2.1 body&mind からだとこころ 3 News お知らせ

ボディセラピーの効果とは?

わたしの本業はボディセラピスト、と名乗っていまして、2004年にハワイ島で統合メディカルマッサージを2年かけて学んだのち、神奈川・三浦半島西海岸、葉山の少し南の秋谷(あきや)という海辺のまちで、ボディセラピーサロン・モアナブルーを運営しています。

参考:ボディセラピーサロン・モアナブルー

そもそもボディセラピーって何?

ボディセラピーってのもある種造語でして、つまりボディ(からだ)をセラピー(治癒)させること。通常は整体だとかマッサージだとか呼んでいるものはからだを癒す「手法」「方法」のことで、ボディセラピーというのはもう少し視野を大きくした概念だとわたしは思って使っています。

つまり、からだを整える・治癒に向かわせることはすべてボディセラピー。
その手法として、わたしが学んできた世界でも類を見ないほど多種多様な技術を用いた統合メディカルマッサージに加え、独自に学んだクレニオセイクラルセラピーやタイ古式マッサージ、チネイザン(腹部のマッサージ)などを用いて、お客さまのケアをしています。

こころの状態を整えるのもボディセラピーの大事な要素

またそのからだの状態を司る「こころの状態」にも焦点を当てて、からだの不調や痛みの「本当の原因」を探り、そこをカウンセリングと独自のボディリーディングと呼んでいるわたしの技術を用いて、こころの部分からからだの不調を改善する、ということも同時に行っています。

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「からだの声を聞きなさい」を読んでみて!

このからだとこころの関係性は、非常に奥が深くて、なんどか過去のブログでも紹介しているリズ・ブルボーさんの著作では、その奥深さとおもしろさを知ることができます。興味がある人は、是非読んでみてください。

<からだ>の声を聞きなさい

【増補改訂版】〈からだ〉の声を聞きなさい―あなたの中のスピリチュアルな友人【増補改訂版】〈からだ〉の声を聞きなさい
  ―あなたの中のスピリチュアルな友人

リズ・ブルボー 浅岡 夢二


自分を愛して!―病気と不調があなたに伝える〈からだ〉からのメッセージ 五つの傷―心の痛みをとりのぞき本当の自分になるために 【新装版】〈からだ〉の声を聞きなさい2-もっとスピリチュアルに生きるために お金と豊かさの法則 〈からだ〉に聞いて食べなさい―もっと自分を愛してあげるために

 

ちなみに、この1と2でいうと、パート2のほうがとっつきやすい?気がします。好みかもしれないけれど、わたしは2のほうが役立つな〜と思ったかな。

1のほうは、いわゆる「スピリチュアルなものの見方、考え方」を理解している人にはしっくり来ると思うのですが、「からだの声ってなんやねん」みたいなちょっと懐疑的なものの見方をしている人にとっては、「わけわからん」ってなりそうかも?他の著書も全部は読んだことないけれど、なかなか興味深いです。タイトルで損してるな〜と思う内容も多々。

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モアナブルーのボディセラピーの特徴

モアナブルーにご来店される方、ほとんど全員が、「こんなマッサージは初めて受けた!!」と衝撃を受けられます。確かにわたし自身、他のお店で自分のやっているようなスタイルのセッションを受けることはまずありません。

他のサロンと、あまりに違い過ぎるので、あまり比較したことはなかったのですが、特徴としては以下のことがあげられるかな。

1 「こころの状態」を読み取ってから「からだ」をケア

まず施術時間が3時間、と長いのも特徴。
なんでそんなに長いのか?というと、最初にカウンセリングとフットバスで約1時間かけています。それは、その方のからだの不調の根本原因となる「こころの状態」や「考え方の癖」を、気軽にお話を聞きながら探っているため。

「つい肩に力が入ってしまう」から肩こりが慢性的、という方は多いのですが、そもそも何故つい肩に力が入るのか?ということを解決しないと、1時間肩を揉みほぐしてマッサージしたところで、1日のうちあとの23時間は常に肩に力が入っているわけで、その場合効果はとても限定的。

だとしたら、「肩に力が入るそもそもの原因」を、少しでも減らすことが重要になってくるわけです。1回のカウンセリングで、その原因が根本解決に至るということは難しいですが、こんがらがった糸を少しずつほぐしていくように、お話をしていく中で、ご自分では気づかないこころの癖を見つけ、解消していく作業を、からだのケアの前段階として行っています。

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2 マニアックで専門的なボディケアの数々

カウンセリングが終わるといよいよからだのケアに入るわけですが、わたしがいろんな施術方法を学んできた中で、こういう方法が良い、と取り入れたものが主に3つあります。

ひとつめは、筋膜リリース
正確には筋筋膜リリースといいます。英語だとMyofacial release と書きますが、簡単に言うと、筋肉と皮膚の間にある薄い皮のような筋膜に焦点を当て、全身を覆っているその膜の状態を、引き攣れたり硬くなってしまっているところをリリース(解放)していくというもの。

・・・と書いたところで何のことやら?と思う人がほとんどかと思います。それくらいまだまだ日本では知られていないし超マニアック。
施術の中では、ドライワークといって、マッサージ用のオイルやジェルなどを使う前、皮膚に直接触れて、つねられるような感覚がある不思議な感覚になるトリートメントです。

もうひとつは、深層筋マッサージとトリガーポイントのテクニック。
筋肉というのは、多層になって構成されているのですが、普段ならたどり着けないはずのその深い部分にある筋肉に、正しい知識と手順を追って手を届かせて、そこにある筋肉の神経が一番詰まっている起始と停止の部分を中心にぐりぐりっと硬くなった部分に刺激を加え、筋肉全体を緩めるというもの。

トリガーポイントは、東洋の技術でいうところの「ツボ」みたいなもので、筋肉それぞれにある刺激点のこと。ここをケアしていくことで、やはり筋肉全体を緩めていくことができます。

さらに、クレニオセイクラルセラピーという、脳脊髄液の流れを整えるという、これまた説明するのが超絶難しいセラピー方法があり、それらをミックスさせてケアして行くのがモアナブルーの施術の特徴です。

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3 セラピストが読み取った「からだからのメッセージ」を伝える

そして最後、施術が終わってお着替えを済ませていただいたのち、アフターケアとして、ドリンクを飲んでいただきながら、施術を受けた方ご自身が感じたことをお話していただいたり、セラピストであるわたしが受け取った「からだからの声」をお伝えしたりします。

このからだからのメッセージというのは、時と場合によって全く違っていて、はっきりと「こんなこと」と具体的に感じてお伝えすることもあれば、そうでないときもあります。

でも、わたしから翻訳して伝えるよりも、一番大事なのは、ご自身が施術を受けられているときに気づく感覚こそが何よりも大事なこと。それは「痛み」だったり「くすぐったさ」だったり、あるいは「悲しみ」や「拒否感」だったり。

メッセージというのは何も「文章で来る」とは限らないのです。
ことばにできない感覚、それこそが五感をフルに使って受け取っているメッセージ。そうしたことをご自分で受け取っていく、受け取っていいと許可することが、モアナブルーのボディセラピーでお伝えしている一番大事なことなのかもしれません。

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3月23日、本日より4月からのサロンご予約再開です!

というわけで、長々とわたしがやっているボディセラピーというものの説明とその想いを書いたわけですが、ここ3ヶ月ほどはおやすみをしておりまして、本日よりメニューやシステムも一新してご予約再開となりました!

ボディセラピーサロン モアナブルー
http://moanablue.com/

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写真の美しい海は、去年の3月に行った沖縄・久高島の海。
久高島は、沖縄のひとにとっても特別な「ニライカナイ(神様がいる)」島と言われていて、今でも数多くの伝統儀式があり、私有地がない、という不思議な島。

前回行ったときは宿泊はしなかったけれど、自転車を借りて島を一周したり、小さなこの島に1泊するのがほんとうはおすすめ。

朝、海岸で日の出を見たり、ゆっくりのんびり過ごすと、ほんとうに自分が必要なものが何なのか? 手放す必要があるものは何なのか? ただただリラックスして過ごすなかで、なんとなく腑に落ちるような気がしています。

今のわたしは、この久高島で過ごしたときのような、静かで落ち着いていて、それでいて暗くはなく、明るい未来を見ているようなイメージ。これから先、どんなお客さまと、どんな風に対峙していけるのか?自分自身もとても楽しみにしています。

参考:ご予約状況・お申し込み方法について

現在、4月15日〜27日でのご予約・ご契約のお申し込みを募集中です!
お問い合わせなども気軽にどうぞ!お待ちしています〜。

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「東京ゲストハウス部」部長としてオズマガジンに登場しました!
6日目ースリランカ・アーユルヴェーダマハゲダラホテル滞在記

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