いよいよスリランカ鉄道の旅、スタート
犬と一緒に列車を待ちます。
同じように風光明媚な列車の旅を楽しむプランを組んでいる旅行者は多いようで、チラホラ似たような軽装の観光客を見かけました。
鉄道マニアが喜ぶ!手動タブレット交換
わたしはあまり鉄分が濃いわけではないので詳しく走らないのですが、以前テレビ番組で、人力でこの輪っかみたいなのを交換する「タブレット交換」というのは、もはや超レアだというのを見聞きしていました。そしてこの駅員さんが持っている輪っかがそれっぽい!ので、ぜひ動画を撮らねばと思い、iPhoneをスタンバってたんですが、わたしのミスでまったく録れておらず・・・。
この輪っかと、列車が持っているスタフ?とかいうものを交換して、安全に運航してますよというのがわかる仕組みなのだそうです。よくわからんけど、この輪っかはかなり年季が入ってますね。白制服のおにいさんもナイス。
ということで、特等列車に乗り込みます!
列車の特等席はこんな感じ
確かに特等!モニターまであります。(あまり見てないけど確かテレビ番組的なのやってた)これに乗って3時間ほど山岳路線を進みます。途中までは上り勾配、途中の駅からは下っていき、エッラ(ELLA)という駅まで行きます。
特等クラスの車内は結構混んでいて、子どもたちなども乗っていました。でも貨車と貨車の間にドアはなく、思いっきり外が丸見えで、雨が降ったらびしょ濡れになります。
絶景!だったけど、雨がひどくて写真はあまり撮れず
霧立つ山岳地帯と茶畑の連続で、風景はとても素晴らしかったけれど、走っている途中かなりの雨が窓ガラスを叩きつけるような状態だったので、特等席でお菓子食べたり、途中駅で乗り込んできたチャイ売りのおじさんからチャイを買って飲んでみたりしてました。
このハプータレー駅で下りる人は結構多かったです。ここは、ヌワラ・エリヤよりも更に秘境感漂う高原地帯で、世界一有名な?紅茶会社リプトン社のサートーマス・リプトンの銅像があることでも知られています。
エッラ駅到着!
ものすごい段差を飛び降りて駅に到着です。ここはスリランカの中では比較的バックパッカー向けの安宿などが立ち並ぶエリアがあるようで、駅から少しだけ歩いたところにある通りの左右には、いかにも旅人が沈没しそうな雰囲気のカフェやゲストハウスが立ち並んでいました。1ヶ月くらいあるならタイみたいにスリランカでも鉄道やバスを使って這いつくばるみたいな旅をしたいけど、いろいろもう若くない(体力的にキツイ)なあ・・・とも思ったり。
こんな車もありました。
どちらのアダチさんかわかりませんが、スリランカは日本と同様左側通行だからか、日本の中古車が多く見られました。最近ロゴつきの車自体、日本に減っているからか聞いてたほどは見かけなかったけど、ときどきいましたねー。一番ウケたのはこれと同じくらいのバンで「ニッポンレンタカー」が走っていたときかな。
絶景!絶壁!滝!
鉄道旅のあとは、エッラの駅で待っていてくれたチャーター車に乗り換え、更に標高を下げて南下し、南のサファリがある国立公園近く、ティッサマハーラーマまで走ります。
絶対こんなの上りたくない!(上れないのかな)というような断崖絶壁がの絶景が続きます。
雨のあとで水がニゴニゴですが、なかなかの滝ですね。ここは観光地らしく、滝の前にいろんな屋台が出ていました。
こちらでしばしチャイ休憩。おっちゃんが炭で湯と牛乳を沸かし淹れてくれました。おいしかった〜