1.5-40 関西 2.2 Diary 日々のつれづれ

奥が深い丹後半島。伊根の舟屋はもう一度行きたい!

「海の京都」丹後半島に取材で行ってきました!

看板などが新しくデザインよく整備されるだけでも雰囲気違います。天橋立駅前の看板

ちょっと前になりますが、京都の丹後半島に行き、地域で活躍するいろんな方にお会いする機会をいただきました!
京都、というと普通はいわゆる「洛中」と呼ばれる京都市内の一部をイメージしてしまいますが、京都府というのは実は結構広くて、丹後半島は京都府の北側、日本海側にある大きな半島です。今回は、「半島」に着目してその共通するマインドや暮らし方を探る「半島暮らし学会」のイベント参加も兼ねてお邪魔してきました。わたし自身、島好きでもあるし、三浦半島に長く住んでいて、なんとなく半島っていいよなと思っていたので、どんな切り口でどんな話題が出てくるのかとても楽しみにしていました。
 

JR宮津駅前は懐かしい雰囲気!

京都駅で車を借りて、高速をガンガン走って2時間。ようやく丹後半島の玄関口、宮津駅に到着。初めて来たけどすごくいい駅。ここでJRと京都丹後鉄道(旧北近畿タンゴ鉄道:高速バスのウィラーが買収してリブランディング中)に分かれます。
駅前は、古い昔ながらの(絶対ここ禁煙じゃないよね、な)喫茶店や地元民に愛されていそうな居酒屋兼食堂などがぽつぽつあって、ロータリーの雰囲気も新しく無駄にデカい田舎風情ではなく、程よい大きさであって。

昔のいい感じの駅前の雰囲気が残っていて、きっとこの町はいいまちなんだな、って想像できるようなそんな風情。

宮津駅前。取り立ててすごく変わった駅でもないけど、丹後の玄関口にふさわしい上品さがある

海も山も。地域で生きる素敵なひとたち

今回はフィールドワークと取材を兼ねた取材旅だったのですが、そのおかげでなかなかフラッと行って立ち寄ることのできない場所へ案内していただき、濃厚な時間を過ごすことができました。

取材で出会った素敵な人たちは、後日別途WEBマガジンココロココにて記事になりますのでそちらをじっくり読んでいただくこととして、ちらっと行った場所をご紹介します。

上世屋

山の上!高原!里山!棚田!
なんかこんな集落あるの?ここどこ?ってくらいに風情のある景色が広がっている、上世屋の集落。棚田があることでその景色を残そう、と移住者が増え、今はもともとの住民より移住された世帯のほうが多くなっているらしい!なんとも素敵で、真摯にこの地での暮らしと向き合っている姿勢に感銘を受けました。それにしてもここは冬、寒そう〜! もう少し山の上に行くと「スイス村」っていう京都府唯一のスキー場がある地域です。

京都・宮津市上世屋の集落

元茅葺屋根の家だらけ。ザ・里山な風景

上世屋の棚田

上世屋の棚田 これはごく一部

伊根

丹後半島の右上あたりにある伊根町。重要伝統的建造物群保存地区がある伊根浦集落に行きました。伊根の舟屋、というのが有名です。舟屋日本海という内海の、さらに湾内の島に波を遮られた中に海があるので、干満の差がほとんどなく、家の1階が船付き場になっているという舟屋。もちろん今の建築基準法では作られないので、新しくつくられるものはないのですが、今現存するだけでまだ230軒ほどあると聞いてびっくり。伊根浦の漁港の左右にびっちり舟屋が並んでいる様子は圧巻です。

伊根の舟屋

伊根の舟屋 重要伝統的建造物群保存地区に指定されています

伊根の舟屋

家の中に船着き場がある!舟屋の先に細い道がありそれを挟んで母屋があるという構成らしい


個人的に驚いたのは、昔ここが舞台の連ドラあったよなーと思って「10年くらい前に連ドラで・・・」って話をしたら、隣でさっそくググった人が「・・・25年前みたいです」って言ったことw。そ、そうか、そんなに経つのね・・・。戸田菜穂さんのデビュー作「ええにょぼ」の舞台だったそうです。そう言われるとまあだいぶ前だよね・・・うん。

舟屋の海側の景色だけでなく集落と街道の街並みも素晴らしかった

ここはまた行きたいなって思うので、チャンスをつくってもう少し天気のよいときにじっくり訪れたいところです。冬場はこの周辺結構雪も積もるので、その雰囲気もまたよさそう。

弥栄

やさかって読みます、この字で。このあたりで有機農業に取り組む人たちにも会いにいきました。いろいろ印象的なお話たくさん聞いたんだけど、連ドラつながりでいうと、今連ドラのテーマになってる食品企業に昔勤めてた人が、「こんなもの子供に食べされられない」って言って、自分で農業やりだしたっていう話にいろいろ考えさせられたり。


キコリ谷テラスという素敵なカフェ兼農作物販売所をされている夫妻が、ちょっと前まで葉山在住って聞いて、親近感が湧いたり。全体的に食に対するこだわりと誇りをすごく持っている方が多いなーっていうのが丹後のみなさんの印象でした。

キコリ谷テラス カフェと農作物販売所だけど、なんかオシャレ

美味しくないわけがない!自分ちの畑で採れた野菜と地元素材を使ったパンとスープのランチ


裏側にはカッコいいテントなのかティピ型のスペースがありました!よく見ると板置いてる台が野菜ケースだったりするけど、全部がセンスよくて素敵。ここもまた食べにいきたいなー。

「半島暮らし学会」をcafe&bb guriで開催

1泊2日で訪れた丹後半島。宿泊は伊根に新しくできてプレオープン中だったカフェ兼1部屋だけのB&Bに宿泊させていただきました!

ここがまためちゃめちゃカッコよくて。
東京や神奈川・千葉と関東圏に住んでいてカフェやデザインホテルの設計などを手がけていた方が、この伊根浦の雰囲気に惚れ込み、1年間探し続けて偶然見つけたこの古民家を購入し、大きく中をリノベーションして宿兼カフェに改修されました。立地は最高、中も最高。

カフェ部分はリーズナブルに、町民の方の来てもらえるように、一軒宿のほうは少しクオリティを上げて、大人がゆったり長期でも泊まれるようにミニキッチンやバス・トイレも美しく整備してあります。伊根には舟屋を改装した結構お高めの宿も多いんですが、団体客でどかーんと稼ごうではなくて、いかにこの価値をわかってくれる人に来ていただき、お金を落としていただけるか?ということを考えている人が増えている印象です。

断熱もかなりしっかり、スピーカーや大型スクリーンとプロジェクタで映画なども楽しめるという贅沢仕様。

トークイベントの様子は別途原稿を書いてますが、「半島好き」っていう繋がりで盛り上がれるのっておもしろいなーって思いました。ちなみに第1回めの「半島暮らし学会」キックオフミーティングは、わたしもその立ち上げにちょっぴり関わった真鶴半島・真鶴出版でやったそうで、いろいろご縁を感じます。

「海の京都」キャンペーンすごい

ちょっと前にJTBや代理店などが主体ではじめたという「海の京都」キャンペーンが功を奏したのか、京都の市内以外の場所をなんとかPRしたいという思惑がいい感じで当たって、天橋立あたりは久しぶりの賑わいをみせているようです。

インバウンド需要で天橋立ー伊根を観光して城崎温泉っていうバスツアーが多いらしい。

こういう団体需要も、まあこれからまだ一定数増えて行くとは思うけど、いわゆる日本の旧来型のぞろぞろ観光団体バスツアー形式を2回目以降のリピーターの方たちが好むとは思えない。FITと呼ばれる個人客をどう取り込むか?それは日本人も外国人もほとんど同じなんじゃないかと私は思っています。特に若い世代は差なんてない。みんな若い子は車も乗らないし、名所旧跡とか歴史にそこまで興味を持ってる人や予備知識がある子が多いとは思えない。

結局はまちの中にある「いい感じの暮らし」をしている風景や光景に出逢いたい、とみんな思っていて、それは作られたよそ行きのものではないことがとても大切なのだと思うのです。

天橋立にもちらり立ち寄り

仕事が終わって少し時間があったので、個人行動で京都丹後鉄道に乗り、天橋立駅で下車。帰りは大阪までの直行バスがあったので、その時間まで約1時間半ほど天橋立(あまのはしだて)に立ち寄りました。

細長い島のようになっている天橋立。観光案内所の方に聞いたら「中を歩いて往復だと2時間くらいかかる」とのこと。自転車借りてがーっと往復している人たちも多かったけれど、のんびり行けるとこまで歩こう、ということで真ん中の神社あたりまで往復しました。

むかーし展望台は行った記憶があるけれど、中を歩くのはおそらく初めて。なかなかよい雰囲気だったので、もう少し時間があるときにここもじっくり訪れたいなーと思いました。特に天橋立の向こう側?にある公園と近くの神社がなんかすごそうだったので!(なんやかんやでパワスポ巡りはする)

上世屋で見えた虹。山の紅葉も美しかったな〜

 

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