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奄美大島の広さを実感!ー現地レポ滞在2日目

名前に惹かれて名瀬から県道を南下

名瀬に宿泊し、朝から大和村(やまとそん)という集落方面に向かうことにしました。海もよさそうだし、山の中には滝もあるっぽい。レンタカー屋さんでもらった奄美案内のパンフレットに書いてあったその情報だけをヒントに南下します。

朝食コーヒー休憩は絶景ポイントで

名瀬の市街地から20分もかからないあたりに大浜海浜公園というところがあって、そこがなかなかよさげだったので、向かってみることにしました。

ファミマでコーヒーを買い、朝食べきれなかったパンを持って。きっとどこか景色のよいところがあって、そこで海を見ながらコーヒー飲むといいんじゃないか、というアイデアです。

公園の一番下まで行かない第二駐車場のところで停車。想像通り・・いや想像以上の絶景が待っておりました。天気もよかったからよけいかな。木の下にいると涼しく感じるけど、太陽の下はかなりもう暑い!夏です。(ホントは今梅雨時期なんですが)

この公園の中には、タラソテラピー併設の温浴施設などもあり、時間があったらそこも行ってみたかったけど、全然そんな時間と余裕はなかった・・・そういう楽しみ方は冬がいいのかなー。

途中山の中に入ってみる

ずっと西海岸の海沿い(サンセットラインと書いてあった)を走っていたのですが、途中で「マテリヤ滝」という表示があったので立ち寄ってみることにしました。

立ち寄るといっても結構ガンガン山の中に入ります。カーブもそれなりにある1.5車線の道を走っていくと小さな駐車場があり、そこから滝壺方面に歩いていけます。

ものすごい落差っていうわけじゃないけど、滝のまわりの川のあたりの雰囲気も含めてよい感じでした。水の色はそれほど美しい!っていうわけじゃなかったけど、汚れてるんじゃなくておそらく雨が降ったあとだからか、またはもともとこういう(栄養素的に)色なのかも。

マングローブじゃないけど熱帯の森

奄美の森、マングローブ林が有名だけど、かなりアップダウンも激しい山も多い島です。沖縄の北部と感じは似てるのかな、やはり。

滝の近くにわりと大規模なフォレストポリスっていうキャンプ場と自然公園みたいなのがあって、整備する地元の人以外、全然人いなかったけど遊歩道なども整備されていて、いきなりジャングル!みたいな雰囲気じゃなく自然に親しむ的な施設としてはなかなかよかったです。しかしここでキャンプするのはかなりワイルド〜な気がする!夜とかかなりおっかなさそう・・・。

お目当てのコンテナカフェに向かう

あまりゆっくりしてるとお昼ごはんを食べ損ねる!と思い、たまたまGoogleマップで見つけて、ここならいいかも?と思っていた海辺の集落にあるカフェ(らしきもの)に向かいます。途中の国直集落もかなりよさげだった。フクギ並木などもあるらしい。

その先また進んだところにあるのが大和村。そこの っていう場所にポツンと赤いコンテナがありました。何故かガンマンの絵が書いてあって、いきなりアメリカ~ン。

こんな海の前なのに(海のない)ARIZONA(アメリカ・アリゾナ州)の旗があったり不思議な感じ。そこでなかなか美味しいカレーが食べられると書いてあったので、それを楽しみに行くと、「食事できないけどいい?」と言われて、ガーン・・・。

突然あらわれる赤いコンテナ。ウエスターナーズカフェ

「えっそうなんだ・・・他に食べるとこってありますか・・」と意気消沈しながら聞いたのが伝わったのか、ちょうど同じ時間に食材を配達しにきたお兄さんが!「スパイス来たから少し待ってくれたらつくれる」となり、ランチ難民にならずに済みそうでホッ。

贅沢な時間を過ごす午後のひととき

そのカフェはほんとにおもしろくて、もうそろそろ老夫婦と言ってもいいくらいの年代の方が経営されてるんですが、もともとは大阪にいて、その後兵庫県の朝来(あさご)っていうところ(わりとなんもない山の中)でログハウスカフェをやり、さらに奥さんの地元だった奄美に十数年前に移住してきたという人で。

島の暮らしやそのご夫婦の生き方みたいなものもお話してるとみえてきて、50代、60代になってもこうやって新しい人生や暮らしを切り開くのってできるんだなあ、自分はどんな暮らしをその頃したいと思っているだろうか、とかとりとめもなくそんな未来のことを思ったり。(でも実は10年20年ってそんな未来というほど先でもないという事実・・)

2時間くらいそこにいたのかな。
「特に予定ないからこのままお話してるのがいいな」っていうその感覚が、時間に余裕がありまくってる頃の旅の記憶を思い起こさせてくれました。

こういう予定外の楽しいことや出会いがあるからこそ、わたしは旅を続けているのだと思うし、みんなにもこういう偶然みたいな必然みたいな、縁もゆかりもない人とふらっと出会う奇跡みたいなものを体験してほしい!と思うのです。

途中、NHK大河ドラマ「西郷どん」のオープニングに使われたという岬にも歩いていきたいとか思ったけど、気がついたら宿のチェックイン時間が迫っておりました。急いで来た道を戻ります。

空港近くの宿まで所要時間1時間45分表示!

初日は名瀬だったけど、2,3日目はまた島の北部に戻った空港近くの宿を予約していました。ここは検索してもあまり情報がないなあと思っていたら、実は最近SNSで情報が拡散され過ぎかも、もっと宿のことをちゃんと知ってから来てもらいたいという意向もあって、口コミだけで今は運営しているという場所だったのでした。

わたしはその宿のことは、数年前から知っていて「あーいつか行きたい!」とずっと思っていたのでした。でも写真を見たとかいうのではなく、同じオーナーさんがやっているセレクトショップの雰囲気が好きだったので、きっと宿も良い感じのはずだという直感みたいなもので。

縦長の奄美大島。海辺のヒミツB&Bへ

そこはチェックインの時間が6時までだったし、実際早くいってのんびりしたいと思って最初は3時には行きますと話していました。が、カフェのおばさまとお話していて気づいたら4時前。そしてそこから1時間45分かかるという表示。奄美は広い〜。おっとヤバイ!ということで、結構大急ぎで向かいました。

到着すると「わおー!」な空間。想像以上に素晴らしい立地、およびこだわりぬいた備品のセレクト、スタッフのみなさんのよい感じの対応。これはまさに「教えたくない素敵さ」だし、このクリンネス、雰囲気をつくりあげるのに、すごく努力しているのだろうなあというのが、いろんなところで伝わってきます。
 

チェックインカウンター兼ロビーラウンジ

海も目の前!

ここでゆっくり2泊。明日は海の中へ!

夜、海岸に出てみると星がかなり出ていました。せっかくなので撮影!と思って、三脚なかったけどいろいろ工夫して星空と海の写真にトライ。星の写真はあとで画像加工してより良い仕上がりになるので、まだ荒選びしかしてないけれど、1枚だけまあまあいい感じに撮れたのをシェアしますー

明日は朝から今度は島の南部、古仁屋港からヨットに乗ってシュノーケリングクルーズ(たぶん貸し切り)してきますー。宿にのんびりしたいという気もあったけど、天気がよくて海もいいなら、やっぱり1日は海の中に入りたい!と思い。たのしみです!

 

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