台北2日目は台北オシャレスポット巡りをがっつりと。
→2017年1月台湾旅記事まとめ #2017台湾
台北に来たのは2回目ですが、前に来たのがもう20年位前、しかも団体ツアーで連れてこられたのみなので、故宮博物院とか夜市行ったな〜位の記憶しかなく。その頃はまだまだ台湾、地下鉄もなく経済発展途上だったので、オシャレ?なにそれ?みたいな風情でした。
それが今や日本と変わらない位に若者が好むオシャレスポットがあるのだとか?カフェやら何やらしかも日本が台湾のそうした文化を参考にしてるところすらある、と。台南でもそれは感じましたが、いざ首都台北、どんなもんじゃろ?と事前リサーチを元に巡ってみることにしました。
地下鉄市政府駅から徒歩5分、突然現れる池と緑
朝、地下鉄に乗って辿りついたのは、市政府駅(捷運市政府站)。そこから歩いて5分位のところに松山文創園区と呼ばれるスポットがあります。
公式サイト:松山文創園區 http://www.songshanculturalpark.org/
高層ビル群が立ち並ぶなか、突然現れる緑と池!公園みたいに整備されてるみたいです。これはなかなか期待できます。
まだ朝早かったのであまり人はいません。店も最初はほとんど空いてなかった。
松山文創園区は元タバコ工場をリノベーションした大きなエリア
松山文創園区は、Travel Taipeiによると
松山文創園区は台北市信義区に位置し、敷地6.6ヘクタールに及んでいます。1937年、前身の「台湾総統府専売局松山タバコ工場」が建設され、最初の専業タバコ工場として台湾の近代化工業の工場建物の先駆けとなりました。建築物の風格は「日本初期現代主義」に属します。作りは簡潔典雅で、レンガ・ガラス・銅釘が精細に施され、当時は工場のモデルと称されました。
2001年、台北市政府により第99番目の市の史跡に指定され、園区内は次のように計画されました。市の史跡(オフィス建物・1~5号倉庫・製造工場・ボイラー室)・歴史建築物(検査室・機械修理工場・育児室)・特色建築(バロック庭園・生態景観池・浴場・多目的ホール)。
近年、園区内の空間再利用を活性化させるため、芸術文学・文化創意・デザインなどのパフォーマンス活動と連動、台湾創意デザインセンターとの合作で「台湾デザイン館」を設置し、国内著名のガラス工房とガラスアートを融合した「小山堂」を創設。軽食レストラン(機械修理工場内)もあり、園区はデザイン・文化創意産業の基盤拠点へと格上げされました。
ということで、中に入ってみます!
タバコ向上の跡地以外にいろいろな付帯施設があって、それぞれデザイン博物館だったりショップ・レストランだったりと工夫されつくられています。
サインボードなんかもちょっとカッコいい。なにより緑が多く残されているのがいいですよね。
閲楽書店がカッコ良すぎて気絶しそう
閲楽書店(Yue Yue Bookstores)ができたのは、2014年。まだ最近のことのようですが、ここがものすごーくカッコよかった!!!
まだオープンしてすぐの朝の時間に伺ったのですが、それでもお客さんがチラホラいました。今日本で流行ってるこだわりセレクトな本と、スペシャリティーコーヒーを販売するコーヒースタンドとギャラリーが兼ね備わった書店。レトロな建物をうまく活かしたショップのデザインや什器なども美しく、こだわっているのだろうなと思えるものばかり。
外観はグリーン。これはもともと以前からこんな色だったようですが、なんともレトロでかわいらしいですよね。
あちらこちらに日本LOVE的な要素は発見しましたが、こちら解説が日本語でも書いてありました!伊藤さんって書いてあるから日本の方がやってるのかなー?GOODMAN COFFEEは台湾の阿里山のコーヒーも焙煎していて、こちら以外にも台北に数か所コーヒーを出しているようです。
調べてみたらFacebookページにこんな文言を見つけました。アツイ!
『阿里山コーヒープロジェクト 台湾阿里山コーヒーを日本へ世界へ、、』
2008年旅行で訪れた台湾の阿里山で飲んだ一杯のコーヒーに心を打たれたところからの始まりだった。
日本に帰って調べてみると、日本人と台湾コーヒーは深い関わりのあるコーヒーだということが判明し、ますますこのコーヒーにのめり込んでいった。
しかしこのコーヒーは生産量も少なく、価格も高騰し台湾の国外では飲むことできない事実があった。
私は自分のあの感動を信じ、今度は自分でこのコーヒーを焼き情熱を吹き込み、日本の皆様へ、そして世界の皆様へ届けたい!本気で思い台湾へ移り住み、いよいよこのプロジェクトを始動させることができた。
台湾で取れた、育てたコーヒーはこんなに美味しいんだぞということを発信し、行動していく。
ちなみにわたしはここで阿里山コーヒーは飲まなかった気がする。(ちょっと高かったので)少し迷って止めたんだけど、やっぱり飲めばよかった!旅では迷ったらGO、というのがわたしの方針だけれども、やはりここでもそうだったのだ。ま、また次回!
映画のシーンに出てきそうな雰囲気あるインテリアが渋くてときめきます。
本は台湾語で書かれているので漢字で類推することしかできないんだけど、日本と同じで台湾の地方(観光地じゃない)ところの地域おこし的な役割となったセルフリノベのホテル&自転車屋さんをつくった人の冊子が売られていて、それは英語も少しついていたので、記念にというのと、台湾でも日本と同じようなゲストハウスのムーブメントが起こっているその中身がもしかしたらそこから見えてくるかも、と思って買ってみました。
いつかローカル線に乗ってその街を訪れてみたいなあ、日本の離島のようなそんな雰囲気がきっとそこにはあるんじゃないかな〜なんて想像してみたりして。
この書店の横に、大きなビルがあり、そこが誠品生活松菸店(公式サイト/台湾語)(誠品書店という蔦屋書店のヒントになったと言われる(※こちらのが先)オシャレ書店のライフスタイルショップ)と誠品生活がやっているホテル(誠品行旅|eslitehotel)があります。
続き、お隣の台湾デザインミュージアムについては ↓ こちらをどうぞ!
松山文創園区
行き方
松山文創園区はMRT市政府駅から徒歩約5分。のっぽビル台北101も見えていますが、この周辺だけ急に緑に覆われててのんびりした雰囲気もあってGOOD。個人的にはこの入口付近の池や近くの魯肉飯屋がお気に入り。ゆっくり時間を取って遊びに行ってみてくださいね。