1-Travel 旅 1.04.1 Bigisland ハワイ島

キラウエア火山(ボルケーノ)国立公園は夜の溶岩を見るのが最高。

 2017年9月ハワイ島1週間の旅。まとめて読みたいときは #2017ハワイ島  からどうぞ!

ヒロから1時間弱のドライブでボルケーノへ

朝から移動して、ヒロに到着。ランチを食べたのち、ヒロからまた日があるうちにキラウエア火山の近くまで移動します。キラウエア火山の周辺は、現地では国立公園の名称もあってボルケーノ(英語で火山の意味)と呼んでいます。

Hawaii Volcanos National Parks : ハワイ火山国立公園公式サイト

距離的には大したことないんですが・・・また全然雰囲気が違う場所です。

標高がまた上がって1000m超え!

ヒロの空港を過ぎ、片道5車線くらいあった道路がどんどん減っていき、交通量も減って一車線ずつになった頃には、標高の表示も2000ft(600mくらい)とか書かれるようになります。急坂ではないのですが緩やかにずーっと上りなんですね。

火山の中で最大の火口ハレマウマウ火口がよく見えるトーマスジャガーミュージアム

標高1000mを越えるかどうかというあたりから、国立公園内に入ります。そこからずーっとかなりのエリアが国立公園。どのくらいかっていうと、公園内の道路標高1000mから0m地点まで一時間くらい降りるチェーン・オブ・クレーターズ・ロードもあわせてそのエリア全部。(公園の面積は324.4km2。ハワイ島の約3%にあたる。公園内には、1983年の噴火から現在も噴火活動を続けているキラウエア火山がある。また、ハワイ島の第二峰のマウナ・ロア山(標高は4,005m)の主要山地を含んでいる。そうです by wikipedia

全然常夏の海辺なイメージとは違う雰囲気。気温も低い。

標高1000m超えですから、当然山の気候。天気も変わりやすいし、緯度が低いとはいえやっぱり寒さもあります。9月初旬でも、夜は15℃くらいしかないことも多々あり。冬12月とかだとかなり凍える天気のこともあります。

植生もまたコナあたりともぜんぜん違う

ボルケーノビレッジはシダだらけのジャングルみたいな場所

通常、ツアーなんかで行くとヒロで宿泊、またはワイコロア近辺のホテルでピックアップしてヒロ経由で1日かけて見学に行くというパターンがほとんどで、夜の溶岩の様子を見られることはまれなんですよね。でも経験上、ぜったいここは夜がおすすめ!なのはわかっていたので、あまり大きな宿泊施設などはないけれど、小さなロッジやバケーションレンタル(別荘貸し)が多いボルケーノビレッジに宿泊することにしました。

 



ホットタブと卓球台があるバケレンで2泊

GoogleMAPがなかったら絶対たどり着けなかっただろう&暗かったらアウトだったかも、の分譲地の中にひそやかにあった10人宿泊可能な一棟貸しのバケーションレンタルに2泊することにしていました。

寒いってのはわかっていたので、屋外にジャグジーがある&卓球台があって暖炉もあるこの施設をかなり早くから予約。



まったくもってハワイの常夏リゾートのイメージとは真逆の、山岳ロッジ風の建物です(笑)初日の夜はかなり冷えたので、この薪ストーブも活躍しました!(もちろん誇り高く一発点火です!)


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夜のキラウエア火山を見に行きます

宿泊場所もわかったところで(初日に右往左往したので学習)暗くなった後、国立公園内に入ります。公園内は民家はなく、入場料もかかります(が、夜は誰でも入れるのがおもしろい)。

ゲートから車で10分ほど走ったあたりにあるのがトーマスジャガーミュージアム。展望台がある場所です。その日はレイバーデイという祝日だったので、かなり多くの車が停まっていて、駐車スペースあるかな〜と思いつつ駐車場入ったら、ちょうどいい感じで1台スッと空いてめちゃラッキーでした。今回こういう「1台だけ空いてた」パターン多し。こういうのをわたしたちは「宇宙が応援」と呼びます(笑)。ま、気の持ちようですが。

駐車場からぼんやり明るい光が見えます。なんじゃあれは〜!と興奮抑えきれず、望遠レンズをつけたカメラとともに小走りに展望台に向かいました。



今は火口の溶岩が活発で噴き出す溶岩が展望台から見学可能

冷えるし、人もすごく多かったから、人混みの間から見るのが精一杯だったけど、なんかすごい溶岩が湧き出ているのがわかります。望遠レンズで見たらさらに爆発!ってしてるのがよく見えました。ちなみにこの火柱みたいなの、小さく見えますが実際は5〜6mは軽くあるのだそう。
これでひょえービルの2階くらいまであるのか!と驚き。

公式サイトで2017年9月4日の動画を発見!

なんと、私たちが見に行っていた同じ日に、国立公園の撮影クルーもこの溶岩爆発の様子を撮影していたようです。
やっぱりこの日は活発だったのかなあ?たまたまかもしれませんが、この動画「そうそうこんな感じだった!」と思い出させてくれます。

わたしたちがキャーキャー騒いでたら、「よかったらどうぞ」と双眼鏡を貸してくれたやさしい日系人のご家族がおられて、お借りした双眼鏡で見たらまさにこのまんま!がはっきり捉えられました。今まで数回見てるかど、半端なく火口からの迫力は今回が一番すごかったなー。

次の日の朝ももう一度同じ場所に見に行きました。

朝の展望台は人も少なくおだやかな雰囲気。

オーシャンエントリーは今回諦めたけど、充分に堪能!

ドロドロの溶岩が、海に落ちる様子を「オーシャンエントリー」と現地では呼んでいて、今は別の火口から流れ出ている溶岩が海にも落ちていました。ただ自然なので毎日状況が変わり、そのときはそれを見るためには、カラパナという別の町(火口からだと車で1時間くらい離れている)まで行って、そこから自転車をレンタルして45分、さらにそこから歩いて15分してようやく見られるという状況。

夕方行って夜帰ってくるときは、簡単な舗装はあるものの真っ暗だからヘッドライト必須、ということで、「ここ30年は自転車というものに乗っていない」というメンバーもいたので、大事を取ってやめることにしました。みんなヘッドライトは準備してもらってたのだけれど、でもこれだけここで見られたら充分!だったようにも思います。

自然のことは、天気もそうだけど、この溶岩ドロドロもまったく読めない。以前はこの火口もまわりをぐるりと回れる道路があったけれど、今は火山ガスが出ているということでこのミュージアムより先は通行禁止。そのときそのときで、最高の選択をしていくその訓練を、旅では知らずとやっているようにも思います。

トーマスジャガーミュージアム

 

 

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