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自分の強みとはなにか?ー旅をしながら仕事することについての考察

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バンコクのコワーキングスペースでブログ執筆中

ただいまリアルにバンコクの高級ショッピングモール・エンポリアムの5FにあるAIS TCDCというコワーキングスペースに来ています。

ここはまた別途レポートしようと思っておりますが、1日パス150バーツ(500円くらい)年パスでも3000円くらいで使える空間で、爆速のインターネットと電源、快適なソファとテーブル席(スタジオやデザイン関係のライブラリー、読書スペース、会議室なども)がある超オシャレな空間です。 

みんなパソコンでなんか作業してます。タイ人もいますが、半分くらいは外国人っぽい。それは私のような旅人もいれば長期滞在者もいれば、ここに住んでる人もいるようなそんな感じ。

なんせ駅直結だし、安いし、エアコン(効きすぎくらい)効いてるし、静かだしで言うことないですね。もしこんなのが家の近所にあったらオフィスなんて借りないでここで仕事してるかもって思えるくらい。WeWorkっていう世界的に有名なコワーキングの会社が日本にも進出してくるようですが、こういうの体験すると、「そりゃこういう雰囲気で仕事できたらいいよなー」って思ったりします。

もちろんおしゃれな空間で仕事すればオシャレになれるわけでもないし、生産性がズバ抜けて上がるわけでもないのですが、それでもなんか気分が上がるってのはいいことだなと、実感として思うわけです。

治安もよくてみんなMacとか置いたままランチとか出かけてたりするのがびっくり!

旅のなかで仕事を組み入れる

今、自分の仕事というもの(=ここではお金を稼ぐ手段という意味で仕事という言葉を使用)をどうやっていこうか、ここ数年ずっと考え続けていて、答えがあまり見えないまま、手探りであれこれなんとか暮らしていっている状態が続いています。

ただ、ひとつだけ言えることは、自分の限りある生命、人生という短かい時間のなかで、「それは本当に自分がやりたいことなのか?」ということを、常に自分の軸の先端においている、ということ。「仕事は大変なのが当たり前だし、誰かを養うためには我慢しなくちゃいけない」という考え方を採用し、それを受け入れて生きている人が世の中にはゴマンといる、日本人のほとんどがそうやってなんとかごまかしつつも、その中で楽しく生きているのかもしれない。

けれど、わたしはそういうことをするとすぐに「カラダに出る」。
病気になったり体調を崩したり、自分自身がボディセラピストとして圧倒的な結果を出すためには、そこは自分でも守らなくてはいけないところだと思っていたし、もともとカラダが強くないので、やる気と根性でなんとかかたをつけるというやり方はできなかったのです。

ゲストハウスのラウンジはWi-Fiもあるし書き仕事にはピッタリなのです。

そうした中で、「自分のからだとこころをちゃんと整えながら生きる素晴らしさと楽しさを、(セラピストの仕事ではなく)もう少し広い視野でたくさんの人に伝えるためにはどうしたらいいだろうか?」と考えてきた中で、ゲストハウスという装置に着目し、それをPRする仕事を少しずつつくってきた数年間がありました。

そしてこれからは、自分自身の働き方も(ゲストハウスのような拠点をつくるのではなく)ひとつの場所にとらわれず、もっと世界じゅうを拠点に仕事をつくっていくことをもっとしていけたらと思うように今はなってきています。

そう、人生は短かい!夢を生きて、情熱をシェアしよう。

今の日本社会では、自分で仕事をつくる方法がベスト

ライターのような「書く」仕事というのは、どこでもやろうと思ったらできると思っていたけれど、日本の社会の中で「納期」と「スピード」を社会にあわせてやっていこうと思うと、それなりのスピード感を要します。いろんな都合で「いつまでに」「各所に確認して」「発売日までに」たくさんの文字を書いて発信する。

そのこと自体は全然悪くないし、締切がないとどんどん後ろにずれてしまうのでダメダメになるというのもよくわかる。

夢を売るより、夢を生きたほうがいい

けれども、「そんなに毎月徹夜みたいなことをして最高の結果を出すことにこだわるのは、ワークライフバランスに反しているのではないか?」とも思うわけです。わたしが出版の世界に憧れつつも、足を踏み入れようと思わなかったのはそこに理由があるかもしれない。海外の編集者ってそんなみんな必死ななのかな?とか。

上記のことは特定の何かを指しているのではなく、一般論の話です。そしてたいていの場合、そのスピード感が、各所調整に要する時間だけに費やされ、結局全然スピード出ないということも多々あるわけで。

そういうことを考えると、30代前半でわたしが出した結論は「わたしは今は日本社会に適応する体力がないから自分でなんとかしないと」ということでした。それからずっと基本的には独立独歩、ボディセラピストとして独立し、サロンを開き、自力でネットで営業をし、DOORSという旅企画ユニットをつくり、ゲストハウスプレスという媒体をつくって、生きてきました。

自分で仕事をつくれば、自分のペースで仕事ができる。月に半分しか仕事しなくても、(それに伴う収入面での不安定さなどを受け入れられれば)誰も文句は言わないし、迷惑もかけない。

自分の強みは15年間自分で仕事をつくってきたこと

自分の強みはなんだろう?って考えたときに、この15年近くにわたってなんとかどこかの企業から仕事もらって賃金もらって仕事する、つまり受注仕事じゃなくて、お客さまを自分でつくり、そこから代金をいただくことでお仕事をつくりだしてきたことそのものにあるのだな、と最近は思うようになりました。

対個人相手のお仕事だと、ビジネスの規模がどうしても小さくなってしまうから、だったら企業相手のお仕事をしていこうと思ってここ1,2年は、そこにコミットしていくつかお仕事もさせていただいたのですが、やってわかったことは、「いろいろ向いてない」細かな調整を要する作業が多いということ。

何かを考えて、ゼロからイチをつくりあげて(自分のペースで)スタートさせ、軌道に乗せることには長けているけれど、相手の決まったペースに乗って、キチンとそのスピード感で漏れなくやる、ということが自分はいかに苦手なのか、これまでどんな仕事でも、ほぼそうしたクリエイティビティを発揮する仕事ばかりだったので、ルーティンワークをこなすのが苦手ということをすっかり忘れており。

そういや昔から「絶対忘れ物するクラスでナンバー1.2」を争ってましたわ・・・。絶対抜けるんだよな〜なにかが。いまでも旅の最中、まいにち「財布!カメラ!充電器!」って確認しているけど、いつも何かしら探しものしてるし。

そんなわけで、これからの自分の方向性としては、無理なこと・苦手なことにフォーカスしてコツコツ毎日努力改善する方向ではなく、いいところを伸ばす方向性(気分屋でムラがあるけどやる気になったらとことんやる)をより発揮できる環境でいたい、と思うわけです。

そう考えたときに、自分の強みのもうひとつが「めちゃくちゃたくさん個人で旅をしている」こと。そしてそれを国内外20年以上欠かさず続けられていることなのかなと思うようになりました。どうやってそれを実現してきたか?それをシェアすることで、もしかしたら(セラピストとしてひとりひとりにコミットするよりも)多くの人に、自由な人生を自分でつくる方法を伝えられるかもしれない。

ただいまセルフィー(自撮り)できるカメラでカメラ目線の練習中

旅をしながら、旅の楽しさを発信する

今はこうしたコワーキングスペース、いや最低限ネット環境があれば、日本にいなくてもハングアウトやスカイプなどで会議もできるし、仕事も全世界相手につくっていける可能性がある。Instagramのような写真SNSやブログやYouTubeなどの映像媒体を使って、発信し続けることで、(炎上商法とかじゃなく)健やかに自分のやっていることを伝えていくことが大事なのではないかと今は思っています。

成功するかはわからない、けれど、世界にはたくさんいろんな方法でこうして仕事をしている人が山ほどいる、という事実をみると、きっと日本だから成功しないということはない。いつの時代も環境のせいではなく本人が「やるかやらないか」だけ。

バンコクのホステルBarn and Bed

セラピスト時代も「バイトで食いつながない」と決めて、サロン一本でやってきたけれど、今回はあらゆる手段で、つまりボディセラピストの仕事もするし、ゲストハウス関連の仕事もライターのお仕事もするけれど、そこは本業とせず、それらの今まで培った土壌を少しだけ耕しつつ、旅をしながら写真を撮って、映像を撮って、ブログ書いて発信しながら、その魅力を伝える仕事もつくっていく。

どこにいても仕事ができる!風に仕組みをつくっていきたい

 

Wanderers! Travel Vlogをまずはがんばります

去年12月のドバイ・エジプトから試運転しはじめ、今回のタイ行きでエンジンをかけた。まだそんな状態のYouTubeチャンネルの動画配信。

今回はかなり多く映像も撮って、映像管理の仕方や編集の仕方もまだまだこれから勉強することばかりだけれども、ネタだけはたくさんあるので、このブログの発信とあわせ、2月後半以降は映像発信も週に2回はやっていこうと思っています。

その先のことはどうなるかわからないし、動画配信で何か奇跡みたいなことが起こるかなんて誰も知らないけれど、「海外にはフルタイムで旅して生きてる人が結構いるからそのやり方を参考にする」という方法で、なんとか足がかりにしたいなと思っています。

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