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ひとりキャンプのコツとメリットとは?

 ひとりキャンプ・3つのメリット

ぼっちと言うな!笑ひとりキャンプのメリットとは?

1.思い立ったらすぐ実行可能
2.自然と向き合える(否が応でも)
3.自分と向き合う時間にもなる

性別問わず、ひとりでキャンプするメリットとは、気軽さとシンプルさにあります。どんなスタイルでキャンプをするか?(車を使うのか、バイクや電車バスなど公共交通機関のみを使うのかなど)で持ち物やメリットも多少違いますが、上記3つはスタイルの違いとは関係ない本質的な部分だと思っています。ひとつずつ解説していきましょう!
 

1.思い立ったらすぐ実行可能

これはもう文字通りの意味。自分がキャンプしたい!と思ったそのときからキャンプ可能。いつどこに何日間の日程で行こうが、自分のスケジュール都合だけでキャンプ実行可能です。誰誘おうかな?とか、この人誘ったらあの子は誘わないほうがいいかな、とかいちいち他人の交友関係を詮索する必要もありません。なんなら今すぐ部屋の中でテント立てても、シュラフ(寝袋)出してきて床で寝てもいいわけで。

 

2.自然と向き合える(否が応でも)

キャンプをすると、自然の力というものをまざまざと感じることができます。外気温や朝晩の冷え込み、湿気、日の出や日没など、自分の行動が気温と太陽の動きによって左右されることが多々あります。例えばテントを立てるときなど、完全に日が暮れてしまったらだいたいが真っ暗。その中でテントを立てたりタープを張ったりするのはかなり大変。調理もライトがないとすぐに闇鍋状態になってしまいます。

また、風向きや方角を考えてテントを設営するとより快適に過ごせたり、朝は暑かったり太陽が眩しくて目覚めてしまったり。テントの下から冷気がやってきて夜うまく眠れなかったりすることだってあります。ふだん家でエアコン完備のベッドや布団生活を送っていると、キャンプのそれは不便そのもの。でもそのことがむしろ、いつもは切り離して考えている自然環境と自分をリアルに結びつけてくれるのです。

湖畔のキャンプが一番好き。海のそばは潮風が当たるし暑いので・・。

3.自分と向き合う時間にもなる

寒さ暑さや動物・虫などの存在によって、自然とより密に対峙できるのがキャンプの魅力のひとつ。そしてひとりでキャンプをすると、当たり前ですがひとりの時間ばかりなので、自分の弱点や恐怖心と向き合う時間にもなります。テントで寝ていると、外でガサガサっと音がする。最初は緊張して風の音でさえビクビクしてしまうこともあるかもしれない。ただ暗いっていうだけで怖いと思う人もいるかもしれない。

本を読んだり焚火をしたり、食事に凝ったり、お酒を飲んだり。キャンプ場の夜のひとり時間はとても長く感じます。その間何をしても自由。それを解放感!と取るか、暇と感じるか? 家にいるときよりも、より自分の長所や弱点が見えやすくなるように思います。 

いきなりひとりキャンプは修行!オススメしない

とはいえ、今までキャンプに出かけたことない人が、いきなり全部道具を買って、そのまま現地でひとりキャンプ本番を迎えるのはかなりリスキーです。せめてテントを張る練習を家でしましょう・・・。でないとどんな簡単なテントでも現地でパニクります。ひとりだとモノによっては組み立てもしづらいこともあるしね。

わたしのソロキャンプ経験についてはこちらを参照
長野・青木湖で突然の女子ひとりキャンプ大会

長野・青木湖で突然の女子ひとりキャンプ大会

女子的安全について

昔、スペイン南部のグラナダの街からバスで15分くらいのところにあるキャンプ場でひとりキャンプした経験があるわたしが断言しますが、キャンプ場は基本的にとても安全な場所です。入場するのにお金を取りますし、金品が盗まれる・問答無用で襲われるみたいなことは可能性はもちろんゼロではありませんが、限りなく少ない。

むしろそういう想像力「○○があったらどうしよう」と恐怖に思えてしまう自分の心そのものに、じっくり向き合う時間になるのがひとりキャンプです。心配している事象は人によってそれぞれですが、それこそがあなたの弱点だったり、考え方のクセだったり。

もし本当に「これは危険」と思うことがある場合は、具体的な対処をすることで(例えば不意の不審者侵入に備えてテントの入口に南京錠つけるとか?)その危険性は軽減されます。そして、そうした対処をしてもなお不安や恐怖心がある場合は、対処すべきはあなたのマインドなのです。

ひとりキャンプはそういう心の強さを試される場でもあります。
わたしの場合は、キャンプ場なら安心、というイメージがあって、道の駅とか道路端や空き地でテントを張るって寝るのはちょっと緊張してしまいます。そういう場所で寝るとなんとなく安全性と「不審者って思われたら嫌だな」っていう気持ちが出てきて、一度やったときによく眠れなかったので避けるようにしています。

なので最初は友人グループで、その後女子2人とかでキャンプをして、その楽しさと雰囲気を感じられるようになってから、自らの「安心領域」のちょっとだけ冒険みたいなところを少しずつ広げていくのがよいのかなと思います。

 

長野・青木湖で突然の女子ひとりキャンプ大会
キャンプの楽しさは道具で決まる!ひとりキャンプに必須のキャンプ道具リスト

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