ヌワラエリヤ中心部から少し外れたところにある鉄道駅へ
午前中、のんびりヌワラエリヤの町なか散歩を楽しんだのち、午後からはさらに南へと下っていきます。スリランカは鉄道も面白いと聞いていたので(遅いけどローカル風情と絶景が楽しめる)、今回は荷物は全て車に載せたまま、手ぶらで3時間ほどの鉄道旅を楽しむオイシイとこどりの計画です。
駅っていうからもう少し開けてるかと思いきや、これでも十分開けてるというか、ちょっとしたお菓子などを売る商店とトゥクトゥクが待っている程度のローカル風情。食堂っぽいところがあるかと思ったけど、ぱっと見た限りは賑わっているところは見当たらず。列車到着まで1時間程度のんびり待つことに。
駅の後ろに拡がる丘は全部茶畑。
駅のはずれでうろうろしていると、制服を来たおじさんに声をかけられました。 注意されるのかとおもいきや・・・
フォトグラファーTAKの立派なカメラを見たからか、写真撮って送ってくれと要望。メモに住所を書き出しました。
モニタの写真を見てご満悦。そこらへんにいたおにいさん(たぶん駅の関係者)に、景色がいいところがあるから案内する、といって線路沿いに歩いて連れていってもらう流れに。
海外の鉄道駅はフォトジェニック
もちろん日本の駅もいいところはいっぱいありますが、例えばどの国も高速道路は似たようなものですが、駅はそれぞれ違っていておもしろいですね。ローカル線になればなるほど写真の撮り甲斐があるのも世界共通かも。
レストランって書いてあったからどんなとこだろ?と見に行ったのですが、寂れた売店みたいなところでハエが数匹ブンブンしていたので、そのまま引き返してきました(笑)。
逆行きの列車。ホームと列車の段差があり得ないくらい高くて、荷物入れるのも自分が上るのも一苦労。
線路沿いを歩いてお散歩(駅長公認)
駅にやってくる列車は一日数本。それ以外は通らないし、のろのろ動くので危険度が低く、みんな線路沿いを歩いて生活道路みたいになっています。
ちょっとした渓流みたいなところまで連れてきてくれました。日本にいると小川っぽいところなんて「山に行けばどこにでもある」と思ってしまいますが、海外で日本の渓流みたいな景色って意外と少ないです。だからからか、アジアの人たちもヨーロッパ系の人も、みんな「滝」に行ったり見たりするのが大好きですよね。日本人も好きだけど、「ありがたさ」というか、興奮度がそれぞれ低い気がします。
フツーにカラスですが、なんかカッコ良かった。
単なる待ち時間でしたが、のんびり過ごしたこの時間もなんだかしみじみいい時間でした。