道具と経験によって楽しさが変わる
ソロキャンプはとても楽しめるものですが、どんな道具を持っていくか?によってその楽しさが変わります。キャンプで何を重視するかによって持っていくものが変わります。登山のようにリュックに入るだけミニマムに!という人もいるかもしれませんが、個人的にはもし自動車を利用できるのであれば、遊び道具は多いほうが楽しいと思っています。
初心者こそ道具に頼ろう!
キャンプ初心者(これはひとりキャンプ以外でも)こそ、道具をケチらないほうがいいです。これはアウトドアの遊び全般に言えることですが、野外で使用する道具や衣服は機能性を追求しているものがほとんど。でないと命にかかわるから。なので、ものすごく大胆に言ってしまうと、アウトドア用品に限っていえば高価=高性能です。テントもシュラフも、ホームセンターで5000円以下で買えちゃうようなものから、10万円以上のものまで。自転車でいうとママチャリからロードレーサーレベルまで、大きく価格が違います。
何も知らずにアウトドアショップなどに行くと、その種類と量に圧倒されてしまったりしますが、一度キャンプ好きのお友達などと一緒にお店に行くか、キャンプに連れていってもらうなどして、自分の好みとスタイルを知っていくとよいでしょう。そのときに、初心者だからと安モノを購入するのではなく、自分の用途に合ったものであれば「ちょっと高いけどどうしよう」レベルのものを買っておくとあとで後悔しません。
ひとりキャンプに持っていく道具リスト
メモ的にこちらに書いておきます。いずれ詳しい解説&Amazonや楽天などの写真リンクを加えるかもしれません。
最近はあまり購入してないので全体的にオールドスタイルなところはあるかもですが、かなり厳選して買ってお気に入りのものばかりなので、かなり参考にはなるかと思います!
寝具系
テント(2〜3人用の組み立てしやすいもの。わたしはSIERRA DESIGNSのものを愛用)
テントの下に敷くグラウンドシート(オールウェザーブランケットという商品を下に敷いてます)
シュラフ(モンベルのマミー型ダウンバガーウルトラライト)シュラフカバーなんてものもありますね
エアマット(インフレータブルマットと呼ばれるもの。わたしは初期のTHERMAREST使ってます。)
銀マットはNG!マット大事
調理&火系
シングルバーナー(EPIとJETBOILを持ってますが、JETBOILは火が強すぎて調理はコツが必要かも)
コッヘル(鍋的なもの)とカトラリー(お箸ナイフスプーン的な)とナイフ
小さめのスキレット(フライパン)LODGEの6.5インチ
シェラカップまたはマグカップ(ホーローか熱くならないChamsのがお気に入り)
焚火台(snow peakのMサイズ。これ最強。ソロならSもありかも)
焚火グッズ一式(着火剤とチャッカマン・革手袋)
クーラーバッグ(持ち運びやすい手提げ型)
保冷剤(ロゴスの氷点下強力タイプをガンガン凍らしておくのがおすすめ)
小道具系
折りたたみ式のちゃぶ台っぽいローテーブル(ホームセンターで格安で購入。重いけどこれもおすすめ)
焚火にピッタリの折りたたみローチェア(コールマンのこれがお気に入り。Helinoxもいいよね)
ヘッドライト(それなりに明るいやつ。首からかけたり頭につけて両手が空くようにするため大事!)
あれば便利
ランタン(小さめのLEDタイプがひとりだとよさげ。雰囲気派にはオイルランタン)
クーラーボックス(強力に冷えるタイプがあると便利だけどかさばるんだよね)
ミニマムさと快適度のバランスが重要!
今回持っていったのはこのくらいかな。食材調味料などはここには書いてませんが。またちょくちょく思い出した頃に詳細追記するかもです。
わたしは個人的には「つらい&きつい」のはなんでも好きじゃなくて、快適さを重視するので、道具も全然ミニマムではないです。特に寝るときのマットや外でのんびり焚火するときのチェアなどはかなり吟味して選ぶし、マグカップとか紙コップで代用とかもちろんできるけど、なるべく避けてお気に入りを持っていく。美味しい料理はやっぱり食べたいから小さいスキレットも持っていく(重いんだけど)。
でもあまりやりすぎると、一人で1泊しかしないのに大量の荷物を抱えてセットアップするだけでも大変になる。特に車とキャンプエリアが離れているところなどでは、その積み下ろしだけで疲れ果てる可能性もある。(でも横付けできるオートキャンプエリアはちょっと値段が高かったりとかもするし)
何度かキャンプを体験すると、自分なりの「ここは外せない!」というポイントがはっきりしてくるので、それぞれそこを重視して道具を選んでいくとよいと思います!
※写真はすべて2017年7月 青森奥入瀬渓谷&田沢湖にて撮影(このときはキャンプではなかったけど、その昔近隣でテント泊したような)