1-Travel 旅 1.02.5 Thailand タイ 1.6 ゲストハウス

タイ・カオラック「Monkey Hostel」は新世代のリゾートホステル

タイは昔からゲストハウスのメッカ的存在

ゲストハウスってたぶんもともとはヨーロッパのホステル・ユースホステルから始まって、それに家庭的なサービスがついてゲストハウスって名前になったようなイメージなんですが、実際のところはどうなのかな?

とにかく、昔からタイで格安宿といえばゲストハウス。安価で清潔なベッド、カフェや食事処併設、ラウンジのようなところでロンプラ(ロンリープラネットという旅本)やボロボロになった地球の歩き方などのガイド本などを読んで次の行き先を考える、みたいな場所でした。日本ではまだ出現していない20年以上前からタイにはゲストハウスが山盛りあって、わたしもよくお世話になったものです。

ドミトリー形式もありますが、1000〜2000円もだせば個室に泊まれたので、海外ではほとんど個室しか泊まってませんでした。最近はきれいで安全なホステルも増えたのでドミにも泊まりますが、治安のことなどを考えるとそんなにメリットを感じないことも多く。

一般的な個室のゲストハウス。カオラックの後半にステイしました。ここはやや高級でベランダがついてる

トイレとシャワーが個室についてる場合も結構あって、そういう意味では安ホテルと何も変わらない。ただシャワーがだいたいこの昔なつかし「瞬間湯沸器」タイプなんですよね。真ん中のボタンを押すとボッと音がしてお湯が出てくる。で、だいたい一番熱くしてもそこまで湯温が上がらなかったり、勢いがなくてしょぼしょぼしか出なかったりとか。

でもまあシーツが清潔で1,500円ならいっか、みたいな感じで。昔の筋金入りバックパッカーなら100バーツ(300円くらい)で泊まるみたいな旅してる人多かったので、わたしみたいなマイルド派は当時の日本人では少数だった気がします。

シャワーブースとトイレが一体化しているのも特徴のひとつかな

新感覚のおしゃれなホステルがバンコク以外のリゾート地にも登場

そういうのがアジアのTHEゲストハウスなイメージですが、ちょっとタイにも行ってないあいだに、バンコクやチェンマイのような都市部だけじゃなく、こういう小さなリゾート地にも近代的なホステルが出来ているのを発見しました。

なんとなくですが日本でもややその傾向はありますが、タイではホステルって名乗ってるところのほうが近代的でオシャレ度が高い施設のようい思います。

ここ、MONKEY HOSTELは、カオラックの中心地よりやや奥まった小道の一画にあるホステル。プーケット空港からはタクシーチャーターでやってきました。公共交通機関がないため、事前にタクシー代より安い価格で空港の送迎サービスを宿で行っていました。空港着が夜遅めだったので助かりました。

予約対応もフレンドリーで、イケてる若いおにいさんたちがチームで経営している宿のようでした。玄関からしてなんだか近代的!コカコーラの冷蔵庫まである!

チャイニーズニューイヤーが近かったのでちょっとだけきらびやか

タイ各地へのバス情報やヨガクラスやサファリツアー・シュノーケリングツアーの案内もありました。これを見てスリン島へのツアーを申し込み代行をお願いしました。

ダイビングショップ・サービスも併設

こちらのホステルはダイビングショップも兼ねてるようで、グッズの販売やツアー斡旋?主催?もしてるようです。グッズの販売以外はあまりダイビングショップっぽい感じはしませんでしたが、Facebookページなど見るとツアーなどもやってる風。

わたしはスリンのシュノーケリングツアーがよかったため、スキューバダイビングもすることにしたのですが、久々ダイビングで復習したいと思ったときに、やはり言葉の問題が気になったのでカオラックで営業している日本人がやっているダイビングサービスを利用することにしました。

全体的に今風、おしゃれ

立地は海のそばというよりはむしろ山側にあるホステルですが、部屋の中は海っぽい内装になってます。大きな文字や濃い壁色など、全体的に今っぽくておしゃれ!

広いラウンジと中庭

個室のベッドとウォールアート

月夜に赤い看板が光ります

前庭と共有ラウンジが広くて使いやすい

海際に宿をつくらなかったからと思いますが、敷地が広くて前庭が広くて外でのんびりできるのもうれしいところです。レンタルバイクも複数台揃ってるし、外部のレンタル屋じゃないぶんパスポート預けにドキドキしなくてよい。

一番よかったのはこの共有ラウンジ。広いデスクでパソコン作業するのにぴったり。正直バカンスで仕事でネットに繋ぐのなんて、と思いますが、旅が日常になってくると、毎日ではなくても数日に1回はメール返信したり原稿書いたりブログ書いたりとそれなりにやることもあるので、集中して取り組めるこうしたスペースがあるのはめちゃ便利です。

しかもなぜかやる気になって結構仕事もはかどったりして。ゲストハウスは基本Wi-Fiがちゃんと使える速さで繋がっているところがほとんどなので、そういう意味でもありがたい。

売店で買った水と市場で買ってきたマンゴーを食べたり、コーヒー飲んだり。

 

個室とドミトリーあり。個室は広いがエアコンなし

お部屋はドミトリーと個室があって、その値段差がさほどでもなかったので、このときは個室を選びました。

部屋もベッドもすごく広くて清潔感もあったのですが、エアコンがない部屋で。ファン(扇風機)だけでも大丈夫かなーと思ってたんですが、意外と暑かったのと、一応外が見える窓があっても見通しがよくなかったので部屋が広くても快適さを感じなかったのがちょっと残念でした。寝る以外は共有リビングにいたほうが快適だからだったらドミトリーでもよかったか?とか。

ただシャワー・洗面は男女別にきっちり分かれていて数も多くとても清潔だったのでそこはすごくよかったし、全体的には快適なよいホステルだと思いました。お出かけも多かったしホステルで知り合った誰かと仲良くなるーという感じでもなかったですが、基本海外でわりと自分は一人で行動していて特に不便も不満も感じないので、そこはOK。ただ「現地で友だちつくりたい!」みたいな人はちょっと不向きかもしれません。

このときはレストランなどの選択肢が隣のビーチ近辺のほうがよかったので、予約していた2泊の後は、延泊せずに別の宿に移ることにしました。宿の良し悪しって中身もめちゃ大事なんですが、近隣のレストランやお店といったまわりの環境にもやっぱり左右されるし、実際自分もそうやって選ぶよな、と改めて思った次第。

[bdotcom_bm bannerid=”9429″] .

現役セラピストが教える海外で失敗しないスパ・マッサージ屋選び
初秋の札幌3泊4日取材+おまけ旅してきました!

You Might Also Like