んで、スリランカラストデイを漫喫したのだった。