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2017年行ってよかった場所ベスト3ー海外個人的体験編

行ってよかったベスト3 個人的体験編

昨日の記事では2017年に行ったなかでよかった場所をご紹介しましたが、今度は場所が美しいとかすごいとかそういうのではなく、自分の体験として「すごかった・・・」という場所や体験をご紹介。もの好きな方は?ぜひ参考になさってください!

第3位 台北・北投温泉の共同湯の大混雑入浴体験

台北からMRT(地下鉄)に乗って小一時間。北投(ベイトウ)温泉と呼ばれるエリアがあります。ここは日本統治時代に日本人がそもそもは開拓したという温泉地。今は箱根みたいな感じで、この北投と新北投温泉あたりはホテルがあったり貸切風呂があったりする保養エリアとして知られています。

2017年1月、結構寒い1日だったので、温泉で温まろうと思って探したのがこのエリア。調べてみると結構いいお値段するんですよね、日本の資本が入っているところもあるし。ただ、調べてみると基本このあたりは貸切風呂がメインなのですが、いわゆる日本式の銭湯タイプの公衆浴場もあるにはある。で、そういうところのほうがラドン温泉の泉質もよくてよい、という評判。泉質にこだわるわたし、これは行くしかない、と目的地決定。

がしかし、相当すごかった!

↓ 参考記事 ↓

台北・北投温泉のレアで超上級者向け日帰り温泉スポット

価格は安いけど、とにかく混雑っぷりがハンパなく、さらに脱衣場がない!というのがカオス過ぎる。ありえへん!しかし、中に入ると身振り手振りでおばちゃんやおねえさんがここに浸かれ、とか時間かけてゆっくりしたらええ、みたいなことを言ってくれたりして、なかなか得難い体験でございました。

ちなみに2月に行ったラオス・ルアンパバーンでも地元人御用達のハーバルサウナに入ったけど、あれも相当混雑(しかも真っ暗)しててかなりカオス体験だったなー。

台湾ではその他ゲストハウスを巡ったり、かっこいいデザイン施設やカフェにあちこち行ったり精力的に動きました。日本の影響もすごく受けてて、それをいい感じにアレンジしてつくっていてめちゃよかった。また暑すぎず寒くないいい時期に行けたらいいなー。温泉は他にも(その時閉まっていた)コアなヤツがあるようなので、そことか、阿里山近辺の露天風呂などにも行ってみたい。

↓ 参考記事 ↓

台北の松山文創園区はカッコよすぎ!閲楽書店でノックアウト寸前。

 

第2位 2年ぶり2度目のスリランカ・アーユルヴェーダデトックス旅

スリランカにここ数年ご縁があります。2015年に行ったアーユルヴェーダホテルお籠もり10日間と、友人夫妻と3人で巡ったスリランカゴールデンルート旅行。そして2017年6月に行くチャンスが訪れた1週間のアーユルヴェーダホテル滞在。

アーユルヴェーダは、日本では一度も施術を受けたことがないくらい素人なのだけれども、こころとからだをメンテナンスするためには、ヨガを取り入れ、カラダの内側から食べ物とハーブのお薬で解毒して、ゆったりした時間のなか、オイルで施術を受けるというこのミックス技は最高だなと思っていて。

なんとなく日本でそれをやるとお寺の修行っぽくなってしまうんだけれども、スリランカだと豪華なヘルシーリトリート体験になる。価格もオールインクルーシブだと思うと、英語メニューを受けいられればそれほど高くないし、アーユルヴェーダのドクターはきちんとした専門医だし 。日本でもいつかこういう施設ができたらいいのに、と常々思っているのだけれども、日本だと病院が監修するとどうにも病院っぽさが抜けないか、または人件費的にも星野リゾート的な超高価格帯にならざるを得ないわけで。

ま、そんなわけで、航空券代金だけなんとかなればあとは休みをゲットするだけ。
このときはスリランカ航空の特典航空券が利用できたので、かなりお得に滞在することができました。5日以上滞在すると部屋もアップグレードしてくれたし、音楽療法とか言って、自分のためだけにシタールの演奏とかしにきてくれたりとか、オフシーズンということもありめちゃ贅沢な毎日でした。

詳しいスリランカ旅の様子は #2017スリランカ #アーユルヴェーダ からどうぞ!

第1位 モロッコの鉄道でほっこりしてたら列車乗り間違えてた事件

こちらはつい最近の出来事。Facebookで繋がっている人はこの事件をリアルタイムで笑顔で実況してビックリさせたようですが。

先日行ったモロッコの初日、カサブランカ空港から1本列車を乗り継いでフェズという北東方向にある都市にいく予定でスケジュールを立てていたのですが、途中駅で乗り換える際、トイレに行って帰ってきたら、列車が来ていてみんな一斉に乗り込んでいるではないか!電光掲示板はFes行きと書いてあったので(時刻は書いてなかった)何の疑いもなく乗り込み、必死で空いている席を見つけて。

コンパートメントというヨーロッパによくあるボックスシートの向かい席にひとつ座るスペースがあり、乗っている人たちもいい感じの家族連れだったので、ホッと一安心。前に座っていたおばちゃんにサンドイッチやみかんをもらったり、隣の子どもたちとGoogle翻訳使って会話っぽいことをしてみたりして超和んでいたところ・・・。

ふと夕陽がキレイだなーと車窓を眺めて、はて、今どこにいるんだっけ?とGoogleマップを見たら、目的地と全く逆方向に向かっている!!!ということが判明。ひえーーーっどうしよう!

もう列車は発ってから2時間近く経っていて、日も沈んで暗くなりつつあり。ここから逆方向行きの列車を待つのは危険過ぎる・・・。もうここは全部諦めてこの列車の目的地マラケシュ(全然逆方向)に行くしかない、と決めました。

それから(ネットは繋げてあったので)その日の宿をその場で予約、予約してあったフェズの宿に(となりの男の子に頼んで)電話してもらってキャンセルの連絡を。(なんか通じてなかったみたいで夜中に国際電話かかってきたけど)

夜のマラケシュ駅

計算外のことこそ、旅の醍醐味

このときのモロッコ行きは、実は全行程予定を決めてあったし宿も予約してあったのですが、この逆方向事件のため、まったく全部の予定がキャッチアップできなくなって。でも、そのおかげでなかなか泊まれないマラケシュの超人気宿に当日予約(半額セール)で宿泊でき、そこからサハラ砂漠に行くことになり。

自分で思ってもみなかった旅がそこからはじまったのでした。今までいろいろハプニングあったけど、今回のこれは結構たいへんなミスだったにも関わらず、なんだか全然不安にならなかった。きっとこれはよい予兆ってなんか思えたし、実際そうだったし。 

3位から1位まで、激混み温泉からスリランカのアーユルヴェーダ旅では日本人のゲストと仲良くなって途中でバイクタクシー貸し切りでバワのホテル巡りしたときに突然タクシーのブレーキが効かなくなって、そこらへんにいたお兄ちゃんのタクシーに乗り換えて走ったり、いろんな想定外なことがあったけれど、その全てが最高の思い出であり、旅の醍醐味でもあって。

こうした想定外を旅という非日常でどんどん体験しておくと、日常生活に戻って、毎日を過ごしているなかで、予定通りにならないことなんて本当にちっぽけで大したことないように思えてきます。それこそが、旅が人生を鍛えるとわたしが思っている最大の効果なんじゃないかなと思うのです。

突然効かなくなったブレーキの様子をチェック

 

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