福井から金沢までは普通列車で1時間半
朝、福井のゲストハウスSAMMIE’Sで、朝食をつくって食べたりオーナーやその日のゲストの方とお話していたりしてたらチェックアウト時間10時までゆっくりくつろいでしまいました。でも急ぐ旅でもなし、それもまたよし。
最初は朝のうちに金沢に移動して、その日の午後は金沢の街なかを巡るつもりだったのですが、とにかく今日も暑い!レンタサイクルとかまち歩きとか無理!もっと涼しいところでぼんやり過ごしたい〜と思ったので予定変更。GoogleMAPでどこに行こうか見ていたときに、金沢から先、能登半島に伸びていくJR線があることに気付きました。
福井から金沢までは、特急サンダーバード号もありますが、1時間に1本程度普通列車も走っています。1時間半なので18きっぷ的には短距離の部類。ということでまずは金沢駅に向かいます。
金沢到着。ロッカーに荷物を入れて、のとじま水族館へGO!
とにかく暑い!ずっと冷房のガンガン効いた列車に乗っていたい!と思い、目的地を探しているとJR七尾線というのがあり、その先に「のとじま水族館」という施設があることに気づきました。調べてみるとジンベイザメもいるなかなかよい水族館らしい。水族館はクーラー効いてて涼しそう!(笑)ということで、水族館到着予定時刻から閉館まで2時間半ほどしかないけれど、そこに向かうことにしました。
18きっぷは途中下車可能なので、一度駅で降りて、小型のスーツケースをコインロッカーに入れるべく探します。
今、金沢は外国人観光客を含め、多くの観光客が詰めかける状況になっています。当然コインロッカーも結構埋まっているわけで・・・。
最近は小型スーツケースが入れられる大型ロッカーも増えてきましたが、まだまだ少ないのが現状。
金沢駅は新幹線開通にあわせ、相当ロッカー数を増やしたようで、SuicaなどのICカードで決済できる新型タイプなども探せば見つかりますが、駅裏にあったりしてちょっと探しにくかったのが難点かな。
あと、100円のみのコインロッカーなのに、両替機が近くにない場所も多々ありますよね。たまたま私が見つけたロッカーには両替機が置いてあったけど、両替機がない、両替がどこでできるか案内がない(日本語でもなければ当然英語もあるわけなし)といった、細かいところでの不便さはまだまだ日本のあちこちにあると感じました。
ともあれ、無事に発見したロッカーにスーツケースを入れ、カメラを入れたバッグのみ持ちだしてまた列車に乗り込みます。
食料調達後、列車に乗り込みます
そうそう、お弁当も忘れてはいけません。
時間に余裕があれば駅のどこかでランチしたかったのですが、普通列車とその後のバスの乗り継ぎを考えると、あまりゆっくりもできず。日本は幸い空いている列車内の飲食は咎められませんから、駅弁(鱒寿司的なのだったかなー)とお茶を買って1時過ぎの列車に乗り込みました。
IRいしかわ鉄道は通過するなら18きっぷで通過可能
IRいしかわ鉄道は、もともと北陸本線の一部で、北陸新幹線の延伸開業に際しJR西日本から経営分離された第3セクター鉄道。のとじま水族館へはJR七尾駅か和倉温泉駅からバスに乗っていくことになります。
JR七尾駅に至るには、金沢ー津幡間を走るこの鉄道を絶対に通らなくては行けないため、「青春18きっぷ」と「フルムーン夫婦グリーンパス」について、七尾線への接続による通過利用の特例として、金沢 – 津幡間の普通・快速列車(普通車自由席)は途中下車しない条件で利用が認められています。
JR七尾駅到着。のと鉄道で和倉温泉駅へ
JR七尾線は七尾駅で終わり、今度はのと鉄道という鉄道に乗り換えます。
ここも昔は「国鉄」だったのが、JRになったときに第三セクターになったという私鉄の駅。なのでここは18きっぷは使えないので、1駅のみ切符を買って乗り継ぎました。のと鉄道の普通列車はもちろんワンマン運転。別に「乗り鉄」というほどの興味はないですが、地方のローカル鉄道って結構好きです。
和倉温泉駅もまた酷暑!日なたにいたら焦げる!という気温。日陰を探してバス待ちをして、駅前からバスに乗り込みます。同じくバス待ちをしていたのが、中国人と思われる家族か友人の集団。こんなとこまで!?と思いましたが、和倉温泉はインバウンド観光に力を入れていたんだっけかな・・・。(参考:わくらぐらし 英語と中国語2バージョン、韓国語版がある)
和倉温泉から路線バスで能登島へ
バスは和倉温泉の温泉街を通り、そのままいくつか印象的な集落を過ぎて能登島へ。能登島は今は橋で繋がっているのでバスでそのまま行くことができます。終点がのとじま水族館です。
ちなみに先の中国人らしきお客さんたちは、水族館の手前にある石川県能登島ガラス美術館というところで降りていました。人気あるのかな?