1.01.1 Morocco モロッコ

マラケシュへの帰路は忍耐ゲームーモロッコ旅21

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朝のラクダトレッキングは至福の時間ーモロッコ旅20

朝のラクダトレッキングは至福の時間ーモロッコ旅20

サハラ砂漠を後にして一路マラケシュへと帰路につきます

朝食を終え、ラクダトレッキングの余韻もそこそこに、すぐにバンに乗って出発です。
ここで同じバンに乗っていたのに違うツアーに参加していた(内容はほぼ一緒っぽいが場所が違う)チームと合流しました。

途中で降りてマラケシュに帰らず、自力でバスでフェズに向かうという中国人参加者のおにいさんと記念写真。
ちなみに砂漠キャンプ地には50人くらい人がいましたが、ほとんどがスペイン・フランス・ロシアなどのヨーロッパ系、アジア勢はチャイニーズの男子3人と私くらいだったかも。

日本人は別に専用のツアーで行く人はいると思うけど、バックパッカーでこういうツアーに途中参加するような輩はたぶんすごく減ってるんだろうなあと思いました。こういうとこにも日本の国力というか、若者が減ってる感を実感してしまう。

成都から来たおにいさんと。

中国四川省・成都から来たという彼。二十歳くらいなのかなー?成都にはむかーーーし2000年ごろに行ったことがあって、「15年くらい前に行ったことある」って言ったら「ぼくが少年のときだからだいぶ変わってると思う」って言われた(笑)そうね、ユーがボーイのときわたしもうオトナね。四川の地震より前だからねー。そりゃあだいぶ違うだろうと思いますです。

2日かけて行った行程をまる1日で戻るハードさ

バンの座席、誰も助手席に乗ろうとしなかったので、これ幸いと「乗ってもよいか」と交渉し、ドライバーの横を確保。だいたい12時間はバンに乗りっぱなしだと思われるので、少しでも景色を楽しみたいのと、乗り心地も違うという判断。

来た道と(トドラ渓谷の寄り道分は省いても)同じ道を延々と戻るだけだし、超長いのはわかっているので、時折寝たりしながらとにかく移動するのを眺めて過ごします。

いくつもの町を越え、休憩もそこそこに走り続けます

小さな街がいくつもあってそこを通り過ぎるとまたなにもない風景が現れ、また走り続けると小さな街が現れて。その繰り返しが延々と。

3時間に1回程度、トイレ休憩を兼ねた休憩が20分くらいあります。この日の途中にランチもしたけど、ここのドライブインの食事がまた超絶不味かった。わたしは量が予想外に少なくて・・・だったんだんだけど、他の人のはチキンの焼いたのが生焼けだったり、味がついてなかったりと散々でみんな文句言ってた。でもそこで食べる歯科選択肢はないという・・・。大名商売はいかんね。

途中で立ち寄ったカフェ 甘いミントティーをくいっと飲む

アトラス山脈を越え、延々と果てしなく続く下り坂 

小さな街をいくつも過ぎ、来たとき同様山脈越えがスタートしました。延々と上って、延々と下る。この下り坂がほんっっとーに長かった!!! マジ忍耐ゲーム!辛い!

うたた寝してても終わらない長い長い下り道

夕方このくらいの景色で上って、どこか途中から下りはじめたのですが、夜になって見えるのははるかはるか彼方下方に見えるカーブした道と車のテールランプだけ。ちらほら家もありますがほとんどが真っ暗な景色のなか、ぜんぜん進んでいないように思えるカーブの連続。速度は結構出てるのに全然ゴールが見えない。

夜9時近く、ようやくマラケシュの街に到着!

最後の休憩から3時間近く経ってようやく下りが終わったときは「時空が歪んでなくてよかった」と思ったほど。なにか間違えて同じ道を延々と走ってるのかとすら思ったのでした。

平地を1時間ほど走ってようやくマラケシュの街の中心部に戻ってきました。

それぞれのホテル近くに降りていき、最後に宿は違ったけどほぼ同じ場所で下りたアジア勢(砂漠は別ツアーだったけど同じバンだった)ドイツ在住のフィリピンカップルと、インドネシアから来た日本留学したこともあるイギリス在住の女子と記念撮影して、長い長〜い移動の1日が終わりました。

それにしてもこの行程を1人で寝もせずに安全に運転し続けたドライバーのおっちゃんが素晴らしい。めちゃ激務!いろいろツッコミどころはあったけど基本とても安全でそれなりに快適に過ごすことができてよかったな!

(ツアー会社はメモったけど忘れたのでまた出てきたら追記しますねー)

 

朝のラクダトレッキングは至福の時間ーモロッコ旅20
マラケシュのリヤド・アルワチュマは癒やしのオアシスーモロッコ旅22

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