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奈良駅から徒歩で森林浴!春日山原始林は天然記念物指定のパワースポット。

奈良公園の近くで森林浴!?

大阪難波から近鉄に乗って35分で到着、近鉄&JR奈良駅周辺は奈良公園や東大寺など、有名どころがたくさんあって気軽に行ける観光地ですが、そんな場所でも森林浴ができるパワースポットがあるのをご存知でしょうか?

奈良・春日大社の奥にある春日山は、御神体扱いということもあり古くから大切に護られてきた原始林。特別天然記念物として国の指定も受けている立派な森。大阪市内に普段住んでいるわたし、以前は家の裏に山道があり自然がすぐそばにあったけれど、今は都会のど真ん中なので、なんとなく「森」「森林浴」「ネイチャーウォーク」的な清らかな場所を求めていました。

調べてみると、藤の名所でもある春日大社の奥が、どうやらかなりいい!ということで、さっそく出かけてみることに。

左手側が奈良駅、そこから奈良国立博物館を経て春日大社、その横手から若草山をぐるりと巡るようなかたちで、春日山原始林と遊歩道が整備されています。

春日大社の裏手・春日山は切ってはならぬと言われた神聖な森

 

 奈良市の東部山並みにひときわ美しい稜線を描いている春日山原始林は標高498m面積約250ha
 の広さがあります。古来春日大社の神山として信仰の場であったため、ほとんど斧を入れず9世紀頃
 には禁伐令が出されるなど積極的な保護がなされて原始性を保ってきました。

  うっ蒼と繁茂した巨木の林相は、常緑広葉樹(カシ、シイ類)を主とした暖帯林を代表とし暖地性の
 蔓性植物(フジ・カギカズラ)やシダ植物(ウラジロ・イワヒメワラビ)の種も多く、また温帯性、寒帯性
 の樹木も混生し800余種からなる多様な植物社会が形成されています。 そして、昆虫、鳥類の動物も
 豊富に生息しています。  ー奈良県春日山原始林解説ページ

 

春日山原始林は、厳密な意味での原始林ではなく、16世紀に豊臣秀吉によって約1万本のスギが植えられたり、台風被害で植栽を加えたりなど、ある程度人の手が入った林でもありますが、大切に保護されているのは間違いなく、最近はユネスコ世界遺産に認定されるなど、その価値がさらに知られるようになってきました。 

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とはいえ、気軽に森林浴が楽しめる遊歩道が整備されています

朝から時間かけてガッツリトレッキング!ハイキング!という選択肢もありますが、春日山遊歩道として整備されているなかで、若草山山頂に向かうルートは道幅も広く、通常の観光ルートも楽しみつつ、のーんびり軽く森林浴を楽しみたい人に最適なコース。

自動車は通行不可、たまにマウンテンバイクの人が通る程度です。少しずつ高度を上げていきますが、息が上がることもなくのんびりと森林浴を楽しみながら歩けるルート。

ところどころに、屋根付きの休憩舎があります。お弁当やおやつ、なんならキャンプガスなど持ってお湯沸かして野点コーヒーなんていうのもよさそうです。

ハードなコースは1日がかり。

今日は若草山山頂まで目指します。往復のんびり歩いて休憩入れて3時間くらい。
ただ、その先途中から鶯の滝、石窟仏方面に分かれる道があり、そこへ行ってぐるっと周回するルートを取るとまる1日がかりの本格ハイキングコースになります。そっちも興味あるけど今回はお預け。

若草山山頂へ向かうコースは1時間程度で楽しめるお手軽さ

遊歩道スタート地点は春日大社の奥。月日亭という割烹旅館の先あたりになるのかな。春日大社までは人もたんまり歩いていますが、ここらあたりはゴールデウィークですらこの状態。人混みが嫌いな方にはピッタリ!(笑)

このルートの存在があまり知られていないのかもしれませんが、とてももったいない!特にこの手軽さ&本気の森は外国人はかなり喜ぶアトラクションかと思うので、英語でのルート整備を含め、是非積極的に推進するとよいのではないかなーと思いました。

一応なんとか山頂のとこだけは英語表記が追記されているけど、自分が「漢字読めない人」とかこれがタイ語表記のみだったら・・・とか想像すると、帰りもこの標識見たときに理解できないのは心もとないかも。

新緑の季節は緑が美しい!

歩いていると、本当に気分が朗らかになっていきます。まさに森林浴!緑が美しいです。

歩きながら、何度木漏れ陽に光るこのグリーンのグラデーションを見上げたことか。全然聞き分けられないけど、鳥のさえずりもずっと聞こえていました。

紅葉の時期もすばらしいそう

ここは、紅葉シーズンが一番有名だそうで、モミジの木がたくさんありました。このグリーンが全部黄色や赤になるかと思うとそりゃあすごそうだ。

ただ、この森に多いのがシイノキらしいのですが、ここ最近虫(外来種)による被害で枯れてしまう被害も多くあるそうで、ニュースでも取り上げあられていました。実際たまにそういう立ち枯れした木も見たりして。こうした森を管理している人がいるからこそ、楽しめる森なのだなあと改めて思います。

道が広くて歩きやすいから、あまり秘境感はないけれど、森そのものは深いところもあって、ここから突然鹿が現れたらビックリするだろうなあなどと思いつつ、ずんずん歩きます。

若草山山頂まで無料で行けます

途中で駐車場に出て、そこから若草山山頂方面に合流します。
さっきまでの人気のなさはどこに行ったのか?駐車場はフル。空き待ちの車で渋滞していました。急に別の世界に飛び出してきたような気分。

若草山山頂は絶景!

山頂へは東大寺方面からの直登ルートもあります。そちらから歩いて来る人も多い。というかそれが正規ルートなのかな。

おおお〜!絶景かな。

若草山は毎年山焼きをするので、山頂付近から下は芝生のようになっています。なんか北海道の丘!みたいな風景。

直登ルートにはゲートがあり、入山料を払って入ります。冬期は閉鎖。

若草山

山全体が芝生でおおわれており、三つの笠を重ねたようなので三笠山ともいいます。
高さ342m、広さが33haあり、山内のあちらこちらで鹿を見ることができます。
春には桜、秋の紅葉、ススキと四季折々の自然を楽しむことができます。
山麓、一重目、二重目、山頂(三重目)、鶯塚古墳周辺道などで違った景観をお楽しみ頂けます。
(鶯塚古墳周辺道は二重目料金所を北(山頂へ向かって左折)へ進む)
歩行時間は、山麓ゲートから30分~40分位で山頂へ到着します。ー奈良県若草山サイト解説

 

そうそう、山頂に古墳があるんですよね。奈良だから古墳、フツーにどこにでもある感じ。調べてみると、この鶯塚古墳、結構大きな前方後円墳で、枕草子に出てくる「鶯陵」というのはここだといわれています。標高300m以上の山頂にある古墳としては最大級にで、通説では仁徳皇后の墓とも・・・ということですが、まったくそんな大物感がない、この今立ってる場所が古墳?みたいな扱いでした。

確かこれは古墳の上から撮ったような・・・

もちろん、鹿とも触れ合えます

春日山遊歩道では会いませんでしたが、若草山山頂にはいっぱいいました、鹿さん。

人の気配を感じたのか?こちらをガン見する鹿

あなたはちょっと、その・・アルパカさんのような・・鹿っぽくないっすね

 

動画でシミュレーション!こんな感じです

写真も撮りつつ、少し動画も撮ってみました!どんな雰囲気かはこれでばっちり!奈良公園周辺に行かれる際のオプションとして是非体験してみてくださいね。

 

春日山原始林(遊歩道〜若草山山頂へ向かうルート)

 

 

 

おまけ。帰りは古民家リノベの素敵なキッシュ屋さんで!

春日大社の奥にあるこちらのお店、ランチ時には行列でしたが、帰りに立ち寄ったら軽食タイムで美味しいキッシュやタルトなどのケーキとワインが楽しめました。

キッシュ専門店 レ・カーセ
〒630-8212
奈良市春日野町158 (奈良公園内)
 http://quicheteria-lecase.com/

 

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