高山のゲストハウスの素敵な3軒をご紹介
9月末、台風の影響を思いっきり受けながらも堪能した飛騨高山&古川の旅ではゲストハウスプレス主催「会いに行く旅」の1泊イベントを含め3つの宿に滞在しました。とてもすばらしく、特徴も少しずつ違いましたのでそれぞれ個別にご紹介します。今回ご紹介するのは2日目に宿泊したTomarotto Hostelです。
Tomarotto Hostel ーとまろっとホステル
こちらは高山の駅前にある老舗ゲストハウス飛騨高山ゲストハウスとまるの二号店にあたる店舗です。
1階部分はすべてラウンジになっていてharubaruという名前がつけられています。毎日ではないですがここがバーやカフェになることもあります。今回こちらの会場を使って夜トークイベントも行われました。
カウンターの後ろの壁の色合いが素敵ですが、これは珪藻土に色がつけられるものがあるそうで、それで塗ったとのこと。壁にペンキではないのでより味わい深い色味になっているのですね。うーんいいなあ(わたしDIY好きなのです)。
この宿はとまるのオーナー横関真吾さんを中心に、地元の有志やいままでとまるに宿泊された方などたくさんの人の手で改修が行われました。古いビルを改修しているので、いろんなところに古ビルならではの味があります。
そうそう、Tomarotto(とまろっと)は、とまるの姉妹店という類似性もありつつ、Tomaru + a lot (たくさんの)という意味で、多くの人に協力してもらってできたという意味もあるのだそうです!なるほど!!
夜はこんなかんじでお客さんにゆったり座っていただきながらプロジェクタ使ってトークを行いました。
2階のホステル部分はどうなっている?
最近は高山に宿の総数が増えたのもあり、ドミトリー需要よりも個室需要が増えているそうです。なのでTomarotto Hostelも小さめのドミトリーを想定してつくったものの、実際は一部屋の個室として予約いただくことが多いそう。
奥にベッド1つ、手前に二段ベッド2つがある個室。3人で旅行するとエキストラベッドを入れるとか、部屋割りも困ることが多いのでそういうときには便利なつくり。他にも4人、6人で泊まれる二段ベッド型のお部屋があります。
すごかったのは洗面所とトイレの壁!1階のバーカウンター同様、横関さんが一生懸命つくりました。「トイレの壁は10日くらいかかった」とか言っていたような。ぜひ泊まったときに見てみてください(写真撮ったけどボケてたw)
2階にも小さなキッチンとテーブルエリアがあります
宿泊部屋がある二階部分にも小さなキッチンとテーブルエリアがあり、朝ボサボサの髪だけどちょっとコーヒー飲みたい、なんてときに(笑)重宝します。実際わたしは朝お茶をここで飲みました。フリーコーヒー・紅茶やひととおりの食器なども揃っているので、サクッとなにか食べたり飲んだりしたいときに重宝します。
入り口はなんだか懐かしいようなガラス扉。以前は薬屋さんだったと言われていたような(あいまい)。立地はJRの駅を出て右手に数分歩いたところで、近くにはモーニングもやってる素敵な喫茶店 などもありそこそこ利便性は高いです。ただ駅ど真ん前!ではないので、高山のまちなか暮らしを体感するごとく、連泊してじっくり拠点にしたいなって人に特におすすめですね。ここを拠点に高山から上高地や北アルプスを攻めたいみたいな人とか、そういう山好きの高山側の交流拠点になったら楽しそうだなーなんて妄想しました。
Tomarotto Hostel とまろっとホステル