1.02.5 Thailand タイ 1.7 旅のお役立ち 1.7-4 個人旅のコツ 1.8 Therapy Travel

現役セラピストが教える海外で失敗しないスパ・マッサージ屋選び

タイカオラックの旅全体の様子は こちらでまとめて読めます

自分がセラピストなのでマッサージの質にはこだわりが

こんにちは。旅人ワンダラーユウコです。突然ですが、わたくし旅人歴も長いのですが、あわせてキャリア15年のボディセラピストでもあります。タイ・チェンマイにはじまり、ハワイ島で1年半、メディカルなマッサージ技法を学び、その後海辺のサロンを自ら運営しておりました。今はサロンは閉じていますが、特別に契約制にてセラピーを承っておるような次第です。そんなわけで、マッサージを自分が受けるときもその質にはかなりこだわりたい。もっとはっきり言うと「下手くそには当たりたくない」(笑)わけです。

カオラック ビーチ沿いのマッサージ屋とレストランの並び

海外でマッサージ受けるの大好き!特にアジア最高

タイマッサージは通算ですが1ヶ月ほどチェンマイに滞在して学びました。タイ古式マッサージは、中国の医学(経絡とか)とインドの医学(チャクラとか)がほどよく混ざったアジアの宝ともいえる手技だと思っています。特に下半身を中心にストレッチしていくチェンマイ式の施術が、自分の原点でもありますし、いろいろな手技を学んだあとも「やっぱり理にかなっている」と思うことが多いです。

これはチェンマイ旧市街の裏通り


心身のメンテは大事なので、マニアックにスリランカのアーユルヴェーダリゾートに滞在もしたことがあります。いつか日本でもそういう宿をプロデュースしてみたいなんて夢もあったりして。

海外では価格的にも機会的にもマッサージ系の施術を受ける敷居が低いので、普段の旅行でもスキあれば試しています。ホテルの雰囲気抜群のスパなんてのももちろん好きですが、だいたい泊まってるのがゲストハウスですからね、あんまり分不相応なスパばかりに行くのもどうか、と思うのと、安いからといってマッサージそのものの質が悪いという相関性があるわけじゃあないので、激安場末のおばちゃんマッサージ屋からホテル併設のスパリゾートまで、わりとまんべんなく受けます。

カオラックで行ったホテル併設のスパ 歩いて行って数時間後に予約した

海外の旅先でのサロン選びは重要。でもどうやって?

前置きが長くなりましたが、旅先でどうやって自分に合ったマッサージサロンやスパを探すか?これはなかなか難問です。WEBサイトや外観の見た目がよくてもセラピストの質がいいとは限らないし、アジアだと道を歩けば複数のマッサージ屋に当たる、みたいな通りもあって、その中からとりあえずのベストを選びたい。でもどうやって?

サロン選びの事前調査は必須!

昔は完全に行き当たりばったりで現地に行ってから探したりしていましたが、最近はネットの力も借りてます。

1.Googleマップで位置と評判をチェック

自分の泊まっている宿や行きたいエリアのGoogleマップからマッサージ屋さんを探したり、ガイドブックやネットコミで目星をつけたサロンをいくつかチェックします。ここでGoogleの口コミがあまりにも5ばっかりとか不自然な場合はステマかも、と疑ってみたりもします。(一度そういうことがありました。口コミ高評価で書いたら10%オフみたいなのを店内で見た)複数口コミがあって、それなりによい評価だったり、具体的な内容が書いてあるちゃんとしたレビューがある場合は候補のひとつに挙げておきます。(お気に入りに保存などして現地でわかるように!)


2.Webサイトがある場合はそれも一応チェック。

場末の1時間1,000円以下のマッサージサロンなどはサイトがないところも多いですが、サイトを持っているところや高級な部類のスパを検討しているときはWEBもチェックします。


3.予算と気分にあわせてどんなタイプのサロンに行くか決めます

その日の気分、予算によって行く店は大きく変わります。例えば「雰囲気とかどうでもいいからとにかくガッツリ効くところがいい!」というときは、その手のお店を、「技術もだけど、とにかくリラックスした気分になりたいの」というときは、マッサージ中に隣の施術者とおしゃべりしたり、音楽がタイの演歌みたいなBGMじゃない、それなりの値段のそれなりの施設を選びます。そういうところは日本語OKだったりすることもあるようですが、日本語OKだからといって高級でレベルも高いかというとそうでもないのが難しいところ。

どんな要素を重視する?冷房ガンガンの仕切りルームかアウトドアか?とか

安いマッサージ屋の場合はさらに現地調査

安いマッサージ屋さんがたくさんあるようなエリアに行くときは、更に現地調査も欠かせません。

前を通ってみて、セラピストのおねえさんがヒマそーにしてたり、明らかにやる気がないというところもあります。靴が玄関に脱ぎっぱなしになってて、お客さんがが多いのかな?と思いきや全部従業員のものという場合もあるのでよーく見る。看板の内容、料金。最後は「カン」ですが、なんとなく店のまわりが汚かったり淀んだ空気が感じられたりする場合はやめます。

ちなみに足裏マッサージが一番レベルに差が出にくい気がするので、ここはちょっとどうかな?(でも何かしらマッサージ的なものは受けて休憩したい)という場合は、わたしは足裏のトリートメントをまず受けます。で、「あ、この人うまいわ」ってなったら「全身マッサージも追加したい」って言ってみる。そうするといきなり全身の施術を受けて「・・・」てことにはならずに済みます。

カオラックではビーチマッサージの店も多かった

高級スパに行く場合は事前の予約が必須。心の準備も整えてGO

ホテルの中のスパや、日本語対応してますなんてとこは当日でもいいので必ず予約をして向かいます。そこらのおばちゃんのマッサージ屋は「マッサージOK?ワンアワー?」みたいな片言英語でその場でOKですが、それ以外の場所は予約したほうが絶対によいです。セラピストの側も心の準備ができますしね。

まとめ:事前調査+現調必須。最後は自分の直感を信じてトライ!

だんだんいろんな施術を受けたりお店に行ったりしているとわかってくるものです。ごちゃごちゃして不潔そうに見えるお店はやっぱり施術もおざなりだったりだとか。レストランなんかもそうですよね。結局は受ける側、つまり自分がどの程度そのお店に費やす時間を大事にしたいか?という心意気にもかかっているかもしれません。

わたしはどうせならその時に一番いい選択をしたい!と思うので、かなり気合を入れてサロン選びをします。「テキトーでいいや」と思っていると、テキトーな店しか出会えない。「るるぶ」に載ってるからいい/悪い のではなくて、自分の目で確かめる。そして最後は自分の選択を信じてトライして、その結果が「あ〜あ」だったとしても受け入れて、次のチャンスに備える。その繰り返しが「見る目」を鍛えていくのだと思っています。

スクール併設のお店は全体的にレベル高いです。これはバンコクのワット・ポースクールスクンビット校(日本人がいる)

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