1.5-40 関西 2.2 Diary 日々のつれづれ 2.4-1 撮影スポット 2.4 Photo 写真

大阪・咲くやこの花館の熱帯温室はいつでもトロピカルワールド

今日から3月、春のはじまり。

とはいえ、まだもう少し春は先。植物の世界は、「そろそろ梅が?」っていう季節で、まだお花が咲き乱れるまでにはもう少し時期を待つ必要がありそうです。(水仙は今年時期を逃してしまった)

気分転換に植物園などいかがですか?

植物園にもいろんな場所がありますが、今日ご紹介するのは「日本最大の温室植物園」咲くやこの花館。世界の花と緑と出会える大温室、というサブタイトル?がついています。今まで実は一度も行ったことがなかったのですが、すごくよかった!今日は風がすごくて外はビュービューだったけど、室内は温暖・無風でございます。

植物ってやっぱりすごいなーと思うんですが、見ているだけで心がスーッと表れていくような気がする。わたしはお花の写真を撮るのも結構好きなんですが、それは写真撮影が楽しいのも然ることながら、華道やフラワーアレンジメントなどではない、お花や植物のエネルギーと触れ合える自分なりの方法なのかもしれないなあと、今日ふと思いました。

咲くやこの花館は花博記念公園鶴見緑地にある大温室植物園

昔、ここで花と緑の博覧会(通称:花博)というのが行われたことがありまして。1990年のことです。このあたりは学生時代の友人も多く住むエリアで、花博のために道路を整備するから家を立ち退きになった話とかいろいろ思い出があります。個人的には「だいぶ前だな〜」とは思ってましたが、なんともう28年も前なのね・・・・・・・・。羽生結弦くんは1994年生まれ。まあそれはいいとして。

博覧会当時、おそらくイベント会場みたいになっていたこの温室の真ん中付近。今は・・・。それはさておき、こちらでは日本最大級・およそ5,500種、15,000株のさまざまな植物が育てられています。大温室の中はいくつかの分室に大まかに分けられていています。熱帯雨林のところは小さな滝まであって、温室に入った瞬間、カメラのレンズがもわーって曇りました。あわててクロスで拭いたりして。

少しレンズが曇ったままでふわっとした効果に

カカオの実、らしいです

 

さまざまな分室に多種多様な植物たち

「咲くやこの花館」では、「花の万博」のテーマでもある「自然と人間との共生」を継承し、「熱帯から極地までの広範囲の植物」を種々の手法で栽培し紹介しています。訪ねていただくだけで世界中の植物に出会える、世界的にも数少ない施設です。

と館長さんも言うとおり、いろんな地域のたくさんの植物が育っています。
植え替えなども頻繁にあるようで、植物好き・お花好きなら一度は訪れてみる価値のあるところだと思いました。

そうそう、写真撮影も自由。常識の範囲でなら三脚立ててもいいみたい。自撮り棒はダメって書いてたけど!

サボテン&乾燥地帯植物ワールド

 

花が咲いてるサボテンが多くてかわいらしかった!

ハイビスカスの館

多肉&エアプランツちゃんたち

今流行中、フラワーショップで高値で売られているエアプランツの類もたくさん育ってました

これだけ家に置いたら高そう〜とか思ってしまった

花だけじゃなくて、こうした葉の造形なども美しい・・・。

高山植物の可憐な花たち

こちらはハワイの希少植物、銀剣草。まさかこんな近所で再開するなんて〜

 

世界の蓮ワールド

このエリアが最高に暑かった!ベトナムから寄贈されたという珍しい蓮も育ってました。

蓮だけは望遠レンズでどーんと撮りたくなるな〜(最後の1枚はクロップしてます)

余談ですが、花博といえば花ずきんちゃん

思うにこの頃から「ゆるキャラ」的なものが始まったんじゃないかと思うんだけどどうだろうか。
このキャラクターは(今も地下鉄の壁画や下水道のマンホールふたに登場するくらい)息の長い人気キャラ「花ずきんちゃん」。みなさんご存知ですか?一般公募で選ばれたこのキャラクター、審査委員長は手塚治虫!で、立体造形は手塚治虫が行ったそう。さすがというかなんというか!わたし、あまりゆるキャラ的なのって好きじゃないんですが、花ずきんちゃんは結構好きだな〜。30年近く前、この子は時代を先取りしてたのかも。

温室の植物園というと、都内だと「夢の島熱帯植物園」関西だと淡路島にこれまためちゃめちゃ美しくて大好きな淡路夢舞台温室「奇跡の星の植物館」があります。冬場の寒いときにぬくぬくとこうした温室でお花を愛でるのはいいな〜と改めて思いました。ふと思い立ってふらりと訪れた場所、たった2時間くらいで相当気持ちもリフレッシュしたようです。

咲くやこの花館

 

 

 

タイ・スリン島へプチトリップーPHOTO MEMORIES #12
旅のような仕事のような。移動の予定が続々と決まる3月2日・満月。

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