うだつの町並み近くにある阿波の土柱が気になる
阿波市観光協会のサイトより画像お借りしました
一度、徳島道のパーキングエリアからも見られるこの土柱、チラッとだけ見たとき、結構な迫力があって印象に残っていました。けれど、ネットコミを読む限り、なんかそれなりにすごいらしいのに全然人がいないそう。昔はそれなりに賑わってお土産屋さんなどもあったそうだけど、今や・・・な状態らしい。
夜はライトアップされ、ちゃんとハイキングルートなども整備されているそうなので、大歩危小歩危とか祖谷にきた外国人観光客のプチ遠足で、うだつの町並みと合わせて行けるように整備すればすごく好まれるような気がするんだけどどうだろう?
以前わたしが行ったアメリカのグランドキャニオン近くにある国立公園「ブライスキャニオン」にちょっと似てる気もする。と思って「土柱」を調べてみたら、やっぱり同じ類のものでした!世界にここと、わたしが行ったブライスキャニオンともうひとつスイス・チロル地方のものと3ヶ所しかない?希少なものらしい。国の天然記念物にも指定されています。
(参考:アメリカ・ブライスキャニオン/超オススメ!)
このブライスキャニオンと比べたら規模的にだいぶしょぼいそうなので(笑)過度な期待は禁物ですが、ブラタモリ的な視点をもって、展望台に上って上からの景色を見るとまたいい感じなんじゃないかなと思います。
ちなみにトップの写真はブライスキャニオンの中を歩いたときに上を見上げて撮影したときのもの。こういうのってただ見るだけよりも、少し歩いてみるだけで、印象がまったく変わったりします。グランドキャニオンなんかでも、たった1時間程度でもトレッキングで歩いて少し下ってみるだけで全然見える世界が違うのでぜひトライしてみてほしいな。
土柱
土柱(どちゅう、earth pillar、hoodoo)は礫や砂からなる段丘礫層(土柱礫層)が風雨により侵食され柱状になったもの。土柱が生成される条件としては直立した崖をつくる礫層があることや、頂部に侵食抵抗性のある地層があることである。悪地地形の一種である。
阿波の土柱(あわのどちゅう)は、徳島県阿波市に存在する土柱のことであり、1934年(昭和9年)5月1日に国の天然記念物に指定された。とくしま88景に選定。阿波の土柱は800年に発見されたとの記録がある。吉野川によって作られた砂礫層が侵食されて出来たものである。この段丘礫層は吉野川が約130万年前にこの地が川底であったときにできたものである。最も大きいものは波濤嶽(はとうがたけ)と名付けられ高さ10m前後の柱が南北約90m、東西約50mの範囲に多数立っている。ーWikipedia より
ここは「ただ見学するだけ」じゃないアクティビティの舞台としてはかなりよさそう〜なんて勝手に思っているのです。ブライスキャニオンも展望台から見るだけでも大迫力だけど、中を歩くと最高に楽しかったので!とはいえ、実際はここは歩いたことがないので、一度行ってみたい場所のひとつです。(ふもとの昭和な元観光地な寂れた風情ってのも個人的に気になる)うだつの町並みからは車で20分くらいのところなので、この記事を見て気になった方はあわせて行ってみるのをおすすめします。
阿波の土柱
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行き方や案内はこの瀬戸内Finderのページがくわしいです