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やっぱり海が好き。ータイ・スリン諸島へシュノーケリングトリップ

タイ最後の秘境とも言われるスリン島へ

こんにちは!旅人ワンダラーズユウコです。1月末からタイにやってきています。今日は5日目の朝。カオラックというところに滞在してますが、最初の3日間泊まったホステルから、3kmくらい離れた隣のビーチ近くのゲストハウスに移動して、ここで3泊することにしました。

今回の旅は8日間。最初の2泊と最後の2泊(バンコク)以外は決めずに出てきましたが、それが正解。毎日自分の状態(からだも気持ちも)をはかりながら、「今」「今日」の自分が何をしたいか?どんなことを求めているか?を考える。そして次の行動を決める。そんなシンプルなことを繰り返すのが、ひとり旅の醍醐味だなと改めて思いました。

そんなわけで、昨日はカオラックから日帰りできる、スリン諸島へシュノーケリングトリップしてきました。

カオラックからスピードボートで1時間45分のクルージング

プーケットからだと相当遠いので時間がかかる場所ですが、そこから北に車で1時間くらいのところにあるカオラックからだと、朝そんなに早く出なくても日帰りで楽しむことができる、というのが売りだそうで。

それで、宿の柱に貼られてあったスリン/シミランという離島への1日ツアーがなかなかよさげだったので申し込むことにしました。シミランはスキューバダイバーには知られている名前で、世界中のダイビングスポットで「一度は行きたい」みたいなところだそう。

スリンはそこよりさらに北、ミャンマーの国境に近いらしく、モーケン族と呼ばれる海洋民族が今も暮らしている島。海もかなりよくて珊瑚が残ってシュノーケリングでも楽しめます。国立公園内にあって、申し込めばそこで滞在(バンガローかテントでのキャンプ!)もできるということで、ちょっとそのワイルドな感じなのも惹かれましたが、今の自分にはToo muchだなと思ってやめときました。


自分はどうも世界中で贅沢な海の中を見過ぎている


スリンの海は確かにめちゃめちゃ綺麗。しかししかーし!たぶん昔のわたしならものすごーく感激したはずのトロピカルワールドですが、どこかで「んーケラマでもこのくらいは・・」とか「小笠原のあのときのアレよりは」とか「紅海のほうがカラフルだったかな」とか、「ハワイ島のあのポイントはビーチエントリーなのにあれでやっぱりすごいんだな」とか過去のなにかと比較して判断している自分もいる。

そのどこもがそれこそ「世界中が憧れる」みたいな海ばかりで、自分はどうも海の絶景不感症みたいになってるな〜とやや反省。

1日で、違うポイント3箇所で30分ずつのシュノーケリング(ほとんど全員初心者&フィンなしのフロートつかまって表層プカプカ)したんですが、最後のポイントでブダイが群れてると、船が止まった下の中層くらいでウメイロみたいな魚がわーっと群れてるのを見られておおお!!となって満足しました。海の中は一瞬たりとも同じ瞬間はなく、そこがおもしろいところなんですよね。

 

やっぱり船はいいなあ、海はいいなあ

タイに来たことで、過去のセラピスト原体験を思い出し(前記事参照)、熱帯の素晴らしい海への往復クルーズでボートに2時間くらい乗ったら、今度ははじめて小笠原諸島に行って、ドルフィンスイムをしたときのことを思い出しました。

小笠原・父島で体験したドルフィンスイムのクルージングツアーは、1日中イルカを探しながら、無人島に上陸したり、根と呼ばれる岩のポイントで泳いだりするワイルドなやつで、そこに滞在してイルカと泳いだことで、わたしの人生にどーーんと価値転換が起きたのです。



ここに住んでる野生のイルカみたいに、無邪気に気まぐれに自然とともに今を生きる、そんな人生にしたい、と10年以上前の当時思ったわけですが、そこでの大好きな時間のなかに、往復のクルーザーボートで移動している海の上の時間がありました。
船に揺られて風に当たって。ただそれだけなのだけれど、トロピカルブルーの海を見ているだけで、太陽が痛いほどの日差しと、お尻がたまに痛いけどガンガン進むボートに乗っているだけで、幸せな気分になってくる。ああそうだ、わたしこういう感じが好きなんだ。

タイでのシュノーケリングツアーも、その小笠原のイルカツアーより前、もう20年近く前にランタ島というところで参加して、往復のボートで気持ちよく太陽にあたりすぎて熱射病になって、その後高熱が出て島の診療所で点滴受けたりして大変だった記憶もあり、それも今回全部禊いだ?感じもあり。


やっとだいぶ、いろいろ回復してきたな・・・と我ながら海と船に助けられた感満載の1日となりました。

弱ったらタイ。困ったらタイ。
今の経験と過去の記憶が交差するとき

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