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大人の夏の青春18きっぷ旅初日。JR西日本が誇る新快速で大阪から長浜へ

大阪駅を起点に、北陸から長野経由で関東に戻る計画


今回の18きっぷ旅の予定は約1週間。大阪を出て京都を通り過ぎ、滋賀・福井へ。福井のゲストハウスで1泊し、その後石川県に入り金沢で2泊。その後富山経由で長野入り。長野で2泊して関東に戻るというスケジュールを考えました。
わたしは大阪スタートでしたが、当然この逆パターンもあり得ます。連泊したので1週間かかりましたが、弾丸でやれば3日もあれば回れるコースです。全然オススメはしませんが・・・。

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車窓から見える夏の入道雲

 

大阪駅から新快速で滋賀県へとひとっ飛び。

西日本におけるJRの立場というのは、私鉄王国と言われる関西圏にあってちょっと弱くて、例えば東京の山手線ほど大阪の環状線はリスペクトされてないというか、あまり利用されていません。だいたい内回りとか外回りとか、何回聞いてもわからんわ!!(ボヤキ)

だからというわけではないのかもしれませんが、JR西日本はとにかく「速い!」ということをさかんにPRしており、以前は大阪ー神戸へ一番速い(だったかな)とかいう看板を駅に出していたほどです。

(画像検索したら記事発見。2013年まで現存していたよう)

ともあれ、グリーン車はないものの、全席向かいあわせのシートでゆったり座れ、びゅんびゅんかっ飛ばす新快速。これで大阪から滋賀方面および兵庫県姫路方面へは新幹線を利用せずともかなりのスピードで移動できます。18きっぱー(青春18きっぷを利用して旅する人の総称。旅人の中ではそれなりに通じる用語)には重宝する電車です。

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ちなみに滋賀県といえば鳩のマークの「平和堂」地元の強力スーパーチェーン

 

暑すぎて予定変更、終着駅まで列車の中で涼みます。


当初の計画では滋賀県の近江八幡という駅で降りて、ここで少し自転車を借りてうろうろしてから福井に向かう予定でしたが、とにかくこの週(8月第一週)はめちゃくちゃ暑かった!なので、歩きはもとより自転車だって乗りたくない!という気温。
確実に座れる新快速(15分毎に出ている)に乗ったところ、その行き先が「長浜」行きだったので、少しそこを訪ねる寄り道をすることにしました。

そうそう、この18きっぷは途中下車は何回でも自由なんです。改札で切符と日付スタンプを見せたらそれでOK。その自由さもよいところのひとつでしょう。

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カフェっぽいお店。倉庫を改装したのかな?

普通&快速列車は乗り継ぎ時間のチェックが必須

特急や新幹線ではなく、いわゆる在来線と呼ばれるローカル線普通列車は、1日に出ている本数が限られていることもしばしば。特に長距離を走り、その先への乗り継ぎがよい発着を考えると、「この列車を逃すと次は2時間後」といったこともよくあります。最近はスマホで乗換案内アプリがありますから、時刻表をにらめっこしなくてもよくなって、その部分はとても便利になりました。

今回、北陸方面に抜けるにあたって、一番速くて便利だったのが大阪から湖西線経由で福井県の敦賀まで直通している新快速。けれどこれにはタイミングが悪くて乗れなかったのと、滋賀のどこかで途中下車したかったので、東海道本線利用の新快速を使いました。米原行きというのが多いのですが、私が乗ったのは長浜行き。長浜といえば最近親しくさせていただいている写真家MOTOKOさんがローカルフォトアカデミー(キックオフイベントの様子)をされているところだったはず!

ということで、次の乗り継ぎまでの40分間で見られるとこをサクッと見ようという作戦です。

持ち時間40分。見どころを押さえて駆け抜ける!

40分しか時間がないということは、せいぜい移動するとしても駅から歩いて10分以内のところに限られます。
駅到着までにGoogleMAPでまちの様子を予習。どうやら徒歩7分位で、まちの中心部にあたる黒壁スクエアに行くことができるようす。とりあえずこのあたりまで写真をサクッと撮りながら歩いて、その様子をざっくり見てこようという作戦を立てました。駅に着いたら早速移動開始。駅前に何があるか?(主に飲み食いするところ)も確認しつつGO!です。


あ、GO!といえば、ポケモンGOもやりたかったんですが、旅先でやるとバッテリー消耗がハンパないのでこの旅ではほぼ自粛しました・・。ポケモンGOに関しては、旅先でも何回か話題になって、その度に世代間格差がすごかったです。(わたしは全くポケモン世代じゃないので、ゲームの全てが新鮮です。どうやら20代後半から30代前半あたりが子供時代にドハマリした超ポケモン世代のよう)

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滋賀県といえばもうひとつ「とびだせ坊や」の多さも一部で有名。

長浜は北国街道の要所で、古い洋館も多いところ


長浜(ながはま)市は、滋賀県北部、奥琵琶湖と呼ばれる湖北地域にあります。※長浜のかんたんな概要

明治時代に建てられた洋館が残されていてレトロな雰囲気と、戦国時代から続く交通の要所・北国街道の古い街並みがミックスされて、懐かしいような不思議な感覚になる場所でした。
 

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開知学校という名前で呼ばれている明治時代の学校校舎。現在はバー?

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これが長浜観光のシンボル的存在黒壁スクエア


個人的にはそこに向かうまでに見つけたキョーレツな外観の食堂が気になって仕方がない。
今度行ったときは絶対ここに行きたいと誓う・・・。

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しっぽくうどん、鯖寿し、よもぎうどん?・・・気になる。

とにかく時間がないので中は何も見ず、黒壁スクエアまで行って、「暑いのに人が多いな〜」と思いながら駅に舞い戻るという感じでした。ま、今回は下見ということで。滋賀県のこんな奥地にこんなに観光客も訪れる場所があったなんて知らなかったな〜。

腹が減っては戦はできぬ。食料確保も忘れずに。

ちょうどお昼どきを過ぎたあたりだったので、電車の中で食べるものを物色していたら、近江牛を使ったお弁当を売っている店(お肉屋さんだったかと)を発見!ちょっと奮発してそのお弁当を購入。お店のおねえさん、気を利かせてお弁当温め直してくれて親切でした。

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このお弁当は空いた車内と近江塩津の駅舎で食べました。美味しかった〜

なんとか次の電車の発車10分前くらいに帰ってこられたので、最初にチェックしていた駅前のコーヒーショップでアイスコーヒーゲット。お手洗いやなんだかんだを済ませて次の列車に備えました。

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アルフィーの坂崎さんが選んだガラス食器と写真機??謎すぎるのぼり。

次の列車は近江塩津行き。福井県の少し手前の駅で、長浜からは20分程度。そこでまた北陸本線の普通列車に乗り換えて、敦賀経由で福井駅へ。夕方4時過ぎに到着しました。

大人の青春18きっぷ活用法は、新幹線や特急も駆使して効率的に!
福井駅前ゲストハウスSAMMIE’Sに宿泊した夏の18きっぷ旅初日。

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