地味だけど素晴らしい。牧野植物園は癒しスポット。
2015年9月からスタートした高知へのご縁。
その頃から存在を知り、ずっと行きたいと思っていた高知県立牧野植物園へようやく行ってきました。
こちら、高知が生んだ「日本の植物分類学の父」牧野富太郎博士を記念して、1958年に作られた由緒正しい植物園。博士ゆかりの野生植物など約3,000種類が植えられています。1999年にリニューアルも行われ、展示エリアなどはとても美しくデザインされた建物で、ゆったりと庭園を楽しみながら園内を散策できるスポットです。
五台山の山頂近くにあります。
高知市内を眼下に見下ろせる五台山。この頂上付近に植物園はあります。頂上には駐車場があり、展望台とレストランもあります。こちらもなかなかの眺め!
かなり広い敷地に数多くの植物が植えられています。
牧野植物園はそこから少し下ったところにあります。
広い駐車場から土佐の地元の植物の展示を見ながら正門に入るといきなりどーんと展示エリアが。えらくモダーンな美しい建物です。
そこから南園、北園、温室、とそれぞれ広いエリアに植物が育てられています。
まだ早春の3月中旬、まだまだ芽吹いたばかりの植物や、まったく芽が出ていない植物も数多くありましたが、それでもコブシやネコヤナギ、アセビや菜の花などが咲いていて、もう写真パシャパシャ撮りまくり。
圧巻は南園の川べり!
菜の花が植えられ、コブシが咲き、梅がや桃のピンク色が映えて、春爛漫!といった風情の南園。ここはローズなども植えられているようなので、春から初夏にかけてはまた更に美しいのだろうな〜。
お弁当持ってピクニックできるようなエリアもあります
わたしが行った日はとても天気がよくてぽかぽか日差しだったので、つい芝生に寝転んでうとうとしちゃいました。ベンチなどもあり、指定のエリアでは飲食も可能の様子。
年パス買って通いたい!(年間パスは1年で4回行くと元が取れる計算)
温室はなんだかあの世みたいな美しさ。
熱帯の植物を紹介している温室に入ると、何ここ、天国?みたいに思える美しい花々が出迎えてくれました。
ちょうど夕方近くの太陽光線が斜めに入って、超きれい!
よくハワイで見ていた赤いアンセリウムや色とりどりのランなど、豪華絢爛です。
ブルーのヒスイカズラも咲いてました!
隣接する竹林寺も素晴らしい。
植物園の隣には、四国八十八カ所三十一番札所、竹林寺があります。

竹林寺山門
立派な山門をくぐると木立深い境内。大きな五重塔や庭園などもあり、こちらも見所満載。わたしは時間がなくて庭園には行けなかったのですが、次回は訪ねてみたいところ。
牧野植物園へは高知市内からmy遊バスで。
わたしは車で行きましたが、公共交通機関を使う場合は、1日1000円で乗り放題のmy遊バスが、日中は1時間に1本程度通っているようです。
桂浜などもまわっているバスで、各種割引などもあるので、高知市内で1日時間がある場合はこれを買って使い倒すのがスマートかなと思います。
※高知市内、あまり時間ないときはこちらの記事をご参考に!
JR高知駅周辺、2時間だけ時間があるときの過ごし方ベスト3