1-Travel 旅 1.01.1 Morocco モロッコ

マラケシュのリヤドはまるで天国。想像を越える美しさと優しさに大感激ーモロッコ旅04

2017年12月、旅人ワンダラーユウコのモロッコ旅の様子。旅のまとめは #2017モロッコ からどうぞ!
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マラケシュ駅に到着。タクシーでフナ広場近くへ

マラケシュ旧市街はメディナと呼ばれ、ユネスコ世界遺産にも指定されています。スークと呼ばれる迷路のような入り組んだ街並みとそこに展開される市場、色とりどりの花(バラが有名)が先、タイルが美しい池や泉がある公園など、砂漠の民の時代から変わらない光景がそこには残されています。

今日の宿はその旧市街、メディナの中でも一番知られているフナ広場(ジャマ・エル・フナ広場)から徒歩数分と、比較的行きやすいと思われるところ。夜は途中の道から通行止めになるそうで、一番近いと思われる交差点でタクシーを下りました。ここから先はGoogleMAP先生だけが便り。

とはいえ、通りの向こうからすでにワイワイがやがやした雰囲気が伝わってきます。

夜のフナ広場のカフェや露店

マラケシュ旧市街は城壁に囲まれ古い街並みのまま今の生活が続く

昔から変わらないメディナの風景。もちろん売られているものはどんどん変わってきているのでしょうが、なんというかとにかく人の熱気がすごい。数日このあたりをウロウロしているだけでも充分満足できてしまう圧倒的な情報量と密度があります。

今は荷物があるのでとりあえず広場の端を通り過ぎ、宿への行き方のディレクション通り、広場の右奥から続く道路を通って目的地へと向かいます。

GoogleMapを見ながら急遽予約したリヤドへ

マラケシュ行き(とわかったあと)の列車の中で、急遽ネット予約したリヤド。実は旅の後半にマラケシュの宿を予約する際に、一度検討したものの予約でいっぱいだったため諦めていたところでもありました。それが1日だけ空きがでたのか、直前50%オフ!とかのセール価格になってポッと出ていたのです。なんとブッキングコムのクチコミ評価9.2だか4だかの超高評価の宿。写真もうっとりするほど美しい・・・。一気に期待も高まります。

リヤドとは?

リヤドというのは、モロッコの旧邸宅を利用した家庭的なスタイルの宿のこと。日本でいうとペンションとか民宿っていうイメージが近いのかもしれませんが、もう少しデザイン性が強く、リノベーション古民家宿っていうのがイメージ一番しやすいかな、と思います。

だいたいわかりにくい場所にあって、古いモロッコスタイルの家を改装してるので門構えが素朴というか、外からは何がなんだかわからないのが特徴。玄関・入り口がわかりにくいけれど、入るとあっとびっくりな世界が待っているというわけです。

こちらは初日に宿泊したところとは違うリヤドの玄関

入口付近。この奥?

そうした情報は事前に手に入れていたものの、いざスマホ片手に探すとドキドキします。どうやらメインの道から路地を入ったところにあるらしい。

RIAD と書いてある金色の看板がすべてリヤド。この先にいくつか別の宿があるっぽいです

で、この看板の奥がこちら。

え、この先?ほんとに?という感じ。灯りがついているし、子どもが歩いているような雰囲気だから怖くはないですが、入り口がどこか探し当てられるかちょっと不安になってきました。

この路地の先でしばし佇んでいたら「なんか探してるの?」って通りがかりの人に聞かれたので、宿名を言ったら、なんとわたし、ドアの目の前に立っていたっぽい。なのに一瞬わからなかった!(すごく看板小さいし!暗いし!)

基本、リヤドでは部外者を入れないため夜間はドアが閉められているようす。最初に「ピンポーン」って鳴らしても少しの間誰も出て来ず不安に・・・。一緒に教えてくれた人が、ドアの閂?をガンガンガン!って叩いてくれて、少し待っていたらようやく主人がドアを開けてくれました。ほっ合ってた!

待っていたのは別世界。

扉が開いたリヤド・エルボルジュ(Riad El Borj)。
中に入ると…わっ!ナンジャコリャ!

夜の灯りに照らされた中庭は、アラビックなタイルがきらめき、お庭の中央には小さな噴水、さらに中庭に植えられている木にはオレンジっぽい柑橘がたわわに実って黄色く光っていました。

中庭を取り囲むようにしてソファなどが置かれたお部屋があります。上を見上げるとそこは空。静かなその空間は、外の喧騒とは大違いです。

まさにアラビアンナイトのような美しさにうっとり・・・


チェックインのため、少しここで待つようにと言われた場所には、夜になって冷えたからか、暖炉の火がついていました。ウェルカムミントティーをいただきながら、チェックイン手続き。私以外に人の姿も見当たらず、なんだか急におとぎ話の世界に紛れ込んだ不思議な気分。

親切過ぎるフランス人オーナーが屋上へも案内してくれました

ほどなくオーナーさんが戻ってきて、市内の様子や観光するならここがおすすめ、と地図にラインを引きながらあれこれ教えてくれます。なにせ地図があっても迷路のように入り組んだ無数の通路があって、しかもその通路ひとつひとつが入りたくなる誘惑に駆られるような魅力的な光景だったりするのであっという間に迷子。あまりに狭い場所はGoogleMapのGPSすら効かないため、おすすめルートといったサジェスチョンはとても助かります。
 

この方はどうやらすごく頼りになる!思ったわたし、マラケシュの町案内がひととおり終わったところで、
「ところでわたし、実は今回のモロッコ旅の予定がまるっきり変わっちゃったんだけど!どう過ごしたらいいと思う?」と聞いてみました。そうしたらまたいろんな過ごし方を一緒になって考えてくれる・・・なんていい人なんだ!そして夕食を食べに行ったあと、もう一度相談しようということになり、部屋案内を兼ねて、その他のリヤドの館内を案内してくれることになりました。

2階の廊下から中庭を眺めた様子

屋上にはテラスがあって、そこで朝食を食べることができます。もちろん夜の間ここでくつろいでもOK。
「は〜!」とため息をつきながら暗いのにもかかわらず写真をバシバシ撮っていると、もっと景色のよいところに案内しようといって、テラスより更に上にある、隠し部屋みたいなところを通って、最上階のスペースまで案内してくれました。

リヤドの外の様子までよく見えます

遠くに光るのがマラケシュメディナの目印にもなっているクトゥビーヤ・モスクの塔。空には月も光っていました。

この景色の素晴らしさにも感激しましたが、なによりこのフランス人オーナーのホスピタリティの半端なさに感動。密かに「マラケシュのタカムラナオキ」と命名。(タカムラナオキとは、個人的に最高にイケてる日本の宿:ホトリニテのオーナーさんのお名前です。尊敬のあまりの敬称略(笑)関連記事はこちら)さすがブッキングコムの最高評価はハンパないっす。

ああ、フェズじゃなくて今日このマラケシュに来られてよかった。(フェズの宿も評判よいところ予約してたけど)きっとこの後の展開も絶対楽しくなるはず!そう確信した時間になりました。

 

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