毎年恒例の天王寺動物園ナイトズー
数年前から大人向け?の動物園イベントとして年に3回くらい開催されている天王寺動物園のナイトZOOですが、いつも大人気!わたしも今回で3回目?カメラを持って出動しました。
夜9時まで営業!ライトアップもあります
ナイトズーは通常5時までの営業のところ9時まで営業するという企画。
夜5時以降は見られないゾーンがあったり、一方通行になったりするエリアは出てきます。そして通常なら販売してないビールなどのアルコール類も出していたり、音楽の出し物があったりもするのでかなりの非日常感。そんなわけで大人気!企画となっていて、入場するのに時間がかかることもあるそう。
昼から入場がオトク!虫除け対策は万全に
特に夜間入場料などは必要ないので、天王寺動物園の入場料は500円とリーズナブルなので気軽にふらっと行くことができますし、昼のうちから入っておけば行列もないしオトク感UP。
行った日はお盆の真っ最中でしたが、夕立があってやや夕方以降涼しくなったので、なんとか不快にならず園内をまわることができました。でも途中でかき氷食べたし水分補給は必須。
あとやはり蚊などの虫は多くなるので虫除け対策はしておいたほうがいいです。
園内にはひまわりも元気に咲いていました。 夏ですな〜
夕暮れどきが好き
わたしがナイトズーに行くときは、いつも夕暮れ前くらいから入場します。というのも、真っ暗になってしまうと雰囲気はいいけど写真は撮るのがめちゃめちゃ難しくなるから。
夕方からは動物も少しずつだらーんと寝てる昼間から、活発になってくるのと、夕方の斜めの光線が写真映えするのでよいのです。
天王寺動物園のうしろにそびえるハルカス(日本一高いビル)。この動物園ではハルカスをバックにサバンナゾーンでキリンやシマウマがいる姿が一番象徴的で好きな景色です。
少しずつ暗くなってきました。
望遠レンズが大活躍!
いつもは持ち歩かない一眼の交換レンズ。70−300mmという望遠レンズは動物園では大活躍!カバのこうしたむしゃむしゃ草を食べる様子をアップで撮ることもできるし
もうひとつ、手前の網を消す(見えなくする)効果も望遠レンズにはあります。
網がうつるとやっぱり美しくないのでこの技を覚えるとだいぶいい感じ!それにしてもエミューちゃん顔がこわい・・・(笑)
このレンズはSONYのαシリーズのレンズのなかではGマウントと呼ばれるもので、フードをかぶせるとでっかいんですが、望遠レンズにしては比較的コンパクトでわたしが持ってるカメラバッグに縦で入ったのと、重いのは重いんだけどまあ耐えられる重さだったことが決め手で2年前に購入しました。海外にまでは持っていくレンズじゃないから、近場の動物園と夕陽が沈む海くらいにしか撮ってない気がするけどまあまあお気に入り。
動物さんいろいろ
天王寺動物園はそこまで広い園内面積ではないのですが、10年位まえから大規模リニューアルを行っていて、いわゆる檻に入った展示法をなるべく避けるような方向性でつくられています。とくにサバンナゾーンはかなり広い芝生と木々が生い茂る場所にゆったり草食動物がいるので、ちょっとほっこりします。
ふれあい広場にいる動物たち
主にこどもたちが動物に餌やり体験できるのがウリのふれあい広場。ヤギとか羊とかうさぎとかそういう系の動物たちがいます。
サバンナゾーン!
サバンナゾーンのシマウマは模様とプリケツがキュート。
ライオンは草食動物ゾーンとは当然隔離されたところにいるんですが、金網ひとつ挟んで向こうに見えるので、いつもどんなこと考えて見てるんだろ?とか思ってしまいます。
キリンさんは2匹いて、前来たときは2匹仲良く外でご飯食べてたんですが、今日は1匹だけしか見かけなかった。ちょっと前に出産したけどすぐに子どもが死んでしまったということがあったので、気分が沈んでいるのかしら・・・などと妙に動物情報に詳しくなってきてしまった。
この子はエランドという動物(何回聞いても覚えられず)。
アフリカ南部のサバンナと呼ばれるひらけた草原にくらしています。メスとその子供は30~80頭の群れを作り、オスは通常一頭で暮らします。主に昼間に行動しますが、アフリカは暑いので日中はあまり動かず朝や夕方に行動します。8~9ヶ月の妊娠期間ののち1頭の子供を生み、子供は約3年でおとなになります。
なかなかよいお顔をしています
角も顔の真ん中のたてがみ?も美しい。
でもこんな変顔もしてくれます(食べてるだけだけど)
Photo library
他にも毎回動物園に来るとアホほど写真を撮りますが、今回はその一部を〜
夜の動物たち
一度サバンナゾーンをまわって少し休憩したのち、いよいよ日が暮れライトアップされたゾーンに再び突入しました(夜はゾーン内が一方通行になります)。
ここでかなり画像がざらついてきたので望遠レンズから単焦点の明るいレンズに変更。アップは撮れないけど手持ちで夜に撮るにはやはりそちらのほうが断然きれいなので。
少しずつライトの色が変化するのでずっと見ていて飽きないです。
メスのライオン二匹が並んでのんびり。でも昼はだいたい寝てるけど夜だから起きてる。
キリンと飼育係さん
最後にシロクマさんにごあいさつ
ここのシロクマ舎。ちょっと汚れて見えて昼間見ると「うーん」ってなっちゃうんですが、夜はライトアップでそのあたりもうまく隠れていい感じ。水の中に何度もざぶーんと入って涼を取っていた?シロクマさんを見て帰路につきました。
夜のてんしばも雰囲気GOOD
昔は天王寺動物園の入口は地下鉄動物園前駅という通天閣の裏側のあたり(めちゃ怖かった)がメインだったのですが、今は天王寺公園(これもリニューアルして大変化した) のてんしば(芝生広場)の奥から入るのが一般的になりました。てんしばは夜になると美味しそうな雰囲気の今風なレストランや産直市場みたいなのもあるので、動物園帰りにここでゆっくりするのもありかと。
よっぽど好きな人じゃないかぎり大阪に観光で訪れて動物園まで来るひとはすくないと思いますが、てんしばはジャンジャン横丁やあべのハルカスとあわせて来てのんびりするのはアリかなーと思います。