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マラケシュのリヤド・アルワチュマは癒やしのオアシスーモロッコ旅22
マラケシュのリヤド・アルワチュマは癒やしのオアシスーモロッコ旅22
サハラ砂漠旅の疲れが・・・
この日がマラケシュ滞在最終日。明日の朝にはもうカサブランカの空港に向けて旅立たなくてはいけないのですが、どうにも2泊3日のサハラ砂漠ツアーの疲れが取れず、旧市街の市場の喧騒でガツガツ歩いて写真を撮る気力が・・・ない。
それに今回まったくお土産的なものも買っていないのでどうしたものかと考えた結果、旧市街の城壁を出て少し歩いたところにあるカルフール(フランス資本のスーパーマーケット)に行って物色してみることにしました。スーパーだと値段の交渉もしなくていいし、ある程度モノの値段の相場がわかるので、初めて行く国で商店だと交渉必須の国では重宝します。
お土産探しにCarrefour(カルフール)へGO
そんなわけで、旧市街を囲っている門の外へと踏み出します。
そこはちゃんと車が走れる広い道路もあるふつうの?街。新市街には時間がなくて行けなかったけれど、だいたいこういう国(アラビック圏が多い?トルコ・エジプト・インドなどもそうかな)は新市街と旧市街がしっかり分かれていて、経済の中心は新市街にあり、旧市街は昔のままが残されているイメージ。旅行者的におもしろいのは旧市街のほうだけど、設備の整ったホテルとかショッピング施設などがあって買い物などもしやすいのは新市街。
歩いて10分くらいのところにあるカルフールは、かなりカルフールにしてはかなり小規模スーパーで、思ったほどお目当てのもの(化粧品系とか)はレジ前に少しあるだけで多くなかったのですが、いくつかオイルなどを購入しました。アルガンオイルは安くて買ってよかったな〜。アルガンオイルはモロッコ原産なのです。あとローズウォーターなんかも買いました。
城壁の中はラビリンス
宿泊している宿は、壁の少し内側。そこからこういう道が続き10分弱歩くと車も入れないジャマ・エル・フナ広場とスーク(市場)にたどり着きます。
フナ広場から先に広がる通路は狭いので人以外はバイクくらいしか通れません。あまり自転車は走ってなくてだいたいカブタイプのバイクかたまにロバ。ちゃんとまだ現役で荷物運んだりしています。写真を撮ろうとするとめっちゃ睨まれた(ロバ遣いの人に)ので、いい写真はあまりないのですが。
モロッコでは猫が多いって聞いてたけど、多いなんてもんじゃなかった。どこにでもいる。
あまりにいすぎてシャッターチャンスが逆にないというか、どーしたらええんや状態になりました。
先方も特にカメラとか人とか気にしてない様子。
喧騒に疲れたら庭園へ!Le Jardin Secretはカフェ併設の庭園
写欲よりも疲れを癒やしたい・・・。
最初に行こうと目論んでいたのは、新市街にある有名なマジョレル庭園でした。ここはイブ・サンローランが晩年好んだというステキな庭園があり、マラケシュっ子も必見!とおすすめしていたところなので、行くつもりだったのですが。
最近はとても混むので朝イチがオススメと言われていたのにのんびりしてしまい、気がつけばランチ時間。タクシーで向かうのも面倒だしな・・・なんて思っているうちにタイミングを逃してしまいました。で、地図やガイドをいろいろ見たりしてると発見したのがこの庭園。旧市街の中にある復興された?庭園のようです。歩いて早速向かいます。
外は狭い路地なのに中は美しい庭園になっていました。入場料がすごく高かったんだけど、どうやらこちらは2007年にオープンした新しいというか復活した場所で、その維持メンテナンスにお金がかかっているということがわかりました。
内部はかなり広く、それぞれに美しいタイルで装飾が施されています。
2007年に修復された新しい庭園
下に紹介するのは、公式サイトからリンクしたこの庭園が復活するまでのストーリー。
ちらっとみるだけでも、ほとんど廃墟だったところからのスタートだというのがよくわかります。そりゃお金もかかるわな、と納得。入口にはちょっとした美術館のようなアートショップがあり、気の利いたグッズなども買うことができます。
中に眺望がよいカフェもありました。ランチ後すぐだったのでここは写真を撮るだけでスルーしましたが、のんびり過ごすにはよさそう。庭園も人が少ないのでずーっといられそうなとても雰囲気がよい場所でした。マジョレル庭園で人多すぎ!ってなるよりはこの日の過ごし方としてはよかったかな。(ちょい負け惜しみw)
Le Jardin Secret ル・ジャーディン・シークレット
フランス語読みだとル・ジャルダン・サクレになるらしい。
過去記事でもちらっと紹介しています!
マラケシュの庭園は美しいーモロッコ旅08