シーギリアロックはすごかった!登頂までの道のりースリランカ周遊旅3日目その1 からつづきます。
※スリランカ周遊1週間の旅 旅の準備とルート
階段、階段!
その昔、王様が宮殿をつくって住んでいた時代はどうやって頂上っていたのかやっぱりよくわかりませんが、今はとにかくものすごい急角度に無理くりつくったような階段を延々上って頂上を目指します。
岩の中腹でシーギリヤレディを見たのち、一度地上まで下り、さらにまた別の階段で上っていきます。上り口にはライオンの脚部分があってその足の間を通って階段が続いています。昔はライオンの顔部分もあったらしい。ちょっと調べてみたらこんな記述を見つけました。
シーギリヤ・ロックを上っていると中腹に、するどい爪をもつ動物の巨大な足が現れます。シーギリヤとはライオンの喉の意味で、当時は足だけではなくライオンの頭も上部にあり、宮殿に行くには喉の奥に入っていくユニークな構造になっていました。現在は頭部はありませんが、喉に飲み込まれるように足の脇から入っていくと、人を寄せ付けず、弟の復讐を恐れていたカーシャパ王の意図がなんとなく伝わってきます。
昔は王様専用のリフトがあったらしい?
急な階段は1930年代にイギリス人がつくったそうです。
ようやく到着〜!
頂上部分は平らで、昔の宮殿の遺構のみが残されています。それにしても絶景!
さわやかな風が吹いていて、のんびりゆっくり過ごしたくなります。
このあたりが一番高いエリアかな?昔あった宮殿というのはどんな建物だったのか興味は尽きません。
頂上にいた犬。お前はどうやって上ってきたのか?
ところで、頂上に人なつっこい犬がいました。野良犬??
いったいどうやってここに上ってきたんでしょうか?やっぱり階段??
物憂げな表情、ここに来なくてはいけない理由が・・・過去になにかあったんでしょうか?
と思ったら、単にエサくれって言ってるだけのようにも見えますね。たぶん、ただの野良犬です(笑)
絶景あれこれ
もーなにも言うことなし!絶景をお楽しみください。
高所恐怖症の人はこういう景色もダメなのかなあ?この写真だけ見ていると崖の上から落ちそう?にも見えるけど、実際は山の頂上と同じでぜんぜん岩の間際にいても危険ではないです。
頂上に水が!昔から水を汲み上げていたそう
頂上には宮殿跡とともに、現在も貯水池があります。
王の宮殿として使われたあと、13世紀頃までは仏教寺院として使われたらしく、沐浴場や修行のための場所も残されているようです。
わーこの水で水浴びしてる人がいるー!と思ってよーく見たら、一緒に来ていた友人も混じってました(笑)
階段を降りて戻ります。おつかれさま!
階段から下をみるとこんな感じ…。
来た階段とは違うルートの下り階段を下りて、ライオンズゲートまで戻ります。
いやー圧巻でした。
わたしはもともとそんなに遺跡マニアという人ではないのですが、やはり「有名な世界遺産クラス」の遺跡はさすが!の迫力です。(カンボジアのアンコールワットもさすがの迫力。今や人多すぎらしいですが)
このシーギリアロックは、まだそんなに外国人観光客がわんさかというレベルまでではないので、ゆっくりじっくり見られるよいチャンスじゃないかと思います。と思ったけど、冬場はヨーロッパの人とかが多く来るのかな〜?いずれにせよ、チャンスがあれば是非行ってみてもらいたい場所のひとつですね。
空撮写真の迫力がすごいけど・・・
Sigiriya – A Unique Plateau in Sri Lanka より引用
ちなみによく空撮写真がツアー紹介写真なんかでも掲載されてますが、アレは飛行機か気球に乗るか(あるのか?)、ドローン飛ばさない限り、現地では見られないのでご注意を!
しっかしすごい光景ですよねこれは。
スリランカ1週間周遊旅ー3日目その3 タンブッラの石窟寺院も見どころ満載 へつづきます