食べる・見る・体験。台北女子ひとり旅でやっておきたい10Things!
台北女子ひとり旅でやっておきたい10のこと。台北市内のみに絞って書いてみました。
だいたいの人は3日あったらそのうち1日は郊外の花蓮や九扮でかけたりするようだけど、そこを敢えて!
女子って書いてますが、男性ももちろん楽しめる内容かと思います。ぜひ参考にしてみてくださいね。
1 小籠包食べまくり!
日本にも支店があるディンタイフォン(鼎泰豐)が有名ですが(やっぱりおいしい)それ以外にも名店はたくさんあります。それぞれちょっとずつ味が違うので食べ比べるのもいいんですけど1人だとせいろ1つが精一杯なので、あまり食べ比べまでやれないのがちょっと寂しいところですね。
ホステルとかで誰か一緒にご飯食べてくれる人を捕まえて、一緒に食事をシェアできれば最高です。
こちらは中正記念堂近くにある 杭州小篭湯包(ハンゾウシャオロンタンバオ)。お手頃価格がうれしい。以前は観光客は少なかったようですが、今はローカルな人と半々くらいかな。中がどんな感じか見えていて、ひとりで食べてる人もちらほらいたので、安心して注文できました。
こちらはたまたま歩いてたら店の前で蒸籠が蒸されまくってて思わず入ってしまった台湾現代美術館と近くのお店。四海豆漿大王っていう朝食もやってる地元民御用達レストランだったと思います。(公式サイトなんてないのでGoogle Mapで調べてみてね。)
2 夜市めぐりでローカルフードにチャレンジ
夜市はほんとに楽しいですね。私が1番よく行くのは宿に近い寧夏夜市ですが、水餃子とか牡蠣オムレツとかルーロー飯とかいろいろ安くで食べられるのでいい。夜市の屋台そのもので食べるのも雰囲気あってよいですが、そのまわりに老舗の食堂がひしめいているので、そこにふらっと入って食べるのもよい。そういうカジュアルなお店だとひとりで行っても全然問題ないというか気にならないので(高級なところはみな家族とか大人数で食べてることが多い)安心です。
3 台湾製スイーツも忘れずに。マンゴーかき氷!豆花!
台湾のスイーツはヘルシーでおいしいです。特に春先から後はマンゴーがたくさん出回るので、マンゴーを使ったスイーツがたくさん出回ります。かき氷が作り方が違うのかふわふわでおいしいですよね。日本にもアイスモンスターって言うお店がありますが、こちらはローカルなかき氷屋がたくさんあるので暑い季節は最高です。
豆花は冷たいものもありますが冬場は温かいものもおいしいです。朝の豆奨と呼ばれるお粥の1種もおいしいですよね。ぜひチャレンジしてみてください。あと漢方の亀ゼリーと呼ばれる黒いスイーツも人気があります。私はあまり食べないですけど、さっぱりしてて体にはとても良さそうです。
4 誠品書店で台湾の最先端モードを知る
蔦屋書店というTSUTAYAがやってるオシャレ書店&ライフスタイルショップ。あれの原型だとも言われているおしゃれな書店ー誠品Esliteというセレクトショップが台北にはたくさんあります。
特に大きいのが松山文創園區にあって隣にはプロデュースしているホテルまであります。ビル全体がセレクトショップになっていて全部おしゃれで全階見てまわるだけでクラクラする位。手作り感とかリノベーションとかそういうものを大事にしている感じがいいなぁと思いました。こういう百貨店スタイルで全部おしゃれって日本にはないですよね。日本の昔ながらのデパートってどこかやっぱり老人仕様になっている(お金持ってるのがその世代なので)部分ってあると思うから。
Eslite hotel 誠品ホテル (誠品行旅)
5 文創ーリノベやアートのクリエイティブ拠点巡り
さきほど紹介したEsliteも隣接している松山文創園區(サイトはたいわnと呼ばれるエリアは、台北の現代クリエイティブ拠点。しかも日本統治時代の古い煙草工場をそのままいい感じにリノベーションしたりしていて、その規模感たるや日本を越えてるところもある気がします。デザイン博物館などもあり、そうしたいわばデザインの聖地に日本でもよく見るようなかっこいいグッズやオシャレなカフェが点在。
特にわたしが気に入ったのは閲楽書店というインディペンド系のライフスタイルブックストア。
この書店については別途記事を書いたので詳しくはそちらで!
松山文創園区だけでなく、華山1914文化創意產業園區と呼ばれる場所もまた、センスのよいグッズなど売られるショップが並ぶ素敵な拠点になっています。
ここで一番感動したのは台北のソニーストア。なんか日本のより断然かっこよかった!所変われば・・・なんだと思いますが、日本のソニーストアは商品をガッツリ見たり触ったりできる場所というイメージがありますが、台北のそれは、よりイメージ戦略的な手法で展示などがされています。昔、大阪にソニータワーという場所があって、そこが未来のソニーをイメージしたパビリオンみたいなところだったのですが、なんとなくそうしたものに近いような。
そうしたコンセプチュアルなショップのほか、台北の最先端をいくかっこいいカフェやレストランが入っていて、台北の流行りや今を知ることができる施設になっています。
華山1914文化創意產業園區
6 タピオカミルクティー再び。変わりティーにもチャレンジ
春水堂は最近日本にも進出しているようですが、台湾にはいろんなお茶のチェーン店があるので気軽に注文してみてください。アイスで頼むとぴっちりビニールで梱包してくれるのでちょっとびっくりしますよ。いろんなお茶を使ったメニューがあるのでいろいろ試してみてください。わたしは台湾で緑茶とかほうじ茶のラテを飲んでハマってから今や日本でもほうじ茶ラテつくって飲むくらい。
こちらは参考までに台中にある春水堂のレストラン。台北のショッピングモールなどにはだいたい春水堂入ってます。最近日本にも入ってきて女子高生に大人気ですねー。ここのカフェはちと高めだったけど味は繊細で上品な感じで雰囲気もGOODでした。最後は当然タピオカティーで〆。(お腹いっぱい)
7 絢爛豪華な台湾のお寺へGO
台湾のお寺は日本のそれとは全然違います。とにかく豪華絢爛!派手!龍山寺をはじめとして、台湾のお寺は伝統的な中国の四合院宮殿式を採用し、北を背に前殿、本殿、後殿、左右の鐘樓、鼓樓と回廊で「回」の形に構成されていることが多いよう。タイやミャンマー、スリランカのお寺ともまた全然違うのでそういう目線で見てまわるのもまた楽しい。
特に龍山寺のまわりは朝食のお粥が美味しいお店や、いわゆる昔ながらの雑多なTHE台湾イメージな光景が残っているので、フォトジェニックでもあります。
龍山寺
8 MRTで北投温泉へ。日式温泉瀧乃湯は熱くて効く!
ここだけ台北のど真ん中より少し離れたところにありますが、MRTで市内中心部から30分もあれば到着するプチリゾート地です。北投石という石の元になった場所で、ここと秋田の(ガンにもいいと言われるほど薬効の高い)玉川温泉でも産出されるので有名な場所です。もともとは日本人が統治時代に整備したらしく、普通は台湾の温泉は「貸し切り風呂」または「水着を着てプールのように入る」パターンが多いのですが、ここには少しだけ「日式」と呼ばれる男女別の共同浴場があります。
北投石は「ほくとうせき」と読みますが、こちらは「べいとう」。市内のベッドタウンのような駅前から支線に乗り換えるかバスで少し山を上っていくと温泉街に到達します。講演には無料の足湯を楽しむ地元民?でいっぱい。
ここに2回ほど訪れてそれぞれ別の温泉に入りました。1回目に入った超上級者編の激安温泉についてはリンク先を参照してね。2回めに行った「瀧の湯」は最近改装されてかなり日本の共同浴場に近い入りやすい場所でした。泉質がとにかく最高。結構熱いお湯ですが「効く〜」ってなりました。
その他の温泉はかなり高級路線で、日本でも高級で有名な「加賀屋」とかが入ってたりします。値段も当然それなり(むしろ日本より高く感じる)。もうすこしリーズナブルでのんびりできる温泉があると最高なんですが、まあこれも経験ということで!
9 迪化街のレトロ建築と問屋街を堪能する
迪化街(ティーホアチエ)
と読みます。ここは古い問屋街なんですが、最近はそのレトロな雰囲気を活かしたリノベなショップも増えていて、新旧入り交じった魅力がある独特の風情があるまちになっています。
結構この中にいい感じのプチホテルなんかもあったりして、そういうところに泊まってみたいな、と思いつつも、いつも台北では安く上げる庶民モードが炸裂し、夜市や地元の食堂でご飯を食べ、居心地良いゲストハウスで大満足、ということが続いています。
ここで竹細工のグッズやお茶や漢方、からすみや乾物などを買うのが定番なんだと思うんですが、もう近頃そういうちょっとしたお土産モノにもほとんど心を惹かれなくなってしまったわたしがいます。ちょっと前までは「業者か」って言われるくらいいろんなチープで実用的ないい感じのものをスーパーやこうした問屋街で買いまくったりしてたんですけど。
最近はスパイス類なんかもカルディいけば買えるし、なんて思って、特にアジア近郊の国に行ったときはモノに心を奪われなくなりました。写真撮って満足、みたいな。でもかなりすてきなモノたちがたくさんあるので、掘り出し物やセレクトショップで作家モノなどを買うにはここが一番楽しいんじゃないかなと思うので、おすすめです。
迪化街(ティーホアチエ)
10 足裏の聖地台湾。リフレクソロジーで疲れを癒やす!
台湾式マッサージっていうと、昔は蒸しタオルでぐるぐる巻きにされて、足で踏むスタイルが知られてたと思うんですが、最近はそれは流行らないようで、今は普通の?推拿みたいな全身マッサージと足裏が基本。なんといっても日本でも台湾式足裏マッサージを伝える人がいるくらい、リフレクソロジーの技術は発展しています。
セラピスト的には(はい、わたしその道15年なんです)、足裏に関しては全身ほどは技術の差が出ないので、わりとフラッと繁盛してそうな店に入って足裏40分とか受けることが多いです。暑すぎる午後のだるい時間帯とか、夕食後とかに行くとそこで体力が回復するので、一日をより有意義に使えるというわけです。
おまけ1 買い物するならどこで何買う?
最近あまり買い物しなくなったんで良いアドバイスができるかわかりませんが、面白いのはハンドメイドの皮製品や文房具かなー?日本のものもたくさん入ってますが、こういうのは文創園区や誠品などでたくさん売られてます。結構いいお値段しますけど、気に入ったらそういうのを買うのもあり。
あとはセイロとかそういう調理器具もおすすめです。台湾といえばお茶やパイナップルケーキは定番なので言わずもがなですが、最近阿里山コーヒーなんていうのもあるようなのでそれを買って帰るのも毛色が変わってていいかもしれないです。地元のスーパーでローカルな調味料やお菓子などを買うのも定番ですね。
おまけ2 台北のゲストハウスは日本の感覚でOKの至極快適プレイス。
こちらはまた改めて紹介しようと思っていますが、台湾のゲストハウスは、場所によっては「日本のよりいいかも」って思えるところがあるくらいレベルが高いです。接客もそうだし設備やサービスもかなりいいところがたくさんあるなあという印象。
日本のいいところを学んでいるというのもあるのかもしれませんが、他の国と比べても、ふつうの日本のきれいなゲストハウスを使うのとあまり感覚が変わらずに過ごせる場所かなと思います。世界中今ホステルはすごくきれいになって快適なところが増えていますが、それでもやっぱり使う人によって雰囲気が違ったりして、やや緊張感がある施設もあったりするので。
というわけでワンダラーユウコが選ぶ台北でやりたい10things でした。いかがでしたでしょうか?また近いうちに台中 高雄 台南編も作ろうかなー
2〜3日じゃあ見きれない!テーマを決めて再訪必須
まあ、東京だってそうですよね。何が好きか?によって秋葉原マンセーな人もいれば、下北いいじゃんな人もいれば、やっぱり渋谷のスクランブル交差点!スカイツリー!とか浅草がローカルを感じていいとか、自由が丘なにここすごいとか、いろいろ好みがあります。
わたしの今の興味は「ローカルフード」と古いものを活かした「リノベーションデザイン」ですね。この中でいいなあ、いってみたいなあと思ったものをチョイスしてぜひ楽しんでみてくださいね。