1-Travel 旅 1.5-60 九州沖縄 1.5-70 離島 1.6 ゲストハウス 1.7-7 LCCの旅 2.5 Freelance フリーな働き方

長崎・福江島のゲストハウス「ネドコロ ノラ」に行ってきました!

ネドコロ ノラは五島列島・福江島の「奥のほう」荒川地区にあるゲストハウス

4月に行った長崎&五島の旅。福江島で宿泊した宿のひとつが、ここ「ネドコロ ノラ」です。こちらは、神奈川出身の移住女子2人が運営するゲストハウス。古民家をガッツリ改修して2016年夏にオープンした宿です。

ロゴとサインボードがかわいい

暮らすように滞在してほしいというコンセプトから、1階は広くて使いやすいオープンキッチンと大きな机、イベントもできるように椅子などもたくさん用意されています。売店では、ワークショップも行ったという選りすぐりのスパイスや、地元五島の名産品なども買えるようになっています。

 

ボロボロの元食堂をガッツリ仲間とリノベーション

もともとは「ちゃんぽん屋」さんだったというこの場所。壁や水回りもすべて新しく作り直しているので、古さよりも新しさを感じる空間になっています。経営している牧山さん、廣瀬さんとももともと芸術大学を出ているということもあり、センス抜群。インテリアの細かい部分にも美意識を感じます。

その日の宿泊や取材の対応をしてくれた運営者のひとり、牧山萌さん

せっかくの広いキッチンスペース。何かつくろう!とその前に夕陽だ!

今回の滞在では、別途WEB記事の特集として取材の予定も入っていました。でも、通常ゲストハウスプレスの取材でも、必ず一度は宿泊することにする方針もあり、今回もやはりせめて1泊は!ということで、予約を入れていました。

レンタカーを借りて、島の中心部を離れて走ること20分くらい?
思った以上に山の中をずんずん走って、あれ?まだ着かない?なんて一瞬不安になる頃に、荒川漁港が見えてきます。宿は漁港から少し奥まった集落の中。近くに大きな温泉施設があるものの、それ以外はひっそり静かな漁村といった風情です。

到着したのは夕方4時ごろ。この日はゲストが私のみということで、対応してくれた牧山萌さんとあれこれ今日のスケジュールを相談。
この日はとてもよい天気で、近くの海に夕陽が沈みそう・・・。隣の温泉も行きたいし、スーパーに買物に行って夕飯も作りたいし(スーパーは町まで戻るのでちょっと遠い)・・・。あーだーこーだ迷った挙げ句、「やっぱり夕陽!写真も撮りたいし!」ということで、近くの展望台に行くことにしました。

高浜海水浴場は抜群の透明度と白砂で環境省の「快水浴場100選」に選ばれてるそう

魚籃観音展望台で沈む夕陽を堪能

高浜海水浴場を見下ろす位置にあり、夕陽スポットとして知られる魚籃観音展望台に到着。寒いだろうと思って薄手のダウンジャケットを持ってきていたのですが、これが正解。夕陽が沈みかける頃には地元の?カップルが見にきていましたが、風が強くて冷えるので早々に退散。こちらは夕陽のタイムラプス動画を撮る気満々なので、40分くらいはここで待機しつつ写真撮影をする心づもりです。

対岸の嵯峨ノ島に沈んでいく夕陽

太陽が沈んでから真っ暗になるまでの時間を「ブルーモーメント」とか「マジックアワー」なんて言ったりしますが、この時間がとても好きです。一瞬一瞬で空の色が変わっていき、少しずつ星が見えてくる。同じような写真しか撮れないのについついシャッターを切ってしまう。

最近はカメラの性能がものすごくよくなったので、ある程度は三脚がなくてもカメラを固定すらばこうした夕景を撮影することができるようになりました。このときはゴリラポッドという固定できるミニ三脚みたいなのを持っていき、展望台の手すりにカメラを固定してタイムラプスを撮りました。

急いで食料買い出し!そして宿へ

結局1時間くらその場で撮影し、真っ暗になってから移動することに。宿の近くに食堂もあるという話だったけれど、やっぱりあのキッチンを使ういたい!ということで、そこからまた車で30分近くかかる大きめの(夜9時までやってる)スーパーへと車を走らせます。

島の食材を手早く買い込み、また30分弱かけてネドコロ  ノラへ。

スーパーで買いだした島の食材たち

半額になった三色丼と地元のお刺身、尾崎さんちのトマト(福江産)、地元の人がつくった潮とうふ(硬めでうまい)、パッケージもかわいい五島炒麺(硬めのパリパリしたやつ)など。

豆腐とトマトをチャンプルーみたいにして炒めて、それを炒麺にかけて食べる作戦です。お刺身は三色丼に加えて豪華にして。

スタッフの萌さんは、なんとこちらで結婚した旦那さんが漁師をしているそうで、家の冷凍庫にあったというお刺し身とたくわんを差し入れしてくれました

調理器具も調味料もちゃんと揃っているから料理しやすい!

ダイニングでいろいろお話してたらあっという間に深夜近くに

一人旅でひとりきりの貸し切りゲストハウス状態で、誰もいなくなってしまうとかなり寂しさが募りますが(それはそれで結構楽しめたりもしますが)スタッフやオーナーさんとゆっくりお話する機会があるのは、ゲストの側としてはありがたいしうれしいなあと思います。ときにお客さんが数人+スタッフの人と夜な夜な話す、なんてこともあったりして、その中で、世代の違いや人生観の違いや気づきを得ることも多々あるわけで。

毎回そんな出会いや時間があるかというとそうでもないし、そのことだけを求めて旅をするわけでは決してないけれど、いつもの生活では出会えない違った環境で生まれ育った人たちと、一期一会の思いがけない出会いがあるのもゲストハウスのよさの大きなひとつだなと思うのです。

ダイニングで萌さんがここに移住することになったいきさつや、旦那さんとの出会いの話など(笑)ちょっぴり女子トーク的な話でも盛り上がり、あっという間に夜11時近くに。二階の畳スペースに移動しておやすみなさい・・・。

爽やかに早起き!持参のドリップコーヒーで朝の一杯を。

わたしはいつも自分でお気に入りのドリップコーヒーのパックを持ってきているので、朝、時間があるときは必ずお湯を沸かしてコーヒーを飲みます。だいたいのゲストハウスではフリードリンクで、広い居心地良い空間で、インスタントコーヒーや紅茶などは置かれていたりするので、なんにせよ朝、自分のペースでゆっくり朝食をつくったり飲み物を飲めたりするのは、ゲストハウスならではの幸せだなあと思うのです。

この日は早起きできたので、この後絶景の灯台に行くことにしたのでした。(その話はまた別途)

宿ができた経緯など紹介記事は「ココロココ」でどうぞ!

この時取材させていただいて書いた記事がこちら!↓

移住した女性2人が運営する古民家ゲストハウス「ネドコロ ノラ」。五島列島・福江島のはじっこで暮らすような旅をしよう

旅として楽しみつつも、取材記事も書く、というミッションでしたが、とても充実した時間を過ごすことができました。
やっぱりブログでこうして好き勝手に書くのと、原稿として記事を執筆するのは全然感覚も心構えも違うものなので、どうなるかと思いましたが、どちらも楽しい刺激があることだなと思います。旅の過程で、取材だけ!をするんじゃなく、旅を楽しみつつも記事を書くということを、これから先もやっていければいいな、と思っています。

 

奄美の海で素潜りしてみたら想像以上にすごかった!ーLCCで行く奄美大島の旅3泊4日
奄美は山もいい。マングローブの森と展望台ーLCCバニラエアで行く奄美大島の旅3泊4日

You Might Also Like