からだラボーMoana blue STUDY

脳脊髄液と頭蓋仙骨系(クレニオセイクラルシステム)

脳脊髄液の流れ

中枢神経系とは、脳と脊髄の中にある神経のかたまりのことをいいます。ともに髄膜という膜に覆われていて、神経が傷つくのを守っています。この髄膜の中に流れているのが脳脊髄液という液体です。髄液とも言われます。脳脊髄液は、リンパ液のように無色透明な弱アルカリ性の液体で、細胞成分はほとんど含まれません。脊髄を守る以外に、脳の水分含有量をコントロールしていることが医学的に知られていましたが、そのことで、人間の自然治癒力に関わる大きな役割があることが最近わかってきました。

脳脊髄液減少症という疾患があり、この液体が事故などの原因で漏れだしてしまった場合、頭痛や神経痛、耳鳴り、聴覚過敏、めまい、ふらつきなどの神経症状、自律神経系の乱れによる極度の倦怠感、易疲労感、睡眠障害、免疫異常により風邪をひきやすくなる、アトピーの悪化、内分泌機能異常として性欲低下、月経異常、子宮内膜症の悪化などの症状も現れることがあります。つまり、脳脊髄液の役割がこれらと密接に関係しているようなのです。

この脳脊髄液の流れをセラピストが感じ、調整していくテクニックが、クレニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)というもので、上記のような症状をその人が持つ自然治癒力を大きく引き出すことにより改善できるのです。