2- Lifestyle ライフスタイル 2.2 Diary 日々のつれづれ

書いて発信する、ということについて考えてみる。

ネット上で発信し続けてもう15年・・・。

わたしは、昔から文章を書くことは好きで、この世の中にブログというものが市民権を得る前から、Web日記みたいなのを公開していたこともあったし、個人でホームページを持つことに関してはほとんど先駆者といっていいkらいにやりはじめるのが早かったように思います。(ちなにに1996年に個人サイトをスタート:ちょこっとばななん放浪記は更新しなくなってもう10年以上経つけど、未だに見てくださる人はいるようで)

その後、自分でボディセラピーのサロンをやろうと決めたときから、Webでの発信は絶対必要!と思い、ハワイ島へマッサージ学校留学していたときからセラピスト修行日記in HAWAII(アーカイブだけ残ってる)というブログもやっていました。

そうそう、留学前はに仕事でもWebサイトの立ち上げディレクターやったり、掲示板の管理をしたりっていうのもやっていて、ネットでの発信がいかに大切で、そして大変かということも身にしみてわかっているつもり。

IMGP8278_1

何のために書くのか?誰に向けて書いているのか?

個人事業主という形態は、Webでの発信が不可欠の営業ツールだとわたしは思っていて、実際わたしのやっているボディセラピーサロン・モアナブルーは、そのほとんどが「ネットで検索したらブログの文章に当たって」だとか、口コミでうわさで聞いてその後サイトを見てお申込みをくださったりで、Web経由で基本知ってくださる方が8割くらい。それくらいブログやサイトでの発信力というのは大事だと思っています。

でも、その営業力強化、営業ツールとしてのブログ発信というのは、いかにも表面的な文章を書いて発信する理由であって、本当のところはもっと違うことを伝えたくて書いているんじゃないか?と思うときもあるのです。

それはいったい何なのか?
わたしはいったい誰に向けてどんなことを書きたい、伝えたいと思っているのだろうか・・・?極めて本質的な問いを、今改めて考えているところです。

IMGP8246_1

 

2016年は書いて、発信し続ける1年に。

今、ここ数年ずっと取り組んできつつあったものの、どこか中途半端で本腰を入れていなかった書いて発信する、ということ。けれど、神様がハッパをかけてくれたのか、ありがたいことに今年に入って公に発信するチャンスがたくさん巡ってきました。

ずっとライフワークとして2013年より取り組んでいたゲストハウスプレスの取材活動も去年ほぼ1年おやすみしていたものの、今年に入って再スタート。いろんなトラブルもあって、また新たにサイトを構築して発信していく準備に入っています。

IMGP8287_1

もちろん今年からスタートしたこのLive a good life のブログも、背中と腕の故障でほとんど書けなかった先月のブランクを埋めてこれからどんどん充実させたい。やることもりもり、ではあるのです。

でも、なんで急にこんなに書いて発信する!ということにこだわり続けているのか?自分でもよくわからない部分もあって。でも、とにかく何か大きな部分で伝えたいことがあることは間違いなくて。

IMGP8216_1

生きる力、人生を楽しむ方法を伝えたい。

何がわたしをそんなに書くことに掻き立てるのだろう?と考えたときに思ったことがひとつ。それは自分の中から湧き起こる「死ぬまで、生ききる」という気持ちと呼応しているのかもしれない、ということでした。

からだのケアをやりつづけて13年、からだとこころの関係性を見つめ続け、そこで気づいたひとつの事実。それはみんな全然毎日を楽しめてないんじゃない?ってこと。

わたしがボディセラピーの道に入ったのは、自分自身が難病指定を受ける病気の疑いと診断されたことが大きなきっかけでした。その頃のわたしは、自由を謳歌して、何ひとつ不自由なく楽しく生きている「つもり」だったけれど、実は全然そうじゃなくて、どこか「こんなんじゃない」「そこそこ楽しいけど、魂が満足してない」っていう状態。どこかで満たされない気持ちを持って、でも妥協してなんとか現実と折り合いをつけて生きていました。

でも、そのことが、わたしを病気にさせた。
そう気づいてから、絶対自分に嘘ついちゃいけない、人にどんなに「わがまま」と言われても、否、それよりも自分の中のいい子ちゃんが「そんなこと常識的に言ってありえない」みたいな文句をつけてきても、そこをちゃんと見つめるのが大事。

IMGP8226_1

本当にやりたいことは何なのか? 社会的に認められるから、とか格好がつきやすい、親が納得、とかそういう理由じゃなくて、自分の魂がわくわくすることって何だろう?そうやっていろんなことをひとつずつ止めてみて、残ったり新しく得たりしたことが、今の自分の人生につながっている。

そのわたしの辿った試行錯誤の年月、魂が喜ぶような楽しいことって何だろう?と、もがき探しつつ、発見してきたそのプロセスと手法を、あらゆる形で人に伝えたいんだ。そのひとつの形が「書いて、発信する」ということなんだな、と気づいたのでした。

MX_P2286_1

楽しく生きる、ってラクに生きるのとは違う。

ラクして儲ける、じゃないけど、楽しむことなんて簡単、そう思っている人ももしかしたら多いかもしれない。苦しいとかキツいとかしんどいことより、楽しむなんて簡単そうに思える。けれど、実はそうじゃない。

人生を楽しく過ごす、とか、楽しく生きるって、ある種のトレーニングを必要とするんじゃないか、と最近のわたしは思っています。
特に、「これは人のせいだから自分は努力しなくていいよね」「わたしがこうなってるのは、環境が悪いから」というような言い訳隊長になっている人は、日々を楽しく過ごすなんて夢のまた夢かもしれない。

楽しく生きるのは、結構大変なんです。努力も要るし、たぶんコツも要る。
楽(ラク)な生き方では決してない。

そこを勘違いしている人もいっぱいいる気がするのす。とにかく楽しく生きるためにはある種の(考え方や行動の)トレーニングが必要。

わたしはその方法として、旅に出ることだったり、からだの声を聴くことだったり、自分のことをブログやFacebookやインスタグラムなんかで発信することだったり、いろんなやり方やコツがあるよっていうのを、自分自身の生き方や文章での発信を通して伝えていこうとしているんですね、きっと。

IMGP8239_1

自分らしく、楽しく生きるための「手法」と「きっかけ」を伝える。

そう思うと、今、わたしがいろんなことを、いろんな媒体を通して書こうとしていることの本質がはっきり見えてきました。たとえば、表面的には旅のお役立ち情報に思えても、芯の部分はそこなんだと意識するだけで、伝える文章が少し変わるかもしれない。

そんな大層な生き方をしているわけでもないけれど、傍目から見たら十分「ふつうじゃない」生き方を貫き続けているわたしだからこそきっと伝えられることがある。

これからたぶんいっそう書くということに注力していくことが増える気がしているけれど、このことを忘れないようにして、流されないように発信していきたいですね。

2015-10-03 16.15.26_1

楽しい人生に必要なのはユーモアとセンスかも!

横須賀・田浦梅林で梅の花を撮ってきたよ。
赤ワイン煮込みとアヒージョのダッチオーブンレシピ

You Might Also Like