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ゲストハウスプレス編集長が2017年後半に泊まったゲストハウスまとめ

ゲストハウス宿泊後半戦!

今年の前半はかなりたくさんゲストハウスに宿泊しましたが、後半は国内でもちょこちょこゲストハウス以外にも宿泊したり、海外に行くことも多かったので、ペースがちょっと落ちました。今年はゲストハウス・ホステルその他Airbnbをはじめとした民泊やらなにやらで、宿泊施設が増えたのとニュースの話題になることも増えましたね。

オリンピックまであと2年、このまま狂想曲が続くのか、それともペースが落ちるのか。
あまり経済効果うんぬんには興味がないわたしなので、採算を考えるのは当然としても、「儲かりそうだから」以外の目的と意思をもった宿がたくさん増えるといいなあと思っています。ゲストハウスプレスの取材先として、そのロケハンとして、単なる旅先のひとつとして。趣味のような仕事のような旅ですが、これからも楽しんで続けていきたいですね。

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ということで、さっそく今年後半泊まった宿を振り返ってみます。

9月 guesthouse ikkyu(和歌山)

7.8月はゲストハウスに泊まらなかった!7月は青森に行ったけどビジネスホテルに宿泊したし。

ということで久々の宿は9月に宿泊したikkyu。こちらも一棟貸しなのでゲストハウスプレスの考え方だと、他者との交流があまり見込めない一棟貸しスタイルはゲストハウスとは考えないのですが、オーナーの森さんにはとてもお世話になりました!

ここの特徴は「オフグリッド」なゲストハウスということ。電気を全部自給しているのです!
なので、お風呂や温水も太陽熱や薪。でもキャンプみたいな感じではなく、ちゃんと電気も不足なく使えるし、携帯の充電もできる。

五右衛門風呂を堪能したり、コンポストトイレに感動したり、楽しい時間を過ごすことができました。この時の取材記事はココロココで掲載中。グリーンズでも来月あたりに公開予定です〜

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9月 マスヤゲストハウス(長野)

ゲストハウスプレスの18号取材でお伺いした長野県下諏訪にあるマスヤゲストハウス。宿泊するのはたしか3回目かな。
こちらは一階のラウンジがフリースペースになっていて、夜はバーになって地元の人も普通にスナックみたいな感じで通ってくるのがおもしろいというかすごいというか。昔ながらの立派な和の旅館を、雰囲気を残しつつ吹き抜けを入れて明るくしたり、いろんな色をつかって明るく見せたり、そのバランス感覚がすごい。

けれど、なによりここの素晴らしいのは、スタッフがたくさんいて、ゲストに対してとてもきめ細かいケアをしていること。のんびりしたい人にはそういう場所を、どこかに出かけたい!という人には情報を。オーナーきょんちゃんは子育て中にもかかわらず、出来る範囲で宿に関わり、そのステキなエネルギーを維持し続けています。

このときはゲストハウスプレス一緒にやってるデザイナーのしおたんも弾丸日帰りで来てくれて、取材風景の写真もチラリと撮ってくれました。

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10月 シーナと一平(東京)

ここは看板と店名が反則技?(笑)
元とんかつ屋の看板をそのままのこした、一階がコミュニティカフェ、二階がゲストハウスなお宿。東京都豊島区、池袋から一駅の椎名町というところにあるゲストハウス。

東京も渋谷新宿あたりはちょくちょく行くけれど、最近は池袋にもあまり降り立たないのに、そこからさらに外れた地域というのは、わたしにとってはほぼ未知のゾーン。行ってみたら駅前の商店街のTHE昭和な雰囲気に驚きました。その下町感をうまく利用して、地元にも開かれた存在になっている一階のコミュニティカフェの存在がよいですね。

ゲストハウス部分も4部屋とこじんまりしていて、和室の個室には海外の長期滞在ゲストも多いみたい。ドミトリーがミックスドミしかないのがちょっと個人的には使いづらいかなー。混合ドミが絶対いやというわけではないのだけれど、男性のほうが「イビキ」率が高いもので・・・。ゲストハウス選びは。宿に何を求めるか、というところで需要と供給のマッチングが大事です。

10月 グリッズ日本橋イースト(東京)

日本橋・東日本橋エリアは最近出来過ぎやろ!ってくらいビル一軒まるごとの大型ホステルが増えてます。ここもそんなひとつ。

一階のコーヒー屋さんがオシャレ。こちらは女性専用フロアがあり、シャワーもドライヤーもバッチリ!な環境。ここでは二段ベッド型ではなくビジネスホテルみたいな(でもカーテンで仕切られてるという)一画があり、どんな感じかしらと思って泊まってみました。トイレとシャワーが別のフツーのビジホ感覚でしたね。値段設定にもよるけど、ずっと二段ベッドは息苦しい〜!でも予算が・・というときにはわりといいかも。

10月 UNTAPPED HOSTEL(北海道)

10月下旬に行ったLCC激安チケットを使った北海道旅。いろんなゲストハウスやホテルを味見?する旅でもありました。
こちらは一階が人気のごはんや「はるや」が入っているアンタップドホステル。 壁面の壁画がかなりインパクト大。

オーナーの神さん

階段で上がった2階以上がゲストハウス部分。手作り感はあるけれど、かなりいろんな部分をこだわり抜いてつくってるんだなあというのがわかる造作でした。奥に別館アネックスがあって、そこも見せてもらったのですが、共有リビングが広めでよかった。夏は庭や屋上でバー営業などもそうるそうで、そんな季節にまた訪れてみたい宿です。

10月 NO TRUCK(北海道)

ニセコ。外国人が激増えてると言われて10年位経つ場所。どんなんかなと思って行ったけど、結局一番多いひらふ地区には立ち寄らず、温泉入ったり紅葉が終わり枝ばかりになった冬間際の羊蹄山付近の写真を撮ったりしちゃいました。

ここは、ブッキングコムで見つけた宿。ニセコから真狩のほうに少し行ったところにある元レストランの宿。若い夫婦が経営していて、看板からもわかるようにスノーボーダーを中心に冬が経営のメインのようす。お客さんも海外からの人が8割くらいなんだそう。部屋数もベッド数も多く、ドミトリーだったけど1人で部屋独占できたので快適でした。

10月 めざましサンド店(北海道)

札幌のゲストハウス激戦区にあるカフェ兼ゲストハウス。

一階部分のみで、宿もこのカフェの奥にあるようなスタイル。ちょうど泊まった日の朝は雨が降っていて、朝ごはん食べるの外に出かけたくないなって日だったので、ちゃんとしたサンドイッチモーニングをおでかけせずに食べられたのはよかった。こじんまりながらもゲストハウス部分の共有スペースもあるので、ゆっくり次の日の計画を立てたりするのもできそう。

いろいろ写真で見るのと実際行ってみるのはホントに全然感覚が違うので、やはり実際にこの目で確かめる、ってのは大事だなーと思います。(この宿がどうこうという話ではなく)

11月 ゲストハウス錺屋(京都)

ついこないだ!と思っていたけど、もう1ヶ月前。数日前にゲストハウスプレスのフリーペーパーVol.19を発行させていただいた宿です。錺屋(かざりや)と読みます。京都の宿はたくさんあるけど、人生をゆっくり京都で数日過ごしてスピードダウンさせたいなって思う人には特に最高の宿。オシャレとか利便性とかではなく(どちらもよいのですが)写真を見て空気感みたいなものに惹かれた人は是非泊まってみてくださいませ。

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12月 ZABUTON HOSTEL(東京)

夜チェックインして朝早くに出てしまったので写真が・・・なのですが、一階がカフェになっているホステルです。
ここは東京タワーのすぐそば!六本木などにも近いエリアの宿。その割にはこじんまりとアットホームな雰囲気もあるゲストハウスでした。

ここは部屋のセキュリティのため全室番号式の鍵がついてるんですけど、それがちょっとアダで、トイレに行くにも鍵の開閉またはストッパーが必要。午前4時、うっかり締め出し食らった人がドアをノックして、わたしが開けに行くというちょっとした事件(笑)もありました。

2017年は国内ゲストハウスに24 +11=35泊 !

前半に比べるとピッチは落ちましたが、今年はゲストハウスわりとたくさん泊まったなという印象。ただ地域に偏りがあって長旅は海外が多かったので、めちゃめちゃ行った!という感覚でもないかな。来年の方針もなにも決まっていませんが、2018年もゲストハウスプレスの取材を軸に、そのロケハン兼ねてあれやこれや行くことになろうかと。どんな宿でどんな人とどんな時間を過ごせるのか、これからも楽しみです。

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